うんどうこうえん日誌

富山県総合運動公園の各施設で開催されるイベントや公園からのお知らせなど☆出来事や発見をどんどん発信していきます♪

暗渠排水管(あんきょ・はいすいかん)

2012-01-20 15:54:27 | 施設

今日は、朝からの雨降りで、公園内の雪も、すっかり、ザラメ状の雪と化しています。

陸上競技場では、少なくなった雪の中から、ピッチの保護シートが、あちこち浮かび出てきて、これまで雪に埋もれていた芝生が、シートのメッシュ越しに、覗(のぞ)けて見えます。

そして、ファミリー広場は、緑と白のゼブラ模様です。

雪が融けて、緑の冬芝が表出(ひょうしゅつ)してきた部分と、暗渠排水管が下に通っているため、その部分だけ、雪が融けずに、白いライン状に雪が残っている部分とが、見事な、縞模様(しまもよう)を織り成しています。

暗渠排水管が通っている部分は、水はけがよく、その分、そこには、水が溜まらず、雪が融けないからです。

近くのアルペン広場のケヤキは、あいかわらず、寒々と、曇り空に、枝を伸ばし、V字ロードそばに植わっている、タブやシラカシなどの常緑広葉樹は、心なしか、緑の色を、少し、濃くしているような気がします。

南に向かって、V字ロードを横切って、所々雪に覆われた、きつね色のコウライ芝の上を歩いて行くと、雪虫が、歩みに合わせて、まとわりついて来ます。けれども、歩みを止めて静かにすると、雪虫も、静かに離れて行きます。

御製碑(ぎょせいひ)のほとりには、融けかかった、雪だるまの名残(なごり)なのでしょう、大きな雪玉が、静かに、放置されたままです。

陸上競技場

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ファミリー広場

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ケヤキ

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常緑広葉樹

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御製碑のほとり

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球果(きゅうか)

2012-01-19 10:34:06 | 樹木

プラタナスの別名は、スズカケノキ(鈴懸けノ木)です。
そのプラタナスの、イガイガの堅い球果が、枝に鈴を懸けたように、冬のこの季節、未だに、たくさん、ぶら下がっています。

アメリカフウ(あめりか楓)の、堅いイガイガの方は、そのまま、木に付いているものもありますが、下に落ちたイガイガは、中の種が、すっかり抜け落ち、殻だけとなって、カラカラに乾いて、軽くなっています。

また、なおも、しぶとく、実が生っている、ドングリ(団栗)の木は、お椀状の台だけを残し、イガイガのハカマを、ずっと前に、全部振り払ってしまい、今は、その実を、ちょこんと、お椀の上に乗せているだけなので、ドングリは、ちょっと触れれば、すぐに、ポロリと、落ちてしまいます。

公園内は、秋から冬にかけて、これらの球果が、たくさんぶら下がり、枯れ葉と一緒に落下する、その量には、おびただしいものがあり、清掃収集するには、ずいぶんと、大変です。
けれども、これも、植物の生の営み、樹木たちも、子孫を残すのに必死です。

秋には、秋の、色付いた葉っぱと球果。
冬には、冬の、裸木(はだかぎ)の枝に連なる球果。
それぞれの趣(おもむき)の中、球果は、風に揺れたり、止まったり、長い時間、じっと、静かに、落下の時を、待っています。

スズカケノキ

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アメリカフウ

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ドングリの木

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掛け声(三郷アストロズ vs 田上ライナーズ)

2012-01-14 16:31:47 | スポーツ

屋内グラウンドの方から、子供たちのちょっと甲高(かんだか)い掛け声が、近づくにつれ、次第に、大きく、聞こえてきます。

中では、三郷アストロズ vs 田上ライナーズの、少年野球の練習試合が行われています。

男の子らしい、元気な掛け声が、グラウンド一杯に響き渡り、試合に心地よいリズムを与えています。
チーム競技では、味方同士の掛け声が大事で、お互いに、意思疎通と確認を図りながら、確実に、そして、的確に、試合を進めなければなりません。
両チームとも、きっと、大きな声を出すように、監督さんから、普段、指導を受けているに違いありません。

子供たちは、きびきびと、試合中も礼儀正しく、キャッチャー、ピッチャーの投球・受球フォームは、きっちりと、決まり、バッターの素振りも、鋭く、どの選手も、みんな、プロ野球選手のような格好よさです。

試合は、4回の表を終え、アストロズが、3対0で、リードしています。

そして、陸上競技場の方では、トラックレーンの除雪が済み、富山陸協・中学部の練習会が行われています。

(屋内グラウンド)
少年野球・練習試合

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アストロズ

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ライナーズ

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キャッチャー

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ピッチャー

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素振り

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スコアボード

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(陸上競技場)
除雪済み

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中学部・練習会

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静止バランス(富大硬式野球部)

2012-01-13 11:40:46 | 風景

「5秒前、4、3、2、1。」
地面には、両手を後ろ手に立てて突き、片足を宙に上げたまま、ズッーと、仰向けの状態で、静止の態勢を維持します。
カウントダウンに合わせて、静止バランスの筋力トレーニングです。
静かな、沈黙の時が、10秒でしょうか、20秒でしょうか、続いています。

屋内グラウンドでの、富山大学・硬式野球部の皆さんです。

今度の静止バランスは、地面に向かって、片手、片膝を立てて突き、もう片方の手と足は、宙に上げたままの状態です。
ゆらゆらと、揺れながら、沈黙の時を過ごします。
中には、耐えきれずに、宙に浮かせた足や手を、地面に落してしまう、選手もいます。

外では、時折、ドームの屋根雪が、激しい音を立てて、落下します。

屋内グランドの両側には、落雪による、大きな雪山(ゆきやま)が、連なって、出来ています。

今日の公園内は、曇り空で、風が強く、空に向かった、メタセコイアやポプラの裸木たちが、その枝や梢を、不安げに、ゆらゆらと、大きく揺らしています。

静止バランス

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雪山

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裸木たち

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青空・銀嶺・雪虫

2012-01-12 15:35:12 | 風景

今朝方、この冬一番の寒さとなり、踏みつけられて、半分融けかかった雪でさえ、ガチン、ガチンに、凍って、歩くのも、ままならない程でした。

そして、午後からは、陽が射し、青空が広がり、銀嶺の立山連峰が、雪の公園に借景の趣(おもむき)を見せて、遠く、輝いています。
けれども、そこは、冬の青空。
さっきまでとは、違い、ちょっと油断する間に、いつしか、雲が、少し、懸かってきたようです。

競技場スタンド・最上段通路の手摺(てすり)には、もう、雪虫(ゆきむし)が、姿を見せています。
雪虫は、風のない、日射しのある、暖かい、早春に現れる虫ですが、雪虫にとって、今日は、もう、早春なのでしょうか。
どうか、今年は、春が、早く来ますように。

雪の陸上競技場には、チラチラと、砂粒のような金色の光が、無数に、フィールドやトラックの雪上(せつじょう)に、輝いています。

青空・銀嶺

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雪虫

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雪の陸上競技場

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