→その1からの続き
さてラウドパーク初日10月8日(土)。
この日は朝から関東では小雨がぱらついていました。
ライブでは極力荷物は少なめに、ということで
私は折りたたみを手にさいたまスーパーアリーナに向かったんですが、
こういうときにはビニール傘を使い捨てに考える人が多いようで…
入り口ラウパ看板前も傘置き場
1日目はまだこんなもんでしたが、2日目はより雨が多かったのでもっとすさまじい状態になってました。
あれはほとんどすべてそのまま捨てられちゃうんでしょうね。もったいな~。
正面が入り口で、入ってすぐのところでスタッフによるチケット確認と荷物確認がなされます。
ま、ふつうのライブ会場と一緒ですね。
写真左側、車いす用入り口は、公演中の再入場出入り口にもなっています。
私は各日券を購入していたので、その半券が出入りのパスになっていましたが、
2日通し券を購入していた人はリストバンドをもらい、それでチェックを受けていたようです。
入ってすぐの左側にはタイムテーブルと会場マップ
右側には歴代ラウパのポスター?の垂れ幕がぞろり
まだ音楽も聞こえてきませんが、けっこうここらへんからテンションが上がってきました♪
入り口から伸びた廊下にはこんなマッサージコーナーもあり、けっこう繁盛してました。
まあ長丁場のイベントだし、(私も含め)ハードロックファンには年寄りが多いですからね、
体もいたわってやらないと(笑)
入場は2階で、ここから1階のステージおよび物販フロアに下りていきます。
2階だか1階だかにあったラウパのイメージボード? ちらっとしか見てないんでよくわかんないんですが…。
1階に下りると、OFFICIAL BARがありました。
入場の際にワンドリンク券を購入するんですが、その交換所です。
スタッフがプラスチックのカップに交換した飲み物を注いで渡してくれます。
そしていよいよステージ…
メインステージ、ULTIMATES STAGEとBIGROCK STAGE
サブステージ、1日目はKINGDOM STAGE、2日目はEXTREME STAGE
(同じステージですが、日ごとに名前変えてました)
下、過去、2ステージのときのラウパのエリアマップですが、会場の設置状況はこの図を見ればわかりやすいでしょうか。
メインステージとサブステージは別室になっているんですね。
左側の「MAIN ARENA」とあるほうがメインステージルーム、右側のグレーの三日月形の部分がサブステージルーム。
メインステージルームの中央のオレンジ色の部分はオールスタンディングで一帯にブルーシートが敷いてあります。
ステージがぶり寄りで見たい人は前方に詰め寄り、興味のない人は後方で眺める。
実際には後方は休憩箇所と化していて、みんな座ったり寝転がったり。
指定席を購入した人はメインアリーナ両側のサイドが席です。
サブステージルームは位置的にはメインとさほど離れていませんが、
合間の黒い部分、ここがけっこう防音してまして、
移動したら、一方のルームの音は聞こえてきません。
サブステージルームのほうもメイン同様ブルーシート敷き、
一方メインと違い自然光が入るつくりになっていて、
上の写真からもわかるように、ステージの激しい音楽とは対照的に、あらなんか健康的な印象(笑)
サブステージルームの後方には屋台が複数あり、
ステージ近くに食べ物を持ち込むのは禁止ですが、屋台の周辺では飲食できるようになってます。
私が入場したときにはメインルーム・ULTIMATE STAGEでALDIOUSという日本の女子バンドが演奏してましたが、
(ラウパは洋楽イベントですが、一部邦楽アーティストも参加してます)
アニメの主題歌みたいな印象で真面目に聞く気にもならなかったので、
後方に行って、長丁場に備えて休むことにしました。
ごろんっと寝る
ギターやドラムの爆音が鳴り響くライブ会場で寝っ転がったのなんて初めてです。
観客に、事前に思っていたようなコワイ格好の人などはいませんでした。周りはいたってフツーの人ばかり。
ただし服装は、男も女も年寄りも若者も、総じて黒のアーティストTシャツにパンツ。
しかもヘヴィメタルやハードロック・アーティストのTシャツだから、
柄もヘビとかサソリとかドクロとか、ヘンなのばっかり。
…一般人から見たら妖怪の集団にでも見えるんじゃないか(笑)?
しかし…
いうなればまったくの別世界。
外界の、日常世界とはかけ離れた、黒ずくめ集団と爆音しかない世界、
そうしたなかで天井を眺めながら、しみじみ、
ああなんて幸せなの
と、喜びをかみしめながら、あらためて、
「やってきたぜ! ラウドパーク!」と感慨にふけったのでした。
→その3へつづく