Blogアトリエ陶夢 <夢宇窯>

アトリエ陶夢の作品や活動紹介、各種陶芸活動、陶の郷づくりを掲載します。

備前まつり 陶器販売会

2024年10月28日 | アトリエ陶夢

備前焼まつり 販売会無事終わる! 

 今月19日の初日、生憎の雨で始まった販売会。当然客の足は重い! 時折の激しい雨に耐えながらの販売は昼を過ぎても収まる気配は無い。それでも、毎年来て頂けるお客もいて熱心に雨に濡れながら品定めをして買って頂ける。そんな光景は作り手としては嬉しいものである。昼過ぎても雨は治まる気配が無い、それでも有難いことにどんな作品があるか興味をもってテントの中の作品を覗いてくださる。天気の様子によって人の流れも大きく違う。我が会の展示は少し奥まった場所であることから、道沿いからどうしようかと躊躇している人も多い。お客が誰か居れば入り易い。ちょっと入ろうかと思うのも心理である。その様子を見ているだけでも楽しい。勿論、作品を手にしてどうしょうかと迷っている様子もまた、心の動きが覗き見れるようで楽しい。

 雨は鎮まる様子も無く人の流れもまばらになったことで、早めに店じまいし一日目を終えた。ホテルに引き上げた後、一年ぶりの再会を楽しむべく夜の飲食街に繰り出し賑やかな夜会となった。積もり積もった多岐に渡る話題で盛りあがったことは言うまでない。

 二日目は、打って変わって秋晴れの爽やかな日となり、販売の期待は高まった。作品は昨年以上にそれぞれの持ち味が生かされた作品群となり、見ごたえのある販売テントとなったように思う。会員の努力を讃え合いたいと思う。

 販売会6年目となる今年も無事に終えることが出来た。また、来年に向けそれぞれの課題や目標に向け作陶を開始したいと思う。

 游の会の皆さん、また来年の作陶会での再会を楽しみにしています。  .                      

  

   

 


トレインキルンを造るーその構造と特徴

2024年09月01日 | 夢宇窯と焼成

         トレインキルン Train kiln を造る     アトリエ陶夢 2024,02,02

 アメリカの平地窯、トレインキルンとの出会いは県立信楽陶芸の森で行われたトレインキルン築窯講座に参加したことによるものだった。この講座は、信楽陶芸作家 篠原希氏がアメリカの窯「トレインキルン」を日本にも紹介したいとの思いから設定されたものだ。

 篠原氏は以前、陶芸の森の交流事業でカリフォルニア州スタンフォード大学に行く機会を得、現地の窯の視察と焼成を体験してこられたようだ。この時知り合ったHideo Mabuchi氏やトレインキルンの設計者のジャン二―リー氏の協力によって、講座のための窯が用意された。                                                                        

   Train kilnの構造と特徴

<アメリカのトレインキルンと焼成の仕組み> 

   

 日本の穴窯とTrain kilnの違いは、薪を焚く場所(ファイヤーボックス)という燃焼室を独立させているところにある。其の構造によって燃焼室から完全燃焼された強い炎が押し出される。穴窯の場合は、場所による炎の違いが大きいこともあり、窯焚きの技術が求められる面が大きい。薪の種類や太さ、薪投入の仕方などなど窯の性質に合わせた焼成の技術が必要となっている。その点Train kilnは、燃焼室で作られた強い炎がターボの様に送り出される為、誰が焚いても何を焚いても一定の焼き上がりが可能で合理的な窯だと篠原氏は話す。

 焼成は工夫により変化を付けられそうである。窯の構造から基本、酸化炎の強い焼き締め焼成が考えられる。そして横穴から薪投入することや空気穴の調整で中性炎から還元炎への変化を楽しめそうだ。更に炭の投入による炭化焼成や冷却還元焼成など幾つかの焼成方法が楽しめると想像する。

 夢宇窯 Train kiln の築窯過程写真

 夢宇窯Train kilnは、篠原氏の築窯講座で使用された設計を基に焼成室の長さを短く修正したものだ。

    

     

 

 

 


2024備前まつり ー 游の会陶器販売開催

2024年08月30日 | 「游の会」活動

第六回 「游の会」陶器販売会の開催

開催日 10月19日(土)、20日(日)二日間です

<昨年の様子>

  

 

今年も、不老川沿いの大西宅の庭をお借りして販売会を行います。

毎年のように販売所を訪ねてこられるお客さんも居られて、本当にうれしく思います。

また今年もよろしくお願いします。お待ちしています。

 


