Bon Jovi新譜、『This House Is Not For Sale』が発売されました。
最初は10月発売という話でしたが、遅れましたね。11月4日でした。
前アルバム『Burning Bridges』発売当時モメていたレーベルとはうまいこと妥結したようで、
今回は前回のようなヤケクソ…いや、勢いに任せた制作はしなかったようで、何よりです。
また長い間サポートメンバー的扱いだったベースのヒュー・マクドナルド、
さらにはリッチーが抜けた穴を埋めていたギターのフィル・Xが
Bon Joviのアートワークに加わり、実質メンバー扱いになったとか。
私には上記2人がメンバーというのはどうもピンとこないんですが、
ヒューは長い間頑張ってきたから、まあ、よかったんじゃないかと。
今回のアルバムは『Burrn!』(洋楽ロックの専門誌)やファンの間の反応も上々、
『It's My Life』の収録されている『Crush』以来ではベスト、という評判です。
で、私はというと。
う~ん
…そこまで言うのはビミョーかな。
あ、でも、たしかにここ数年の作品の中ではイイと思います(汗)
ただ『Crush』以来のベストというより、
個人的には『Have A Nice Day』以来のベストかな、という感じ。
これは私にとって『Have A Nice Day』が『Crush』より上だから。
ここらへんは好みの問題、割り引いての感想と思ってください。
今回よかったのは、初聞きでキラーチューンがあったこと。
私のヘビーチューンは今のところ下記3曲。
『Knockout』
『Born Again Tomorrow』
『We Don't Run』
(『We Don't Run』は、前アルバム『Burning Bridges』からの再録ですが)
この3曲はすごくイイです。
最初からガツーン☆ときました。
メロディーも歌詞も、私の大好きなBon Joviです。
ただ、他の曲は、今のところほとんど聞いてない(汗)
もちろん数回は聞きましたが、リピするほどピンとこなかった。
また、『Circle』のころから感じていたんですが、全体に、音のエフェクトが強いですね。
なんていうんでしょうか、別に電子音ってわけではないんですが、「生(なま)ロック感」が薄いというか。
そういう音楽も嫌いではないんですが、Bon Joviでは違和感を感じてしまうというのは、
たぶん私が『Keep The Faith』とか、そこらへんのBon Joviが好きだからなのかもしれません。
しかし歌詞のよさは相変わらずです。
Bon Joviは本当に歌詞がいいです。
ここ最近いろいろ他のアーティストに浮気をしていますが、
聞いていて、体の奥底から力が湧き出てくるのは私にはBon Joviしかないです。
上記挙げた『Knockout』『Born Again Tomorrow』は
そのうちまた和訳などUPできたらいいなと思います。