今日は、朝からの雨降りで、公園内の雪も、すっかり、ザラメ状の雪と化しています。
陸上競技場では、少なくなった雪の中から、ピッチの保護シートが、あちこち浮かび出てきて、これまで雪に埋もれていた芝生が、シートのメッシュ越しに、覗(のぞ)けて見えます。
そして、ファミリー広場は、緑と白のゼブラ模様です。
雪が融けて、緑の冬芝が表出(ひょうしゅつ)してきた部分と、暗渠排水管が下に通っているため、その部分だけ、雪が融けずに、白いライン状に雪が残っている部分とが、見事な、縞模様(しまもよう)を織り成しています。
暗渠排水管が通っている部分は、水はけがよく、その分、そこには、水が溜まらず、雪が融けないからです。
近くのアルペン広場のケヤキは、あいかわらず、寒々と、曇り空に、枝を伸ばし、V字ロードそばに植わっている、タブやシラカシなどの常緑広葉樹は、心なしか、緑の色を、少し、濃くしているような気がします。
南に向かって、V字ロードを横切って、所々雪に覆われた、きつね色のコウライ芝の上を歩いて行くと、雪虫が、歩みに合わせて、まとわりついて来ます。けれども、歩みを止めて静かにすると、雪虫も、静かに離れて行きます。
御製碑(ぎょせいひ)のほとりには、融けかかった、雪だるまの名残(なごり)なのでしょう、大きな雪玉が、静かに、放置されたままです。
陸上競技場
ファミリー広場
ケヤキ
常緑広葉樹
御製碑のほとり