美濃焼探訪ー多治見・土岐・可児

2024年07月05日 | 旅だより

 6月9日、車のメンテナンスの為岐阜県可児市まで納車に行きました。              

朝一で出発し、岐阜県現代陶芸美術館の見学をしました。

  

その後、多治見市美濃焼ミュージアムを見学し可児市へ納車に向かいました。

 帰路は、電車で多治見に戻り駅前ホテルで一泊することにしました。

 多治見は、陶芸のスクーリングで訪れた懐かしい場所です。その時はゆっくりと見学もできなかったので、この機会をつかって多治見界隈の散策を楽しむことにしました。

 夕食の予定で近辺を散歩しましたが賑やかさはなく、好みの飲食店も見つからず、止む無くスーパーで食料の買い出しをしてホテル食となりました。多治見料理が食べたかったなあ!

 翌日は、多治見と言えば美濃焼、焼き物散策に出かけました。

 

 駅前ホテルから本町オリベストリートまで散歩します。市内を流れる土岐川、多治見橋からの風景です。

        

 オリベストリートは勿論、美濃焼陶器の展示・販売のお店が立ち並ぶ街道ですが空中スイカと銘打ったユニークな話題作りに挑戦している地域の取組みが見られたり、交番のユニークな建物や魅力的な大きな日本建築の蔵付き家屋が残っている街道でした。月曜日でもあり観光客もまばらで、静かな陶器街でした。

 3週間後再びの可児行き!

6月29日、メンテナンス終了の連絡を受け再び可児市に向かいました。JR高槻から新快速で米原、岐阜へそこから高山本線で美濃太田へ、太田線で可児までほぼ4時間ののんびりとしたローカル旅でした。

 帰りは車ですから、この機会を有効に可児市の荒川豊蔵資料館、美濃桃山陶聖地に寄りました。豊蔵邸は森林の中の静かな庭園のような雰囲気の所で、居宅や陶房は奇麗に整備されており、静かな環境での当時の様子が偲ばれました。

 敷地の散策の後、資料館で閉館迄ゆっくりと志野茶碗や瀬戸黒茶碗を鑑賞しました。有意義な一日でした。

   

  

  


小さな展示室

2024年04月27日 | 夢宇窯郷たより

夢宇の郷の展示室

 母が他界して3年を迎えます。故郷は夢宇の郷と名付けました。

母の部屋は、「小さな展示室」に代わりました。増え続けるばかりの作品の置き場になりました。

開設から2年ぶりの展示紹介をします。

 久米南町の名も知れぬ「小さな陶芸展示室」です。

      

        

    夢宇の郷の桜  4月14日撮影 

 

 

 


トレインキルンー初窯焼成に向けて

2024年04月27日 | 夢宇窯と焼成

<トレインキルン窯完成からその後>

1月末 窯完成‼ アングルもガッチリです。

 

その後2月に入り御祈祷をお願いし、火入れをしました。

  

 とりあえず準備はできたように思うのですが、焼成に向けてはまだまだ不安な点が残っています。そこで、まずは焼成に向けての準備をしました。本格始動までには、何回かの試し焼成が必要です。

 窯にはそれぞれ癖があります。この窯の構造からくる焼成の状態を早く掴まなければなりません。その為には何度かの焼成でその性格を知ることが課題です。

 昇温の状態や空気の取り入れ方、排煙量の調整など分からないことが多々あります。それらのデータを得ることからの出発です。

 第一回焼成を実施

 3月21日~24日に第一回目の焼成会を行いました。2月の作陶会を経て河童の会焼成です。

   

   

 これまでのイッテコイ窯での経験では、良好な焼き締めを得る為には30~40時間の焼成が必要として計画をしたのですが、いくつかの問題発生で変更を余儀なくされました。

 試焼成で表面化した問題❕

➀イッテコイ窯と違って、焼成室が縦長構造の為前後の温度を確認しながら焼成を進める必要があり当然熱電対は二か所必要となるのだが、一本しか用意ができていなかった為前後の温度変化を記録できず特に、後部の昇温調整の為の横差しの量やタイミングが取れなくて効果的な温度上昇が図れなかった。

②スライドドアの不具合の出現、二か所。高温に伴いアングルの鉄及びタイルが膨張しスライドができなくなったこと。

③焼成室の蓋部分の耐熱の課題はあったものの、耐火断熱レンガとファイバーシートで可能と考え対処したのだが、十分な断熱が得られなかったので改善が必要となった。

 焼成方法の課題❕

 これらの問題発生と共に、焼成方法の課題が浮き彫りとなった。

 その1、横差し用の薪の量をもっと増やす必要や投入薪量の調整も課題となった。残念ながら、今回の焼成からは得られたものが少ないが、焼成室前部の温度上昇は予想を超えて速く、15時間で1300度を上回る昇温が得られること、3時間後には後部においても1250度の温度が確保できたことから昇温のみにおいては課題はクリアーできそうだが前後の温度調整や薪投入のタイミングや量などどのようにするのが一番効果的かを見極めることが必要だ。

