シドニーでＹＯＳＡＫＯＩ

シドニーでＹＯＳＡＫＯＩ
道産子チーム活躍
札幌の祭り参加目指す

　オーストラリア・シドニー在住の道産子らでつくるＹＯＳＡＫＯＩチームが、熱心な活動を続けている。同国内の催しで注目を集め、メンバーは「札幌の祭りに出場を」と意気込んでいる。(シドニーで、斎藤正明)　
　チームは「北海あほんだら会シドニー支部」。札幌の北海あほんだら会が2006年にシドニーで公演した際、地元在庄の田中恵利子さん(46)=函館出身=らが「同じ踊りに取り組みたい」と持ちかけ、同年八月にシドニー支部を結成した。現在のメンバーは五歳－60代までの約40人。田中さんと、会長の水越有史郎さん(54)=紋別出身=の道産子二人が、チームを引っ張る原動力だ。
　ＤＶＤで送ってもらった札幌のあほんだら会の踊りを手本に練習を続け、シドニーや首都キャンベラの祭りで披露。今月上旬には、シドニーのオペラハウスで開かれた「ジャパン・フェスティバル」招かれ、勇壮な踊りで会場を沸かせた。
　札幌の祭りに個人的に参加した経験を持つ田中さんは「チームとして早く札幌の祭りに参加したい。先住民アボリジニの楽器を取り入れるなど、オーストラリアならではの踊りを考え出したい」。
　ＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭りにはこれまで台湾や米国のチームなどが参加している。

ところで、記事中の水越さんはこちらにも
http://blog.goo.ne.jp/austimes/e/5b8d5c113ab0af8d380e76e44df8d051