花と英語と音楽と、ときどき×××

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〈英語よもやま話〉「大掃除」はgeneral (house) cleaning

2017年12月30日 | 英語よもやま話

今年も残り2日。
大掃除をしなくちゃいけませんねえ。
私は掃除だとか片付けだとかが大の苦手
しかしやはり1年の締めとしてやらねばなるまい。

さて大掃除。

日本ではこのように年末に行うことが慣例ですが、
欧米では春に行う地域が多いようです。

そのココロはというと、
冬の間用いた暖房、昔なら暖炉とかになるわけですが、
そこから出たススをとるのに合わせて家中大掃除してしまう、ということらしいです。

ですので「大掃除」を和英辞書などで調べると、
そっちの慣例に合わせた「spring cleaning」になっちゃう。
これじゃ日本の年末の大掃除にはそぐいませんね。

ですので、日本の大掃除を英語で言い表すには
単純にgeneral (house) cleaning(総合的な家の掃除)でいいと思います。

「大」とついているからといって「great」とかつける必要はないです。
グレートな掃除、ってヘンでしょ。どんなだ(笑)

日本語を英語に訳す際には、字面ではなく、
それぞれの持つ意味、習慣や慣例を理解したうえで行うことが大切です。


〈英語よもやま話〉the last working[business] day of the year「仕事納め」

2017年12月29日 | 英語よもやま話

前回の投稿からずいぶん間が空いてしまいました…(←小声で)。

今日は通勤電車もけっこう空いていました。
早いところは今日あたりから年末年始休業に入っているのでしょう。
で、私自身も今日が
the last working day of the year「仕事納め(の日)」
でした。


私が今行っている仕事は年末年始が繁忙期なので
休みといってもいろいろやることはあるんですが、
まあそれでも一応休みは休み。
長い1年が終わってほっと一息というところです。

さてthe last working day of the year
the year」の部分は
その年の数字(2017)や「this year」(今年)など入れてもOKです。

またこちら、「個人」が自分のことをいう場合には
上記のように「the last working day」でいいと思いますが
会社」が仕事納めです、という場合には、
the last business day」というほうが適切と思います。
日本語にしてしまうと同じですが、
working」だと「(個人が)仕事を行う最後の日」
business」だと「(会社・企業が)営業[業務]を行う最後の日」
というニュアンスが色濃く出るからです。


the」の部分も

「自分」のことなら「my」、
「(自分の所属する)会社・企業」のことなら「our」と言いかえられます。

文章によって使い分けてみてください。



Today was my last working day of 2017.
I will spend my holidays relaxed at home.
自分は今日が2017年の仕事納めの日だった。

休みは家でのんびり過ごすつもり。


This year our last business day is December 29.
We will close for business at 4:30 pm, on the day.
今年の弊社の最終営業日は1229日です。
その日は4時半に終業いたします。