 その2、今回は昇温の状態を確認することが主であったが、今後は昇温と合わせて酸化傾向の強い雰囲気をどう還元雰囲気の傾向に向けられるか、その焼成方法を見つけることだと思われる。まずは、通常の中性炎傾向の焼成を引き出せる操作を見つけることに集中したい。沢山の空気穴やダンパーの開閉の働きを体得することが急務である。

 


トレインキルン 窯作りの道⑦ 完成編

2023年11月19日 | 夢宇窯と焼成

窯づくり再開から完成へ

 窯追加レンガ購入のために中断していた窯づくりを再開しました。追加レンガ700個が配送されたのが先月末31日、草刈り作業が一段落してから窯作業に入りました。

   

前回までの進捗は、本体(焼成室)の高さでの積み上げで終わっていました。

 

5月から半年ぶりの作業です。レンガ不足が作業遅れの原因でもあるのですが、それに加え今年の暑さが意欲減退を引き起こしました。

レンガ到着から二日目、いよいよ作業に入ります。

前回の仮積みのレンガから、モルタルで接着し積み上げていきます。

 

焼成室中央部分は最上段迄積み上がりました。レンガ12段です。次は前方部分の薪燃焼室の制作です。更に10段積み上げます。

 

薪投入口や六個の空気穴を確保しながら、積み上げていきます。予定の高さまで積み上がりました。後は、煙突の積み上げです。

 

本体の積み上げでは、水平は水準器で確認しながらレンガを積めますが、垂直は気を付けないと歪みが出やすいので注意が要ります。その為、補助材で目安を作っておくのが通常ですが、本体部分では、水準器のみで垂直を確認しながら積み上げました。

しかし、煙突は高さがあり誤差が積み上がり歪みが大きくなることを考慮して補助板で垂直を確認しながら積み上げました。ある程度の高さが取れた後は旧窯のアングルを再利用して組み立てアングルに沿って積み上げました。

追加分のレンガも使い果たして一応の完成としました。煙突の高さが少し足りないかもしれません。後5段程積み上げたいところですが使い切りました。其の上に、時間切れとなりました。二週間の集中作業で何とか完成に近づけました。後は、アングルと雨よけ屋根づくりです。

とりあえず、トレインキルンの制作終了とします。

 


備前まつり 販売会が終了❕

2023年10月20日 | 「游の会」活動

 第5回販売会が15日に終了しました。昨年はコロナ明けで人出は少な目。今年は、久々の解放感を感じる人人人。駅前のメイン通りは、以前は、食べ物屋が並んで、まつりならではの盛り上がりと混雑感が激しかったが、昨年から、食べ物屋が減らされたためか、人の集まりは特定のエリヤに集約されたようです。やはり、食べ物販売のあるところは人だかり、長蛇の列でした。

 

 朝のメイン通り(開会前)         昼のメイン

 游の会の販売会場は、左斜め方向の通りを200mほど進みます。不老川の側の太西さんのお宅の敷地です。「游の会」の看板が目に入ります。

  

  

 この場所での販売会は、5回目。11人の会員の作品500点ほどが所狭しと並びました。それぞれの個性ある作品は、買い手の購買意欲をそそります。其の上、儲けを考えない会員ですから、値段は平均千円程度という安さ。お客から「どうしてこんなに安いの?」と声がかかるほど…。どうも答えようがない。それでも、「マケテください」と声がかかる。「ごめんなさい、この値段は本当に安くした値段なので…」

このやり取りも関西らしくて面白い‼ 関東は「マケル」という取引は無いそうな。

 私たちの陶芸は、名の知れた窯業場の焼き物ではない。ごく普通の焼きもの名のつかない陶芸である。何人もののお客様に「これは何焼ですか?」と問いかけられる。其の度にどう返せばよいかと悩む。「〇〇〇焼です」と答えれば、備前ではないほかの焼きものなんだと収まりがついたのだろう。だが、焼きものの名のない作品だ!

