ななころびやおき

おっちょこちょいで好奇心旺盛なアラフォー主婦の七転び八起きな日々

二都物語

2012年10月30日 | おでかけ
日曜日は、昼から建仁寺での書展へ、夜はライブハウスで歌の発表会へ行ってきました

朝は雨模様だったのですが、私が家を出るころには雨は止んでいて、京都に着いても全く雨は降っていませんでした。
建仁寺は、観光シーズンのこの時期京都で一番人出の多い祇園界隈にあります。
この日は、書展に出品されている方に案内して頂く事になっていたので、最寄りの駅で待ち合わせして寺へと向かいました。
最寄り駅界隈の四条河原町付近からお茶屋さんが並ぶ花見小路通りを通って寺へと向かったのですが、途中で着物を着ている観光客などとたくさんすれ違います

そしてお寺に到着して、文人展という書展を見ました。
この書展は、誰でも無料で入れます。
お寺のお堂を使っているので、とても赴きもあり、和の良さを感じられます。

雨のしずくが南天についている姿が美しくて写真を撮ろうと思ったのですが、携帯しか無くてこんな写真で申し訳ない。
今度からデジカメを持ち歩こうと強く思いました

書展の内容は、もちろん大半は書です。
しかし、中には色付きの絵があったりと驚きの連続でした。
案内してくださった方が、見方を教えて下さったり、その方の先生が書評をしてくださったりと、とても面白く見る事が出来ました。
そして有り難い事に、お茶席にまで行かせてくださいました。

子供の頃は全くわからなかったお茶の良さですが、大人になると何となく良さを感じられるようになりました。
今回は椅子席だったので作法も気にならず、美しい庭を見つつ和菓子にお抹茶とくれば、秋の京都の最高の贅沢な過ごし方ですよね。
そんなこんなで気がつけば1時間半があっという間に過ぎていまして、名残を残しつつ京都を後にしました。

夜は、友達の歌の発表会が大阪の北堀江のライブハウスでありました。
始めて行く場所なのですが、地図が携帯で見られるから大丈夫かと思っていましたが、いざ見ようとしたらデータ容量オーバーで全く見られませんでした
友達の出番が17時25分頃の予定でしたが、最寄りの駅に着いたのが17時15分過ぎ、正直どちらに行くのが良いのかすらわからず途方にくれていました。
ライブハウスに電話もしましたが、誰もでないので仕方なく携帯の地図機能をたよりに住所を入力して大きな通りに出てみました。
けれど、やはり自力では無理だと思ったので、店の前でチラシを配っている女性に聞こうとしたら、別の男性が急に声をかけてきました
最初は少し躊躇しましたが、とても良い方で近所に住んでいるからと案内して下さったのです。
しかもビル名を言ったらそのビルをご存知で、そこまで連れて行って下さったんです。
時間がどんどん過ぎていたので、結局その男性とはビルが見えた所で急いでお別れし、いざそのビルに向かったんです。
しかし、なんとその名前のビルは二つあったようでそこにはライブハウスはありませんでした
そこで、1階にあった飲食店の方に再び声をかけたところ、もう一つあるビルの場所をよく聞かれるが少し先だという事しかわからないと言われました。
とりあえず先に進もうと思って辺りを見渡すと、ライブハウスの看板が通りの反対側に見えました
目の前の信号が変わりそうだったので猛ダッシュで走り、友達の出番ギリギリになんとかライブハウスに滑り込む事が出来ました。

友達の歌は、とても響く声で迫力があって上手かったです
ワンドリンクついていたので、久しぶりにカクテルを飲みました。
音楽スクールの発表会なのですが、オリジナル曲を歌う方もいて凄く面白かったです
明るい失恋ソングばかりを弾き語りで歌う方がいらっしゃり、「拝啓、今彼さん」という曲が印象に残りました。
また、凄く若い生徒さんもいらっしゃったので、今流行りのボーカロイド曲もあり、知らない世界を覗けた感じがしました。
その後発表会は20時頃終わったので、友達と二人でカフェへ言ってご飯を食べました。
久しぶりだったのですが、色々話して楽しかったですし、倉庫をそのまま使ったオシャレなカフェを教えてもらいました
帰りは難波に向かったのですが、夜景が美しくて思わず写真を撮りたくなりました。

