ウエスティに猫な日々

日々の料理と外食、趣味の熱帯魚と読んだ本の感想と我が家の犬と猫の話。
ほか、日々のちよっとした独り言。

「 ひとりぼっちを笑うな 」  蛭子 能収 

2015-12-21 00:02:30 | 
   「 ひとりぼっちを笑うな 」  蛭子 能収

        

先日、美容室の先生から「 今、蛭子さんの本を読んでるんですが面白いですよ 」とこの本を紹介されました。
蛭子さんは昔から知っていましたが、ルックスや、へらへらとした笑い方やギャンブル好きなところ、食リポの チンプンカンなところや漫画も好みでなく、無関心でした。
先生の「 僕もあまり興味が無かったんですが、けっこう面白いですよ 」とのお薦めで読んでみました。

感想は、見たままの自由人だなと思いました。
書かれていることは、なるほどと共感するところと、それは世間では通らないのではということもありました。
納得のいくところもありますが、それは理想であって、蛭子さんの職業や立場ではそれが出来ても、
社会に出て会社組織に組み込まれたら、ひとりぼっちが好きなんですとは言っていられないことも多々出てきます。

自分の好きなように自由にやる。群れない。自己主張しない。自ら積極的に何もしない。挨拶はしない、などなど。
子供の頃の思い出やサラリーマン時代のこと、漫画家になってテレビに出だしたこと、奥さんとの死別とよき伴侶を得たことなど書いています。
食リポも、高級食材や料理を頂いてもびっくりする感想を言い、大吉さんがフォローしていますが、正直な人なんだなと思います。
ヘラヘラと意味もなく笑っているのは、意図的に突っ込まれやすいようにやっているそうで、昔から自然に身についているそうです。

ひとりぼっちは孤独ではなく、そんな自分を微笑みながらいつでも受け止めてくれる人を見つけることと結んでいます。
私も明るくて社交的だと言われますが、根は蛭子さん側の人間なので、読んでいて蛭子さんの気持ちがよくわかりました。
ただし、ギャンブルは嫌いですが。

何もかもが許されて蛭子さんの個性になっているから得な人なんでしょうね。
「 あの人は、そういう人だから仕方がないね 」と言わせたらこちらのものなんですがね。
時代も違いますが、自分の思うままにぶれないで生きてきた蛭子さんの生き方を面白く読みました。

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