今朝方、この冬一番の寒さとなり、踏みつけられて、半分融けかかった雪でさえ、ガチン、ガチンに、凍って、歩くのも、ままならない程でした。
そして、午後からは、陽が射し、青空が広がり、銀嶺の立山連峰が、雪の公園に借景の趣(おもむき)を見せて、遠く、輝いています。
けれども、そこは、冬の青空。
さっきまでとは、違い、ちょっと油断する間に、いつしか、雲が、少し、懸かってきたようです。
競技場スタンド・最上段通路の手摺(てすり)には、もう、雪虫(ゆきむし)が、姿を見せています。
雪虫は、風のない、日射しのある、暖かい、早春に現れる虫ですが、雪虫にとって、今日は、もう、早春なのでしょうか。
どうか、今年は、春が、早く来ますように。
雪の陸上競技場には、チラチラと、砂粒のような金色の光が、無数に、フィールドやトラックの雪上(せつじょう)に、輝いています。
青空・銀嶺
雪虫
雪の陸上競技場