けれど、これまた携帯のカメラが言う事を聞かずにいまいちな写真でゴメンナサイ
これからはお出かけには常にデジカメを携帯します。


私の宇宙もまだまだ遠い

2012年10月19日 | 日々のこと
昨日はカタリスト研修で仲良くなった方お二人と始めてランチをしました。
中津のすっごくオシャレな店で大きいソファーがありました
ランチも色々あったのですが、迷ったあげくピザのセットをチョイスした私。
余りにしゃべるのに夢中になり、写真などとり忘れてしまいました。
けれど、マルガリータとホワイトソースのピザがハーフ&ハーフになっていて、とても美味でした

研修は、向田邦子さんの思い出トランプより花の名前の一説を朗読する内容でした。
これ、時代が古いので、昭和30年代の20代の男女のセリフが出てきます。
その部分が難しくて・・・。
でも逆に読むのが面白そうとも思ったので、今度は恋愛小説にチャレンジしようと思いました。
お楽しみに

さて、やっと本題に入りますが、今日は私の好きな益田ミリさんの新しい本を紹介しようと思います。
少し前に買ったのですが、『オレの宇宙はまだまだ遠い』というエッセイ漫画です

内容は、どちらかと言えば影の薄い書店員の土田新二(32歳)独身の何気ない日常を描きながら、
自分の人生ってなんだろうという壮大なテーマをさらっと描いています。
帯にはこんな印象的な文言が書かれています。

こんなはずじゃ
なかった、
でもなく
こんなもんだろう、
でもない
オレの人生。
書店員・
土田くんの人生に
あったかな未来は
あるか!?


私が益田ミリさんのエッセイ漫画と出会ったのは、2008年の冬の事です。
この時私は、独身で彼氏なし、やりたい仕事なしのないないづくしでした
当然人生に対する焦りと結婚に対する焦りは相当なものでした。
そんな時ふと目に飛び込んで来たのが、「結婚しなくていいですか』という益田ミリさんの本でした。
余りに自分の境遇と重なり即、買って帰り一気に読みました
これが、本当に深い内容で、感心させられると同時にとても元気が出ました

それ以来、本屋で新刊を見つけると必ず買っています。

益田ミリさんの本の魅力それは、さらっとしている事。
決して、人生とはこうあるべきであるなんて押し付けるのではなく、日常の何気ないもやもやも、
人生に対する漠然とした不安もあって当たり前、それでいいんだよ、と言ってくれる気がするのです
それに主人公はどこにでもいる人なので共感し易いし、ちょっと笑える部分もあり、文字だけの小説と違って読む時間も早いです。
大人の中には、漫画を読まない人もいらっしゃるかと思いますが、益田ミリさんの作品に限っては完全に大人向けです。
内容も色々なのですが、仕事に疲れている女子には、「週末、森で」女子の生態を知りたい男子には「僕の姉ちゃん」
自分の生活に迷いのある主婦には「ほしいものはなんですか?」が関西のおかんのあるあるを楽しみたい方は「お母さんという女」がお勧めです。
本当は他にも出ている本があるので、私も徐々に集めるつもりでいます。

今回の「オレの宇宙はまだまだ遠い」では主人公が始めて独身男性になったので、毎日コツコツおつとめしている独身男子必見です
私が面白かったのは、書店員が主人公なので作中に本が16冊出て来て、最後に一覧で紹介されていること。
絵本、漫画、海外小説まで様々ですが、私が最近アニメを見ている「宇宙兄弟」とか、「赤毛のアン」ソラミミライブで読んだ星 新一さんの本や、「ミシュランガイド」まで
あるのですが、作者のおススメでもあるのかなと想像しています。
また、作中に作者本人が登場していたり、「すーちゃん」との関連もあったりと、ファンの心をくすぐる内容になっています。
もちろんこれだけで読んでも十分楽しめますよ
土田くんの宇宙も私の宇宙もどうして遠いのか、是非確かめてみてください

実は、最近どうにかしてこれを朗読出来ないかななんて考えていたりします。
絵も特徴的で内容のうちなので、映像とあわせないといけないしとか・・・まだ模索している段階ですが・・・。
さて、長々書いてきた益田ミリさんの本、良かったら手に取ってみてください。
明日がくるのが楽しくなるような、そんな本ばかりです。


