新聞に見るオーストラリア

新聞から「オーストラリア関連記事・ニュース」をスクラップしてみました。

拘束活動家乗せ昭南丸が日本へ

2010年02月18日 | 社会
北海道新聞2010.02.17.朝刊第3社会面
 シー・シェパードの乗組員がいよいよ日本国内へ連行されるようです。
 覚悟の上の抗議でしょうから、仕方がないでしょうね。



拘束活動家乗せ昭南丸が日本へ
捕鯨船侵入
 米環境保護団体「シー・シェパード」メンバーが侵入した、日本の調査捕鯨船団の監視船第2昭南丸について、水産庁は16日、同船がメンバーを乗せたまますでに日本へ向かっていることを明らかにした。船団は計5隻で、残りの4隻が南極海で調査捕鯨を続ける。
 同船は塩釜港(宮城県)所属だが、海保関係者によると、昭南丸を借り上げていて侵入事件の被害者にあたる日本鯨類研究所や、所管の水産庁と協議しやすい東京海上保安部(東京都江東区)で事情聴取する方針。
 シー・シェパード側の抗議活動で陸上の警傭が必要となり、警察庁や法務省と協議して入港場所などを変更する可能性がある。海保幹部によると、通常なら在宅で捜査するケースだが、逃亡の恐れがあれば逮捕もあり得るという。海保幹部は「(身柄受け取りのため)巡視船や航空機を海外まで派遣することはしない」としており、昭南丸の到着は3~4週間後になる見通しだ。メンバーのニュージーランド人は、艦船侵入と11日に酪酸入りの瓶を投げ入れて船員を負傷させた傷害のほかに、瓶の投入防止に設置されたネットを破った器物損壊の容疑もある。 
 平野博文官房長官は会見で「わが国に侵入した活動家を連れてくるということで、所要の準備を進めている」と話した。


拘束メンパーとの接触を
外相が要望ニュージーランド
【シドニー共同】
 日本の調査捕鯨団の監視船に米環境保護団体「シー・シェパード」のニュージーランド人メンバーが侵入した問題で、同国のマカリー外相は16日、高橋利弘駐ニュージーランド大使との会談で、拘束されたメンバーに対し領事業務上の支援をしたいとの要望を伝えた。
 同国外交宮による拘束メンバーとの接触などを意昧するとみられる。
 外交筋によると、日本側から了解が偶られたという。
 一方、ニュージ一ランドのキー首相は同日、侵入問題について「極めて危険な行為だ。冷静になることを求める」と批判した。




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