 釉薬の掛かった焼き物を指さし「これは備前焼ですか?」と聞かれたりすると「違います!」だけでは、申し訳なく何が違うかを説明したくなるものだ。

 ちょっと腑に落ちないが、備前焼まつりで売ってる焼きものだから備前焼? でも疑問に感じているから尋ねて確かめたかったんだろうなあ。

 現場では あんな、こんな 楽しいやり取りが今年も繰り広げられた。11人の会員との交流は、昼に夜にと三日間続いたことは言うまでもない。此れも、思い出深い大学の指導陣の御蔭でもある。感謝感謝‼

 

 

 


四国霊場88カ所巡り旅 ④

2023年09月28日 | 旅だより

 霊場巡り第4弾!

 今回の訪問は8番札所からだが、5番地蔵寺のイチョウの様子確認することを番外として入れた。中門をくぐるとまだ葉は青々としたままだったが、木の下には、無数の銀杏が散乱していた。職員らしき女性が、長ほうきで実を掃き集めていたが、風が吹くと熟れた銀杏がばらばらと音を立てて雨の様にふりそそいで落ちてくる。銀杏の雨は人生初の体験だ‼ すごい 風景! 毎日実を集めるのも大変な作業、処分はどうするんだろうと心配もしてみた。

  訪問者が銀杏に気づかず、踏みつけていく! アー~~ ニオイガー~‼ 

葉が黄色に色づくともっとすごい風景になるんだろうなあ。見るにはいいが、落葉の掃除も大変だろうなあと心配にもなった。                                     

 

 

<8番札所熊谷寺>

  熊谷寺は四国霊場の中でも最大級のお寺ともいわれている。

仁王門の左右の仁王像はカラフルな色彩で和風の木彫とは一味違う。

   

  

 熊谷寺は、あじさいの名所として知られているようで、参道から境内にかけて1500株が植栽されているとある。あじさいは咲いていないが、白色の彼岸花が数本咲いていた。春の時期、梅雨の時期、そして紅葉の頃の違いを楽しむのも良いかも…

 

<9番札所法輪寺>

 

 

 法輪寺の本堂には、たくさんの草鞋が奉納されている。調べてみると、

「むかし、松葉杖なしでは歩けなかった人が参拝に来た時、参道の真ん中あたりで足が軽くなり、松葉杖なしでも歩けるよう完治したという言い伝えがあるとのこと。」

 それから、お守りとして草鞋が奉納されているのだろう、中には、松葉杖や帽子も奉納されていた。

 境内の隅に写真の5体の布袋尊が置いてあった。ユニークな風貌で微笑ましい。誰かが毛糸編みの帽子を被せていた。

<10番札所切幡寺>

   

 切幡寺は天然温泉御所の郷から少し山手に入ると山深い森に山門がある。そこから290M先に本堂を示す石碑が立っている。坂道を進んでいくと途中より階段が現れ、本堂まで340段と表示がある。先の本堂が見えないほどの急階段でずっと先まで続く。此れはきつい!10年前はもっと早く登れていたのに…。心で呟きながらゆっくり上がっていく。あと100段程になったころ、「女やくよけ坂」の表示が現れる。続いて、「男やくよけ坂」それぞれの大厄年が階段数に置き換えられている。我々にはもう関係ないが…厄払いを兼ねてのアイデア―が面白い❣ 最終61歳の厄年の人には、少し頑張りの後の厄除けをいただけたらこれは嬉しい!

 上りもつらいが、下りもつらい! 足がガクガクになりました。

天然温泉御所の郷の道の駅と板野の道の駅によって高槻に帰りました。

 

 


四国霊場88カ所巡り旅 ③ 

2023年09月27日 | 旅だより

    日が随分経ちましたが7月2日の第三回訪問記をアップします。

 前回、時間切れで再訪問となった第5番札所の地蔵寺から、再出発です。

<5番札所地蔵寺>

   

 門をくぐると直ぐに大きなイチョウの木が目を引く、高さといい、幹の太さ、根の張り具合もすごい❕ 前回、7月2日の訪問で、納経所の方に話を伺うと、9月頃にはこの大木にぎっしりと銀杏の実をつけ黄色になって落ちてきますと聞いていた。紅葉のイチョウの写真も見事でぜひ其の頃にもう一度来たいとの思いで五百羅漢を拝観し6番寺へ向かった。

   

 <6番札所安楽寺>

 

温泉山瑠璃光院と号し、本尊は薬師如来。大師堂から湧き出る宿坊の温泉とラジウム鉱泉入りの薬湯も有名らしい。

 ここで目に入ったのが、トイレらしい変った建物です。

「1110」 が目に入り近寄ってみると フリガナが打ってあります。

<いいトイレ 11月10日は いいトイの日>だってさ

 早速、いいトイレを体験! なかなか奇麗でおしゃれでした。 

 

<7番札所十楽寺>

  

 今回三つ目のお寺です。龍宮城をイメージさせる朱塗りの門が特徴的

中門の先に広がる境内には、風格あるたたずまいの本堂が存在感を示していました。

感謝をもって般若心経を唱え今回の旅を終えました。

次回は、再度、地蔵寺のイチョウを見に行きます。

 

 

 


62回高槻市美術展覧会開催中!

