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〈音楽〉Treat Japan Tour 2017 at 渋谷クラブクワトロ

2017年05月21日 | 音楽

去る517日水曜日、スウェーデンのハードロックバンド、Treat(トリート)のライブに行ってきました♪

Treat2015年にクラブチッタ川崎で行われた
KAWASAKI ROCK CITYという複数バンド出演のイベントライブ以来の単独来日。
今回は『Ghost of Graceland』という新譜を引っさげてやってきました。

今回は事前に他国でのライブでのセットリストもしっかりチェックして万全態勢で参戦!

セットリストはコチラ↓

Ghost of Graceland
Better the Devil You Know
Nonstop Madness
Ready for the Taking
Papertiger
Do Your Own Stunts
Dreamhunter Medley
~Sole Survivor / You're the One I Want / Take Me on Your Wings / Best of Me / Dancing on the Edge / Outlaw
Inferno
Love Stroke
Roar
Get You on the Run

~Encore~

Skies of Mongolia
We Own the Night
World of Promises


週半ば、平日夜にもかかわらず、当日はほぼ満員御礼。
観客は男子率が高かったでしょうか?
開演前から声援や拍手で盛り上がる盛り上がる♪
(しかしクワトロは観客フロアにででんと居座る4本柱が邪魔!)

オープニングは新譜から『Ghost of Graceland』。
のっけから、観客みんなバンドに合わせて歌う歌う!
サビ以外までも観客があれほど歌うのは、
これまでBon Joviの『Livin' on A Prayer』以外見たことありません!
しかも今回は新譜中心のセトリ、それをあれだけ覚えてきてるとは…
ファンがどれだけ今回の来日を楽しみにしていたかがわかりました。

特筆すべきは同じく新譜からのInferno
これはワールドプレミアつまり、ライブでは今回日本が初お披露目!
新譜ではお気に入りの曲だったので、思わず歓声を上げてしまいました!

Papertiger』は大好きな曲なので、今回のライブに合わせて歌詞を覚えていきました♪
これだけは他の観客に負けず歌ってきたぞ(笑)
キャッチーなメロディラインですが、歌詞はなかなか深い。
これはいつか訳してこのブログにUPしたいなと思います。

もともとこのTreatの曲はどれも聞きやすく、
アルバムにはキラーチューンがたくさんあるんですが、
特にライブで盛り上がると思ったのは
Roar』と『We Own the Night』。
特に『We Own the Night』はアンコールでもあったのでクライマックスでした☆

概観としては…
観客の、ライブ自体の盛り上がりとしてはサイコーだったんですが、
ボーカルのロバート・アーンルンドは、高音、出てませんでしたね。
でも今回は本当に観客がみんなよく歌っていたので、そんなのは吹っ飛びました。
あれだけ一体感を感じられるならば、多少声が出ていなくとも、ええ、かまいませんよ(笑)

しかしこうなると、あらためて思うのは、
先日行ったFair Warningのトミーはつくづく奇跡のボーカルだなあ…。


シメは『Papertiger』のPVをどうぞ~↓



〈音楽〉Fair Warningライブ祭り! ~その2~

2017年05月07日 | 音楽

→その1からのつづき


さて前夜祭から中1日空けて、今度は422日・23日、週末土日のクラブチッタ川崎。

 



22日は1993年に行われたクラブチッタ初来日公演のセットリストおよびデビュー・アルバム全曲網羅ライブ。
23日はリレコーディング新譜『Pimp Your Past』含むベスト選曲ライブ。

前夜祭でボーカル、トミー・ハートの調子がバッチリなのは確認済みなので足取りも軽く♪
25周年ライブということで、両日ともほぼ満員御礼でした!

