ななころびやおき

おっちょこちょいで好奇心旺盛なアラフォー主婦の七転び八起きな日々

先入観

2012年11月02日 | 日々のこと
一昨日は、おしゃべり集団チームソラミミのまちゃさんの家へ行ってきました

何故かというと、チームソラミミの朗読ブログV.I.Pにアップするファイルを編集する為のレッスンを受けにです。
今までは、Audacityというフリーソフトで声だけを録音して、フリーで音楽を公開されているHPやブログからダウンドードした音声ファイルを同じチームのTakeさんにメールで送り、編集してもらっていました。
これでも何ら問題はないのですが、これだとブログにアップする何日か前には声を録り終えておかねばなりません
もし編集が自分で出来ればギリギリまで声を録る事が出来るし、何より編集が出来れば面白いだろうなと思ったからです。

当日は、まちゃさんの教え方がとても上手だったので、すっと頭に入ってきました。
基本的な編集方法を色々教えてもらい、昨日録音と編集をしてみました。
とりあえず一通りの事は出来たのですが、肝心の読みがどうしても気に入らなくて苦戦しています
今回は夏目漱石の作品なのですが、文学作品だけあって解釈がとっても難しい。
もう少し試行錯誤して、来週の月曜にアップしようと思っています。
またアップしたらお知らせしますので、聞いてくださいね

話はがらっと変わりますが、皆さんは小林 一三という文字を見て誰を思い浮かべますか?
私と旦那は、これを俳人のこばやしいっさだと思っていましたが、この方は、こばやしいちぞうさんと言って、阪急電鉄や宝塚歌劇団をはじめとする阪急東宝グループ(現・阪急阪神東宝グループ)の創業者です。
何故私達がそんな勘違いをしたかというと、以前住んでいた池田市に逸翁美術館と小林一三記念館いうのがあり、しょっちゅう前を通っていました。
無知な私達は小林とつく有名人は小林一茶しか知らず、何となく漢字の並びも似ているのでそう思い込んでしまったのです
しかし一昨日たまたまテレビを見ていたらこの方の特集をしていて、自分たちが勘違いしている事に気付いたのです
この方は明治時代、それまで何も無かった大阪北部と兵庫県の東部の田園地帯に電車を通したのですが、電車が通っても人が住んでいないと利用者が見込めないので、今で言う建て売り住宅の住宅街を作り(住宅ローンも始めて作った)、そこに人を移住させる事を考えたわけです。
今では当たり前の都会に勤めて郊外に住むということは、この人が作ったんですね。
また利用者を増やす為に箕面に動物園、宝塚に家族で楽しめる温泉を作り、その中で少女歌劇を始めたのが宝塚歌劇団の始まりです。
とにかく凄い人だったんだなと始めて知りました。
美術品の収集にもかなり力を入れておられたので、今更ですが逸翁美術館も行ってみたいなと思います。


でもよくよく考えたら、俳人の小林一茶と美術館はそんなに結びつかないですよね。
無知もですが、先入観て恐ろしいなと思った出来事でした
でもあのWikipediaにも小林一茶とは異なりますと書かれているので勘違いする人は多いのかもしれません。