2023年09月17日 | 日常

 高槻城跡公園に新文化劇場が今年3月に完成しました。

 これまで美術展示会場は旧文化劇場を中心に分散展示していましたが、今年は新しい劇場内のロビーや小劇場で展示されています。

   

   

   

 残念なことに、地下の各種小劇場会場は、美術館の展示用を目的にした空間でないため天井が低く、高さのある作品はやや鑑賞しずらい感じがします。

 折角の新しい施設であるのに、劇場と名づけ音楽や演劇などの練習室や会議室向けの傾向が強く、美術関係の展示空間としては不足を感じました。

 ちなみに、工芸部門の展示写真を忘れ掲載できません。

私は前々回より委嘱で出品しています。

今年は「燻焼鎬花入」を出しました。

  


備前まつり 2023 陶器販売会 「游の会」

2023年09月16日 | 「游の会」活動

 「游の会」第5回の販売会 開催❕

   今年も、店を出します。待ってるよ~❣

             

   昨年はコロナから解放され.三年ぶりの開催ができました。まだコロナの不安もありやや少なめの来場者だったように思います。

それでも、来場いただいたお客さんの中には、久々の再会を喜んで頂いた方もありました。

 今年も開催となりましたが、新種のコロナの広がりと合わせ、インフルエンザモの猛威をふるってきました。注意をしながら販売に頑張りたいですね。

会員10名ばかりの参加となりましたが、再会を楽しみにしています。 

 今年は、昨年以上の賑やかなお祭りになることを期待しています。

『こんな機会はそうないけー、がんばって  きんちゃい! まってるよ~!』 


四国巡礼の旅②

2023年06月11日 | 旅だより

四国第3番寺・4番寺を巡る!

 鳴門市の第一・二番寺から板野町に入ると今回の訪問寺、第三番寺である金泉寺と第四番寺の大日寺に至る。第五番寺までが妻の里板野町内である。五番寺地蔵寺までめぐる予定であったが時間切れとなり再訪問することにした。

<第三番寺金泉寺>  仁王門           本堂

 

板野町役場の裏手の山際にある金泉寺の庭先には、本堂に使用されていたであろう鬼瓦や龍の飾り瓦(?)が並べてあった。すごい!

 

<第四番寺大日寺>                                     

 

大日寺の境内に飾っていた鬼瓦、今回は瓦に目を向けてみました。

 


Pottery Group「游の会」ー 備前作陶会終了 ❕

2023年05月20日 | 「游の会」活動

5月12日から三日間の作陶会が終了しました。

会員18名中14名と顧問の林先生の参加で3年ぶりの開催ができました。

備前焼ギャラリーしょうざんでの作陶会は、4回目となります。

今回の「游の会」再開への期待や思いは大きなものでしたが、久しぶりの再開にもかかわらず、いつもと変らず空白を感じない濃密な時間を共有することができました。

次回の活動は、10月の備前まつりでの販売活動です。

皆さんの作品作りを楽しみにしています。お疲れさまでした。


トレインキルン 窯づくりの道⑥

2023年05月19日 | 夢宇窯と焼成

 2月から本格的な築窯が始まってから4か月が経過しました。

今回は、5月5日からの夢宇窯作業となります。

メインは草刈ですが、雨の合間に3日ほど窯づくり作業もできました。

 窯場周辺や母屋周辺の草刈や草抜きから始めました。

 窯づくりは、前回の続きで本体部分のレンガ積みを進めました。

今回は9段目からの横差し穴と色見穴を含むレンガ積みが主な作業となりました。

レンガ幅の調整のためのレンガのカット作業に時間を要します。

残りのレンガを使い果たし、11段目本体最上段のレンガ積みまで ほぼ到達しました。

   

左写真 後方の排煙部です。この上に高さ3.5メートルほどの煙突が乗ります。

右写真 前方の焚口を含む箱形の燃焼室がレンガ10段積みで作られます。

追加煉瓦は、700個ほど必要となりそうです。

イッテコイ窯に比べると、意外と大きな窯になりそうです。

効率的なイッテコイ窯と比べて熱効率はどうでしょうか?

焼成室部分の広さは、棚板の広さに換算してほぼ同じ位です。

まだまだ完成には程遠いのに、焼成が益々楽しみになります。