活動再始動!とその思い
<過去の作陶会風景>
備前作陶会を4年ぶりに再会します。
コロナ過で休眠中の「游の会」活動は、昨年10月備前まつり陶器販売から動き始めました。
しかし、コロナ過でもあり現地参加は難しい状況でした。
それでも、会員の半数8名程が現地再開でき、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今年度の活動は、念願の作陶会から始まります。
開催日:5月12日~14日
開催場所:備前焼しょうざんギャラリー
ー陶芸集団(Pottery Group)「游の会」の今後ー
一昨年末、コロナで活動休止に追い込まれた陶芸グループを今後どうするかが問われました。
活動維持か会解散か? 難しい判断を狭まれました。
会員にそれぞれの思いを問うと、何とほぼ全員が継続希望でした。
活動継続には本音のところ、多くの課題や活動内容の改善の課題があり難しさを感じています。
新しい活動内容を作り出す困難さへの不安もあります。
振り返ると、本会活動は、信楽の陶芸家大谷司朗さんの工房及び穴窯をお借りして行った「作陶と焼成会」が始まです。
2013年の会発足で4年間を大谷工房でお世話になりました。
<2016年作陶会風景 窯入れ 窯出し>
その後備前に活動の場を移して3年間を「備前焼しょうざんギャラリー」での作陶会と「備前焼まつり」での作品販売会を活動のメインにしてきました。
備前での活動を最後にすべく、京都の<ギャラリー北野>で「備前焼作品展」を開催する矢先にコロナが広がり中止に追い込まれました。
今年で、11年目となります。
心機一転、会員の再開の期待を背負って再度古巣の備前から本格的な再開をします。
まだ現役世代会員もいるものの、10年も過ぎた現在は年齢も高齢者から後期高齢者へ突入します。
それでも尚、陶芸好きな会員の熱意は衰えることはありません。
『ならば続く限りの活動を、思いつくままにやって行こう』と心を引き締めました。
たまたまの造形芸大での出会いから始まった陶芸仲間です。
「陶芸」という創作活動を通したグループ活動がこれほど、継続するとは考えていませんでした。
また、その意義を考えることもありませんでした。
しかし、10年を過ぎこれからの先を見通すとなればこれまでとは異なる意義付けがありそうです。
それがどの様なものか、言葉で表すことは今はできません。
きっと今後の活動がその意義を証明するような気がします。
外に向かうものではなく会員個々の内への意義が大きなものとなるような気がします。
何よりも、私自身の楽しみが10年先まで保障された感じでもありその意義は大きなものです。