うんどうこうえん日誌

富山県総合運動公園の各施設で開催されるイベントや公園からのお知らせなど☆出来事や発見をどんどん発信していきます♪

球果(きゅうか)

2012-01-19 10:34:06 | 樹木

プラタナスの別名は、スズカケノキ(鈴懸けノ木)です。
そのプラタナスの、イガイガの堅い球果が、枝に鈴を懸けたように、冬のこの季節、未だに、たくさん、ぶら下がっています。

アメリカフウ(あめりか楓)の、堅いイガイガの方は、そのまま、木に付いているものもありますが、下に落ちたイガイガは、中の種が、すっかり抜け落ち、殻だけとなって、カラカラに乾いて、軽くなっています。

また、なおも、しぶとく、実が生っている、ドングリ(団栗)の木は、お椀状の台だけを残し、イガイガのハカマを、ずっと前に、全部振り払ってしまい、今は、その実を、ちょこんと、お椀の上に乗せているだけなので、ドングリは、ちょっと触れれば、すぐに、ポロリと、落ちてしまいます。

公園内は、秋から冬にかけて、これらの球果が、たくさんぶら下がり、枯れ葉と一緒に落下する、その量には、おびただしいものがあり、清掃収集するには、ずいぶんと、大変です。
けれども、これも、植物の生の営み、樹木たちも、子孫を残すのに必死です。

秋には、秋の、色付いた葉っぱと球果。
冬には、冬の、裸木(はだかぎ)の枝に連なる球果。
それぞれの趣(おもむき)の中、球果は、風に揺れたり、止まったり、長い時間、じっと、静かに、落下の時を、待っています。

スズカケノキ

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アメリカフウ

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ドングリの木

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