江川紹子氏 小沢裁判傍聴 連続ツイート 1/10/2012 

2012年01月12日 | 日記

 

川紹子氏 小沢裁判傍聴 ツイート 1/10/2012 
http://www.asyura2.com/11/senkyo124/msg/589.html

 

江川紹子氏 小沢裁判傍聴 連続ツイート 1/10/2012
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4721.html
2012-01-10(23:28) 「日々担々」資料ブログ


amneris84 Shoko Egawa
午前中の主尋問に、小沢氏は「私はもっぱら政治のきと天下国家のことに集中してきた。それ以外のこと、経理などはすべて秘書に任せていた」とし、政治資金収支報告書は「一度も見たことがない」と述べ、本件の不記載、虚偽記載とされている点について指示したり報告を受けていない、と共謀を否定した。

4億円については、その多くは両親からの相続であるとし、あとは本の印税や議員として受け取った歳費などであったと述べた。金融危機の時に預金を解約して、現金で所有していたもの、と。

事情聴取の時に、検察は銀行の資料も持ち、銀行員も取り調べてようで、私と家内については、強制捜査したのと同じくらい資料を持っていた。私が覚えていないことでも「こうじゃなかったですか」と聞かれ、「そうかもしれません」と答え、ほとんど検事の誘導で調書は作成された、と小沢氏。

検事からは、「不正な金が入ってるんじゃないか」と、馬鹿げた質問が立て続けにあったが、「全くありません」と答えた。不正な金は一切もらっていない、という私の話に反論はなかった、と小沢氏。

新進党解体の時は1000億円以上のお金がありましてグループ別に人数に応じて公正に分配した。自由党の時は改革国民会議に金を移し同志のために使うということだった。私は一銭もその金には手をつけておりません、と小沢氏。
【訂正】午前中の被告人質問の中で、新進党の時に「1000億円以上のお金があって」とあるのは、「100億円以上」の間違いです。お詫びして訂正しますm(_ _)m


午後からは、指定弁護士による反対尋問。明日も含めて、相当細かく聞くことになりそうです。


amneris84 Shoko Egawa
午後、指定弁護士は初めに午前中の小沢氏の話を整理。秘書からの報告など「ありません」と答えた部分は、「記憶ないだけでなく、絶対ないと言い切れるのか」などと1つひとつ細かく詰めた。絶対ないと言った部分で1つでもそれに反する事実が出てくれば、小沢発言は信用できないと印象づける作戦か?

その後、証拠に出ている26通の書類に書かれた小沢氏の記名や印鑑について、小沢氏が自署したのか、自分で判子を押したのか、など確認。さらにその書類を見たのかどうかを確認。小沢氏は、印鑑は実印も銀行印も秘書が使えるようにカギのかかっていない机に入れてあり、自分は押してないと述べた

小沢氏は、年月日を覚えるのが苦手らしい。「何年に何何がありましたね」と聞かれても、「年代のことは分かりません」。弁護人、指定弁護士双方からの質問で、年月日を答えられたのは初当選の日だけ。昭和44年だが「12月27日、これだけは覚えています」と小沢氏

指定弁護士=(指)は、大久保秘書が報告書作成に全く携わっていないことは、陸山会の規約に反するのでは、と追及。小沢氏は「結果として規約通りではなかった」としながら、「実務を担当する物が方の趣旨に則って経理をやっていればよい。会計事務は普通の読み書きと計算ができれば十分可能」と

政治団体の資金と個人の金は峻別していた、とする小沢氏の弁に対し、(指)はかつて「最大の友人であり、同志であり支援者」とする人物から預かった金を、石川秘書が陸山会の口座に一時的に入れたことを指摘。「これは例外か」と問うも、「その金はすぐに戻して陸山会の金とは混同していない」と小沢氏

(指)は、H21の総選挙で、陸山会が民主党の候補者に500万円ずつ寄付したことを問題視。その金の多くが、改革フォーラム21から民主党岩手県第四区総支部を経て、陸山会に流れていることを指摘。同支部を入れたのは法律違反にならないよう、事後的に池田秘書と話し合って決めたのでは、と追及

小沢氏は、事後的に第四区総支部を迂回させたとする指摘を否定。(指)はこれに関する小沢氏の供述調書が最初は「全く分かりません」となっているのに、2回目の調書では説明がされていると追及。小沢氏は「勘違いしていた」と釈明。(指)「わずか半年前のこと。何をどう勘違いしたのか」と糾問。

弁護人は、「(指)の質問は、調書の引用が正確でない、誤導だ」として異議申し立て。激しいやりとり。小沢氏は「改革フォーラムの平野さんにお願いして出していただいた。手続きが遅れたので自分の手持ちのお金を一時的に出した」などと説明。同フォーラムの出金については「私は関与していません」と