しかしこのトミー・ハートという人は、
ボーカリストとしてピカ一と思います。プロ中のプロ。
Fair Warningはかなり高音の歌が多いんですが、
それがアナタ、25年も活動して、年も食ってるのに、
CDそのまんまの歌唱、いやそれ以上? 
とにかく最初から最後まで、衰え知らずに飛ばす飛ばす。

何曲かはサビを観客に投げた曲もありました。
When Love Fails』とか『Still I Believe』とか。
でもトミーのは、よくある「自身で歌えないから観客に投げる」ではない「投げ」、
そう思える歌唱力です!

Still I Believe』はけっこう長いサビを観客に投げましたが、日本人に長い英語の歌詞はムリー(笑)
1日目は私も含めほとんどが歌えず、トミーは苦笑いで「明日は練習してきてね!」。
そして果たして2日目、
みんなしっかり練習してきて1日目に比べ、しっかりStill I Believe~♪
トミーもベースのウレ・リトゲンもニヤリ。

ウレは相変わらずおばさんでした(笑)
写真で見るとふつうに男性なんですが、ライブで見ると、なぜか、
私にはウレはカッコイイおじさんというより、キレイな年配の女性なんですよね~(汗)
なんだろ、Fair Warningはベースもギターもあんまりオーバーリアクションしない、
淡々と演奏するスタイルだから、そう見えるんでしょうか?
(でもギターのヘルゲはちゃんと男に見えるんだけどなあ…)

1日目、後半、トミーはFair Warningと記されたフラッグを持ち出して、
マイクスタンドにくくりつけ、そのまま2日目もそのスタンドを使っていました。
それは初来日の際ファンが渡したフラッグで、そのファンは最近亡くなってしまったらしく、
「きっとこのライブにも来たかったろう」と、トミーはそのマイクで歌ったとか。
エエ話や(涙)

多くの洋楽ミュージシャンが、埼玉で演ろうが横浜で演ろうが「トーキョー!!」と連呼するのに対して
トミーはしっかりちゃんと「カワザキー!!」。
正確には「カワサキ」ですが、まあよろし。
坂本九のカバー『Sukiyaki』(上を向いて歩こう)もお約束。
「日本はやっぱりいいねー!」とメンバーはみんな超ご機嫌ハイテンションでした!

前夜祭とこの2日間で、Fair Warningで私にとって聞きたい曲はほとんど聞けました!
Angels of Heaven
Here Comes the Heartache
Generation Jedi
Eastern Sun
Burning Heart』…
キリがない!

しかし『Long Gone』と『Save Me』はやはり名曲です。
これはライブでそのよさがしみじみわかる。
Long Gone』では感動して泣いてしまいました。


Fair WarningはいわゆるBig in Japan、「日本でのみ売れている洋楽ミュージシャン」といわれていますが、
もっと評価されていいアーティストと個人的には思いますね~。
好き嫌いはともかく、高音ボーカリストとして、トミーは3本の指に入るんじゃないでしょうか?


セットリストはコチラ↓

22nd

Out on the Run
Longing for Love
When Love Fails
Eastern Sun (Zeno cover)
Crazy
Take Me Up / Long Gone
The Heat of Emotion (Zeno Roth cover)
Take a Look at the Future
Children's Eyes

~Acoustic~
In the Ghetto (Elvis Presley cover)
The Call of the Heart
Angel of Dawn
Rain Song
Hang On

Still I Believe
Sukiyaki (Kyu Sakamoto cover)
Don't Give Up
Angels of Heaven
Save Me


~Encore~
One Step Closer
Burning Heart
A Little More Love (Zeno cover)
The Eyes of Rock


23rd

Angels of Heaven
Save Me
Generation Jedi
Out on the Run
When Love Fails
Take Me Up / Lon Gone
Longing for Love
Don't Give Up
Children's Eyes

~Acoustic~
Rain Song
Hey Girl
Desert Song
Follow My Heart
Hang On

Still I Believe
I'll Be There
Here Comes the Heartache
Sukiyaki (Kyu Sakamoto cover)
Burning Heart


~Encore~
Eastern Sun (Zeno cover)
One Step Closer
Pictures of Love
Get a Litttle Closer


