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〈音楽〉『愛撫』 中森明菜

2018年07月10日 | 音楽

絹の靴に 金の刺繍糸
濡れた砂を 駆け寄る
はだけたシャツ 海は傾いて
指が肩にくいこむ

抱きしめてよ 不幸のかたちに
切り抜かれた心を
罪深さが 炎を注いで
沈む夕陽 綺麗ね

愛さないでね 愛してないから
悲しい嘘がひとひら
戯れだって いくらだましても
眼差しは正直よ

Lonely Night 人は孤独な星
Lonely Night 瞬いて消える 
短すぎる人生なら
眩しく燃えつきるまで生きたい
Lonely Night 触れれば触れるほど
Lonely Night 遠ざかる身体
だけどいいの 今はいいの
夜空を流れる流星になりたい

めぐり逢ってしまったんだもの
戻せないの 時間は
あなたの手の 時計を外して
海に投げて沈めた

許さないでね 許してないから
憎むくらいに見つめて
柔らかな髪 撫でていた爪が
優しさで染まってく

Lonely Night 人は孤独な波
Lonely Night 寄せて返すだけ
逆らうほど 沈みそうで
あなたの背中にしがみついてた
Lonely Night 探せば探すほど
Lonely Night 見失う未来
だけどいいの 今はいいの
夜空を流れる流星になりたい

Touch Me, Touch Me
Touch Me,
Through The Night


中森明菜でございます。
超久々のブログ更新で中森明菜とは、
自分でも意外なチョイスとなりました。
しかしこの楽曲の作曲者を知ればナットクでしょうか、
私の青春、TMネットワークの小室哲哉です。
(私にとってはglobeの小室哲哉、ではないのだ)

数カ月前、文春砲をくらって突然の電撃引退を宣言した小室のてっちゃん。
そのときの会見内容を見た限りでは
責めるのは酷な状況だなあ…などと思っていたのですが、
最近になってまた2発目の文春砲をくらって、会見とは違う事実が発覚(笑)
まあしかし他人の色恋沙汰の真相なんてどうでもよろしい。
興味のある方は文春さんでもご覧になってください。

とにかく表向きには引退ということで、
これまでの小室哲哉の楽曲をまとめたレーベルを越えたアルバムが発売されました。

私はそのアルバムをタワレコに探しに行って、
実際には、これ以前に出ていた類似のアルバム『TK THE GREATEST HITS』というものを買ってきました。
この『愛撫』はそのアルバム収録曲の1つ。

小室哲哉がいろんなアイドルに楽曲を提供していたのは知っていましたが、
中森明菜にも、というのは今回初めて知りました。

そしてひとたび聞いて…
初聞きだったせいか、ガツーン☆と惚れてしまいました。
もともと明菜ちゃん世代でもありますし(おっと年がバレちゃうぜ)。

何がすごいって、この中森明菜という人は、
小室哲哉のピコピコ電子音の楽曲も、いい意味で、
しっかり自分色の「歌謡曲」にしちゃってるところだと思います。

そしてまたこの歌詞。
さすが松本隆。
これは逆立ちしてもてっちゃんには絶対書けない。
中森明菜の歌唱とともに、なんとも深い。
女の業(ごう)を感じませんか?
業、とかいうと男の人は怖いんだろうけど(笑)
私は女だし。中島みゆき好きだし。

とにもかくにも、
この楽曲が収録されている中森明菜のアルバム、買って、聞いてみたくなる、
そんな気にさせてくれる楽曲でした。



 



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1 コメント

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Unknown (kako)
2019-07-10 03:31:08
この曲大好きでした。
明菜さんはさらりと歌いこなしてましたが、実際は転調また転調の連続で難しいと感じてました。明菜さんの上手さを十分に堪能出来る素敵な歌だと今も感じます。改めて曲紹介ありがとうございました。
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