本件土地の購入について、「契約を結んだ、決済はいつです、というのは秘書から報告があってしかるべきだと思うが」の(指)の問いに、小沢氏は「そうは思いません。金を用立てたことで私の行為は完結している」と反論。

(指)は「普通…だろう」という常識論で報告や了承を認めさせようとするが、小沢氏に「政治家と秘書との関係は違う」「私にはそんな暇はない」と否定されて終わり。(指)に攻める材料がないのがありあり。無理もない。検察が組織を上げても、小沢氏を起訴できる証拠見つけられなかったのだから。

ただ、弾劾するための材料がないので、(指)は攻めあぐねている。これまでの裁判でも、大室弁護士は傑出して鋭い尋問をしているが、材料がなければ…やはり無理筋の事件という感じ RT @motoken_tw 尋問の基本の一つ。

小沢氏、(指)の尋問に時折いらだちを露わにしたり、語気を強めたりするところはあったが、感情的になって余計なことを口走るでもなく、無難に初日の被告人質問を終えた感じ。新事実が出てくるわけでもなく、異議バトルも2回くらいで、傍聴席にもちらほら居眠りする姿もある午後の法廷でありました。

マスコミは4億円の原資についての説明が変遷していると言うが、マスコミ側の方が「土地代金の原資」と「小沢氏提供の4億円の原資」を混同してないか?

指定弁護士の質問が甘いとかよく言うにゃ。これだけ材料がない中、どれだけ努力して工夫して、役割を果たそうとしているか、ひしひしと感じた。指定弁護士の責任じゃない。そもそも検察が組織をあげても起訴する材料なかった事件について、3人の指定弁護士に何をしろと?

安い報酬で、ものすごく手間がかかり、しかも実りの少ない役割を誠実にしている指定弁護士を批判するなら、しっかり取材して言ってみぃ~という気がする


小沢の「表舞台」復帰に恐れおののく朝日社説(新恭)

2012年01月11日 | 日記

 

沢の「表舞台」復帰に恐れおののく朝日社説(新恭)
http://www.asyura2.com/11/senkyo
124/msg/584.html

小沢の「表舞台」復帰に恐れおののく朝日社説
新恭ブログ 2012年01月10日(火)
http://ameblo.jp/aratakyo/entry-11131936079.html

朝日新聞は小沢一郎復権によほど恐怖を感じるらしい。

小沢一郎氏の被告人質問について書いた1月9日の社説は、わなわな震えるような筆致で、書き手に同情をおぼえるほどである

「私たちは小沢氏に対して繰り返し、国会で説明責任を果たすよう求めてきた。ところが、氏は国会に出ていくことも、記者会見での突っ込んだやり取りも拒み続けた」

まことにみごとな恨み節からはじまった。「私たち」という何者かが求めた通りにしない小沢氏はけしからん、というのである。

小沢氏はフリージャーナリスト、外国人記者らにも開放してたびたび記者会見を開き、説明してきたと思うが、何が不足なのだろう。記者クラブ員だけの特権的密室記者会見に応じないのに腹が立つのだろうか。続く記述に移ろう。

「土地取引の原資になった4億円は、どんな金なのか。支援者からの浄財だ、銀行融資だ、個人資産だと説明が二転三転したのは、なぜなのか」

4億円ものカネがどういう流れで小沢氏のもとにやってきたのかを一括りに語れという。おそらくその中には「支援者からの浄財」もあれば、「銀行融資」もあれば、「個人資産」も含まれているのだろう。

カネが口座に入金するたびに全額引き出して、これはどういうカネか色か印でもつけてタンス預金しておけば、区分けができ、どの種類のカネが残っていたかも確認できる。

しかし、それを使うさいに、どの色のついたお札を使ったか記録しておかねば、朝日新聞や検察当局のご要望に応えられないのではないか。

そういう考え方をしない理由があるとすれば一つしかない。4億円全額が、どこか1か所からこっそり手渡されたはずだと邪推する場合である。

つまり、小沢氏が4億円の裏献金をもらったと思い込んでいるか、そう思いたいか、どちらかだ。

人の先入観とか希望的観測というのは脳内からちゃんと文章となって出てくるから面白い。…いやまてよ、そうではないかもしれない。ちと人が好すぎる解釈をしてしまったのかもしれぬ。

裁判で小沢氏が被告人質問を受けるのにさいして、その直前に、さんざんこれまで吹聴してきた小沢悪玉論をいまいちど蒸し返し、ぶち上げることで、裁判官に圧力をかける効果を狙ったのかもしれぬ。