あえてクラブチッタの2日を比べるなら、2日目のほうがベストの選曲でよかったですかね♪
リレコーディングした『Pimp Your Past』のアレンジが好きでないという理由で1日目を選んだ人もいたようですが
Pimp ~』アレンジは2曲くらいで、ほとんど原曲のまま演ってくれました。
また、ラストの曲は1日目の『The Eyes of Rock』より
2日目の『Get a Little Closer』のほうが盛り上がったと思います♪


今年もすでに3分の1過ぎ、このあともライブの予定は入っていますが、
おそらく今回のFair Warning 3連チャンは、(祭りということもあり(笑))2017年ベストライブに入ると思います!

 


〈音楽〉Fair Warningライブ祭り! ~その1~

2017年05月07日 | 音楽

もうだいぶ日もたってしまいましたが

4月末、ドイツのメロディアス・ハードロックバンド、Fair Warning(フェア・ウォーニング)のライブに行ってきました。

Fair Warningは、2013年、品川プリンスホテル・ステラボールでのライブにも行きました。
もともとの楽曲もそうですが、ボーカルのトミー・ハートのそのCDに劣らない生声量にすっかり魅了され、
それ以来、再来日はまだかまだかとずっと待っていたのです。

ですので今回クラブチッタ川崎にて開催される2連夜は、当然とばかり、早々にチケットGet
そして後日、「前夜祭」と称して、羽田空港内のティアット・スカイホールというところで
クラブチッタのリハーサル兼ファン交流会を開催するという案内が出て、
「え~…こんなん後出しするなんて…さすがに3連続はなァ…」。
が、しかし、Fair Warningを紹介してくれたツレが、あっさり「あっ、全部行きましょう」
てなわけで、

Warm Up Show! in HANEDA &
25th Anniversary Twin Special Japan Tour 2017 at Club Chitta' KAWASAKI


3連チャン、まさにFair Warning祭り。
あっそーれ祭りだ 祭りだ 祭りだ 大漁祭りぃ~♪
あっ、これはサブちゃんだ。

3日もあるので詳細は省略しますが、
結論、
3日とも行ってヨカッタ!!

 

まず前夜祭、420日、羽田ティアット・スカイホール。
縦長の、天井の高い会場でした。
私はそのときまで羽田空港にそんな場所があるなんて知らなかったんですが、
ふだんも小規模のライブや企業の会合などが行われているところみたい。

 



会場が会場なだけに、入り口には
「(階下はオフィスのため)飛び跳ねたりはしないでください」と掲示があり、
結局、立っていいのかどうかわからず、
この日は並べられたパイプ椅子上で脚だけピョコピョコして聞いていました(笑)

実際のライブは、キラーチューンを立て続けにバン! バン! バン!
ここではリレコーディングの新譜、『Pimp Your Past』アレンジの楽曲は演りませんでした。
リハーサルとはいえ14曲、後半はアコースティックでしたがしっかり聞きごたえがありました。

ここでいったん観客は会場外に、30分後くらいに再入場してファン交流会。
ステージからメンバーは観客と同じフロアに下りてきて、
クラブチッタだかレコード会社だかの社員と通訳者が司会をしながら、
プレゼント抽選会など。

しかしここで進行がヘタクソというか
ギターのヘルゲ・エンゲルケやドラマーのC・C・ベーレンスがしゃべりすぎというか、じ、時間が(汗)
羽田空港だよ? ここから帰る人のこと考えてくれよん、
22時過ぎたころから時計が気になり気になり、
実際の終了は22時半とか40分とか?
ダッシュで帰路につくことになりました。

 

 

以下、この日のセットリストです。

Out on the Run
Longing for Love
When Love Fails
Eastern Sun (Zeno cover)
Crazy
Take Me Up / Long Gone
The Heat of Emotion (Zeno Roth cover)
Generation Jedi
Save Me

~Acoustic~

In the Ghetto
The Call of the Heart
Angel of Dawn
Rain Song
Hang On


その2につづく→