Take Back The Night
These seven days and nights
Are always blending
This so called tragic life
So where's that happy ending
Stuck at the traffic light
It's just the same old song
I'm humming all the words
But I won't sing along
Listen
I need something different
I'm tired of giving in
Time to start living
Do you want to be
Another casualty
The one who stands his ground
When everybody leaves
It's time for taking sides
It's time to face the truth
Too late for turning back
So whatcha going to do
Listen
I need something different
There's no time for reason
I'm tired of bleeding
We're going to take back the night
Surrender to me and save my life
Let's start a fire, let's start a fight
We're going to take back the night
Listen
I need something different
I'm tired of dreaming
This time I'm screaming
We're going to take back the night
Surrender to me and save my life
Let's start a fire, let's start a fight
We're going to take back the night
Take back the night
We're going to take back the night
この7日間、昼も夜も
常に入り乱れ
このいわゆる悲劇的な人生
ハッピー・エンドはいったいどこに
交通信号に行き詰まって
いつもと同じ、お決まりの古い歌
1つ1つの言葉をなぞってハミング
でももう俺は合わせて歌っていたくなんてないんだ
聞けよ
俺には何か違ったことが必要なんだ
屈服するのはもううんざりだ
今こそ俺は俺の人生を生き始める
さらなる被害者になりたいか?
自分の足で大地を踏みしめる者になりたいか?
誰もがその場を立ち去ろうとしている
さあ自らの行き先を決めるときだ
真実に向き合うときだ
過去を振り返るには遅すぎる
自らに問え、お前はこれから何をする?
聞けよ
俺には何か違ったことが必要なんだ
ごたくを並べている時間はない
俺はもう血を流すのはうんざりなんだ
あの夜を取り戻すんだ
俺に屈しろ 俺の人生を救え
火を燃やせ 闘いを始めろ
あの夜を取り戻すんだ
聞けよ
俺には何か違ったことが必要なんだ
夢を見るのももう疲れた
さあ今度こそ高らかに声を上げるんだ 叫べ
あの夜を取り戻すんだ
俺に屈しろ 俺の人生を救え
火を燃やせ 闘いを始めろ
あの夜を取り戻すんだ
あの夜を取り戻せ
あの夜を取り戻すんだ
自分の人生をその手に取り戻すんだ
新譜『Burning Bridges』のボーナストラック、『Take Back The Night』。
Bon Joviお得意の「負けるもんか」songです。
同アルバム収録の『We Don't Run』ほど曲調は激しくないですが、
根底に流れるのは同じ、
「どん底に落ちても絶対に這い上がってやる」という力強いメッセージです。
これは私の勝手な解釈ですが、
Bon Joviのこうした「負けるもんか」songは、
決して、その結果が「勝ち」であるかどうかは答えてないように思えます。
結果がどうとかこうとか関係なく、
どんな苦難に遭っても、負けるな、屈するな、立ち上がれ、
「今」を、「自分」を生きろ、と歌っている。
歌詞中に出てくるgive inは「あきらめる」という意味で
give upとほぼ同義ですが、
give upがcease making effort(努力をやめる)であるのに対して、
give inはcease fighting(闘うのをやめる)。
(Oxford Dictionary of English. Oxford University Press, 2003)
be tired of ~「~にうんざりしている、飽き飽きしている」と合わさって、
I'm tired of giving in「闘いを投げるのはもううんざりだ」=「屈服するのはもううんざりだ」。
(※be tired of ~の「be」はbe動詞という意味です。主語によってamやare、is等に変化します。)
全体の歌詞を見ると、
たしかにここはgive upよりgive inのほうがふさわしい感じがしますね。
また、『We Don't Run』の歌詞の中にも登場しているstand one's ground。
これは「しっかりと自らの足で大地を踏みしめる、一歩も退かない」という意味です。
(※stand one's groundの「one's」は人称代名詞の所有格という意味です。主語によってmyやher、his等に変化します。)
stand one's groundは彼らの歌に頻繁に登場します。
興味のある方はどれくらい登場するか探してみてください。
あらなんだか音楽レビューというより英語の学習ページみたいになっちゃったわ…(汗)