だとすれば、朝日新聞、おぬしも相当ワルじゃのう、ということになる。しかし、次の部分はあきらかに小沢復権恐怖症候群がみてとれる。

「このところ小沢氏には、4月に予定される判決の『その後』を見すえた動きが目立つ。本人の刑事責任の有無は裁判所の判断をまつほかないが、忘れてならないのは、元秘書3人がそろって有罪判決を受けているという重く厳しい事実である。 その政治責任、監督責任を棚上げにしたまま表舞台に立とうとしても、多くの有権者が納得するはずがない」

これは何を言わんとしているのだろうか。「4月に予定される判決の『その後』を見すえた動きが目立つ」「表舞台に立とうとしても、多くの有権者が納得するはずがない」。

どうやら朝日も、無罪判決が出ることを予想し、「だからといって復権できると思うなよ」とクギを刺しているようにみえる。

その理由として、証拠もなく裁判官の「推認」「推測」だけで小沢の元秘書3人を有罪にした判決を持ち出し、「重く厳しい事実」とその裁判史上の汚点ともいうべき出来事を賛美しているのである。

小沢氏への恨み節からはじまって、4億円一色論でなじり、金権政治家イメージをふりまいたうえ、奇怪な元秘書有罪判決をもって、小沢の「表舞台」復帰はまかりならぬと、上から目線で断じてはばからない。

この感情過多で空威張りの過ぎる論説に、再販制や記者クラブ制度などに守られた大商業新聞の特権が、小沢という危険な男にぶち壊されないかと恐れおののく守旧的新聞人や経営者らの姿が浮かび上がってくる。

完全なる冤罪 「小沢氏とカネの問題」を斬る 確認書追加版

小沢氏と陸山会の、土地取引をめぐる Q & A

   

アトリエ和亜印 グローバルライブ フォトチャンネル ご時世

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ご時世 Ⅱ…


郷原氏が斬る 虚偽捜査報告書

2011年12月21日 | 日記

 

郷原氏が斬る 虚偽捜査報告書
http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/727.html

 