宇宙語と訓練気分

2012年10月17日 | 家族の事
日曜日は、姪に会いに妹の家に行ってきました

夏以来のご無沙汰だったのですが、毎日のようにメールやら動画が送られてくるので久しぶりの感覚はなかったのですが、
おしゃべりが出来るようになっていました。
現在4ヶ月を過ぎたばかりです。

ぶーとかあっぶーとか色々言ってくれるけど、何を訴えてるのかな?
言葉を話す為の口の運動とか言われるみたいですが、私は宇宙語みたいって思います。
私達には見えない何かと交信してるのかな・・・なんて
どちらにしてもどんな顔も可愛いものです。
私のあげた音のするおもちゃがお気に入りで、いつも使ってくれているなんて叔母は嬉しくて溜まりません。
(写真の右斜め上に写っているおもちゃです)
回転するおもちゃを何故か足で回すようにもなったそうで、妹が子どもの頃足癖が悪かったので、遺伝のようです

久しぶりに抱かせてもらうとずっしりと重くなりました。
首もしっかり座ったので、縦抱きしないと怒られます。
私達が行くまで一所懸命起きていてくれたせいか、途中から機嫌も気分も悪くなり、ぐずぐず言いだしたので、寝かしつけました。

妹は毎日見ていても飽きないそうで、テレビを見る時間がめっきり減ったんだとか。
何故なら姪を見ている方が楽しいから
なんと親ばかと思いましたが、とても微笑ましいなとも思いました。
翌日が旦那も私も健康診断だったので、余り長居は出来なかったのですが、十分可愛い姿を見られて楽しかったです。

そして翌朝は、健康診断で西中島南方という所のクリニックへ行きました。
旦那の会社の健保の検診なので、場所は選べたのですが、近い所が全滅で梅田の近くまで行くはめになりました。
私は、普段からすごく飲み物を飲む人なので、前日からの絶飲食は辛かったです。
項目は、身体計測、腹囲測定、視力検査、血圧測定、尿検査、医師診察、胸部X線、便潜血検査、心電図、腹部エコー、子宮がん検診
血液検査、胃部X線、マンモグラフィ(X線)+触診です。
最後の二つはオプションで有料だったのですが、他は健保が払ってくれます。

私は検診もマメに行きますし、身体が弱くて色んな検査をしているので大抵の検査はした事があるのですが、胃部X線だけは始めてで、ドキドキしました。
あれはなかなか凄いですね
ある意味宇宙飛行士の訓練にでも出てきそうなマシンにのせられて、今自分がどういう体勢なのかよくわからなくなります。
バリウムもどろっとしていて飲みにくいのですが、その前に飲まされるお腹を膨らますラムネのような薬が飲みにくい事この上ない
私は、してはいけないというゲップをしてしまい、もう一度その薬を飲まされました。
旦那が言っていたように、本当に少量の水でその薬を飲むのは結構辛いです

そんなこんなで朝8時に家を出て、11時前に終わりました。
早くついたのでスムーズに進んだとはいえ、なかなか疲れました

思ったより大容量

2012年10月13日 | インテリア
IKEAで買った本棚を、到着から1ヶ月半以上経った先週の日曜に組み立てました
旦那と二人で夕方に作業を始めて、1時間少し掛かりました。

まずは、板に木ネジとネジを取り付けます。

ネジをつけた縦板に横板をはめ込んでいきます。

それらを別のネジで固定します。

全てのネジを止めたら裏側にベニアのような薄板を差し込みます。
これがかなり長さがあって、部屋の斜めを使ってギリギリでした
裏側につけた板をネジ止めし、真ん中に固定用の器具を取り付けます。

そしてようやく完成です
この時点では、本を入れながら棚板を入れようと思っていたので、ひとまずこれで完成としました
驚いたのは、思ったよりしっかりとしていて、どの木材も重かったこと。
その分出来上がりもがたついていなくて、良い感じでした

そして、先週の木曜に本を入れていきました。

何と我が家にある、500冊超の漫画や小説が余裕でおさまる大容量で、まだ少し余裕があります。
しかも板がしなる事もなくて、丈夫に見えました。
嬉しかったのは、ガラスの仮面49巻が一列に並んだ事
思わず写真をとりました。


因みにこの本棚は、BILLYビリーで¥11900に配送料が¥2990でした。
本棚が欲しくて散々探していましたが、配送代無料でもこれだけの大容量を収納出来る本棚は余りなかったですし、
あっても¥20000位はしていました。
別にIKEAの回し者ではないのですが、サイズを考慮した上で組み立てが苦でないなら、配送料を入れてもお得だと思います。
色も何種類かありますし、後から棚板を付け足したり、扉をつけたりも出来るようになっています。
私は凄く良い買い物が出来て満足です


青島俊作とジャック・バウアー

2012年10月09日 | 日々のこと
タイトルだけで何かわかった人は、私と同類か旦那と同類です

これは、日本のドラマ『踊る大捜査線』の主人公青島俊作とアメリカドラマ『24-TWENTY FOUR-』の主人公ジャックバウアーのこと。
私たち夫婦は共にテレビが好きなので、同じものも見ますが、男と女という違いや好みの違いもあって、どうしても相容れないのがこの二つなのです。

私も旦那もお互いの作品は見たことあるのですが、どうも好きになれない
だから、昨日は、私が母と映画館で「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」を見ている間、旦那は家で「24のファイナルシーズン」を見ていたようです。

帰ってきてお互いの感想を言い合い、楽しい一日を過ごせたことを喜びあいました
こういうことを書くと、ちょっと照れくさいのですが、私は旦那のこういう器の大きさにとっても救われています。
私が旦那と結婚を決めた最大にして最高の理由は、何事も強要しないこと。
干渉しないと言っても過言ではないかな。
どんなことをするにしても、絶対にダメだと言いませんし、お互いの時間も大事にしてくれるのが有難いです。

さて、肝心の映画ですが、とても良かったです
ファンが最も喜ぶファイナルだったように思います。

私はこのシリーズのドラマ、映画、スピンオフ映画も含めてすべて映画館で見ましたし、テレビなどの放送もビデオやDVDにとって見たりします。
ドラマ「北の国から」や「ER-緊急救命室-」も含め、好きになると何度も見てしまう傾向があります。
だからこそ、愛が深くてちょっとうるさいんです

その点で、「踊るの大捜査線3」には少し不満がありました
もともとこのドラマは、織田祐二さん演じる青島刑事の青臭さと、足で稼ぐ捜査が魅力でした。
けれど、3を見たときにあまりに老けてしまった青島に違和感がありました。
もちろん2からの年月を考えると当然かもしれませんんが、動きの鈍さに違和感を感じたんですよね。
そして、和久刑事役のいかりや長介さんがいないことも残念でなりませんでした。

けれど、今回の映画ではかなり疾走感が戻っていましたし、和久刑事の精神が残っているなという内容になっていてとても楽しめました
またお得意のギャグシーンも3よりやり過ぎていなくて自然だったので、とても楽しめました
恐らく今回がファイナルという形ではありますが、青島たちの世界はずっと続いていくんだろうなと思わされる気がして、とても良い終わり方でした。
最後だからまとめようとかそう言う変な形でなかったのが、却って自然に受け入れられました。

実は母は一度見ていたのですが、私が一緒に行こうと思っていたのにと言うと、もう一回見てもいいよと言ってくれて今回2回目を見たのですが、
それでも面白かったようです
パンフも母が買っていたので、頂いてしまいました。

このパンフレット封筒に入っていて、湾岸署の極秘文書になっているという懲りよう
中身も踊るならではのシャレが効いていて、ファンとしては溜まりません

北の国からもそうなんですが、長くやっているドラマだとキャストの人をもう俳優としてではなく、役名そのままで見てしまいます。
だから、先日亡くなられた大滝秀治さんや地井武男さんも北の国からの役のイメージでとらえていて、
まるで北の国からの世界の人がいなくなったように感じてしまいます。
踊るも、いかりやさんに続いて小林すすむさんが亡くなってしまい、本当に残念です
でも俳優さんは作品の中にはいつまでも残っているからそれでいいのでしょうね。
途中でお手洗いに行ってしまったのでもう一回見ようか迷っているのですが、早くファイナルをテレビでやってくれる事を願っています

最後に、良い終わりとはいえやっぱり好きなシリーズの映画やドラマが終わるって寂しいな
旦那の大好きな24もファイナルだし、最近見ている韓国ドラマのイ・サンももうすぐ終わるし、次を探さないといけないなと思いました。