激変する環境、思考停止する組織~郷原信郎が斬る」<Vol.16> 2011.12.19
陸山会事件を「平成の盧溝橋事件」にしてはならない

~虚偽捜査報告書作成事件の捜査・調査に速やかに着手すべき~

このところ、九州電力の問題、オリンパスの問題など企業をめぐる問題ばかり取り上げてきたこのコーナーだが、今回は、久しぶりに検察の問題を取り上げる。
検察審査会起訴議決によって起訴されている小沢一郎氏の公判で、昨年の秋に表面化し、検察の信頼を失墜させた大阪地検をめぐる不祥事をも上回る重大な問題が、先週、明らかになったからだ。
12月15日に東京地裁で開かれた公判において、元東京地検特捜部所属の田代政弘検事の証人尋問が行われ、昨年5月、同会元事務担当者の石川知裕衆院議員を保釈後に再聴取した際の状況について、石川被告が供述していない内容を捜査報告書に記載していたことが明らかになった。
その報告書は小沢被告に対する起訴議決を出した東京第5検察審査会にも提出され、審査の資料とされ、議決書にも一部が引用されている。
石川被告は昨年1月の逮捕後、田代検事の取り調べを受け、「小沢被告の了承を得て政治資金収支報告書に虚偽記入をした」との供述調書に署名した。そして、同年5月17日の任意の再聴取でも同様の内容の調書が作成され、同日付けの取調べ状況に関する捜査報告書とともに、検察審査会に捜査資料として提出された。この問題を、一面トップ、社会面トップで報じた16日付読売新聞朝刊によると、同報告書には、田代検事が小沢氏に対する報告とその了承について調査を録取した状況を質問したことに対する石川氏の供述として、以下のように記載されている。
「私が『小沢先生は一切関係ありません』と言い張ったら、検事から、『あなたは11万人以上の選挙民に支持されて国会議員になったんでしょ。小沢一郎の秘書という理由ではなく、石川知裕に期待して国政に送り出したはずです。それなのに、ヤクザの手下が親分を守るためにウソをつくのと同じようなことをしたら、選挙民を裏切ることになりますよ。』と言われたんですよね。これは結構効いたんですよ。堪えきれなくなって、小沢先生に報告し、了承も得ましたって話したんですよね。」
ところが、そのようなやり取りは、石川被告が再聴取を隠し取りした録音記録にはない。
同日の証人尋問で、その点について、小沢被告の弁護人から追及された田代検事は、「数日をかけて、思い出しながら報告書をまとめる際、勾留中のやり取りなどと記憶が混同した。虚偽ではない」と釈明した。
田代検事の行為は、検察官の作成名義の捜査報告書という公文書に虚偽の記載をしていたということであり、虚偽性についての認識があれば、虚偽公文書作成罪という犯罪に該
当する。
虚偽公文書作成という犯罪は、形式上犯罪に該当する行為であっても、可罰性の幅は非常に広い。公文書の内容に事実に反する点があったとしても、それが官公庁内部に止まるものであれば、実質的な処罰価値はない場合も多い。しかし、本件のようにその報告書が司法作用に重大な影響を及ぼすというのは、最も悪質・重大な虚偽公文書作成の事実と言えよう。
検察官の取調べをめぐる問題は、郵便不正事件でも、小沢氏の元秘書3人が起訴された政治資金規正法違反事件でも問題になった。被疑者が実際の供述しているのとは異なる内容の供述調書が作成され、威迫、利益誘導、切り違えなどの不当な方法によって被疑者に署名をさせるという方法が問題にされ、供述調書の請求が却下されるという事例が相次いでいる。
被疑者の供述を内容とする捜査報告書をめぐる今回の問題は、検察官の供述調書をめぐる問題とは性格を異にする。供述者の署名があって初めて書面として成立する供述調書とは異なり、捜査報告書は、検察官側が一方的に作成できる書面だ。あくまで捜査の状況を報告するための文書であり、その分、被疑者の供述内容を立証する証拠としての価値は低い。一般の刑事事件においては、捜査報告書によって被疑者の供述が立証され事実認定が行われることはほとんどない。
しかし、検察審査会の審査員という素人の判断との関係では、捜査報告書の取扱いも全く異なってくる。証拠の種別、価値等について前提となる知識が乏しい審査員は、捜査報告書であっても、被疑者の供述として書面に記載されていれば、それなりに信用できるもののように判断することとなる。
今回虚偽であることが明らかになった捜査報告書は、検察審査会に資料として提出され、審査会の判断の根拠とされたものであり、それを意図して行われた疑い、つまり、虚偽の捜査報告書が検察審査会をだます目的で使われた疑いがある。そこに、これまで供述調書に関して問題とされてきたこととは異なる重大な問題があるのである。
そこで、まず問題となるのは、報告書に虚偽の記載が行われたことが意図的なものであるかどうかである。
田代検事は、勾留中の取調べのやり取りと混同したという「過失」を主張しているが、起訴後、保釈で身柄非拘束の状況での取調べでのやり取りを、その直後に捜査報告書に記載する際に、3ヶ月前も前の勾留中のやり取りと混同するなどということ自体が考えられない。
また、通常、被疑者の供述が変遷したのであれば、変遷の時点で理由を聞いているはずであり、3ヶ月以上も経った、釈放後に、勾留中の供述の理由を尋ねるということも、検察官の取調べの経過として考えられない。そのような常識では考えられないような質問を自分が行い、石川氏がそれに答えているという状況を、田代検事が「自らの記憶」として
報告書に書いたとは考えられない。
しかも、石川氏の勾留中の取調べの大半が、水谷建設からの裏献金の受領の問題に費やされたこと、特に、勾留延長後の10日間は、田代検事から担当副部長に取調べ検察官が交代し、もっぱら水谷建設からの裏献金の問題について聞かれていたことは、同氏自身が語っているところである。政治資金収支報告書の虚偽記入について小沢氏に報告をした旨の石川氏の供述調書に関して、田代検事がそのような供述をした理由を尋ね、石川氏が説明する、というような「勾留中のやり取り」は、いったいどの時点で行われたのであろうか。そもそもその「やり取り」自体が存在していなかった疑いが強い。だとすると、石川氏が、「ヤクザの手下が親分を守るためにウソをつくのと同じようなことをしたら、選挙民を裏切ることになる」と考えて小沢氏への虚偽記載の報告を認めた、という捜査報告書の記述自体が「創作」であり、石川氏の供述を捏造した疑いが濃厚と言うべきであろう。
田代検事の「過失」の弁解は明らかに不合理であり、意図的で、しかも実害を伴う虚偽公文書作成罪の嫌疑が相当程度認められるのであるから、検察として、捜査或いは内部調査に乗り出すのは当然であろう(「うその報告書―検察は経緯を検証せよ」と題する12月18日の朝日新聞社説でも、「なぜうその報告書が作られ、チェックもできなかったのか、経過を解明・検証して国民に説明する作業が欠かせない」と説明を求めている)。
検察には、今回の虚偽公文書作成の問題について、今のところ何の動きもない。この件について何の調査も捜査も行わないとすると、前田検事の故意の証拠改ざんを行った事実を知りながら、同検事の刑事事件について捜査し、検挙するなどの措置をとらなかったとして上司の大坪・佐賀両氏を犯人隠避罪に問おうとしている検察の主張は、根底から崩れる。調査を行ったとしても、田代検事の「過失」の弁解を、そのまま受け入れるようであれば同様である。それによって、先日、検察官の論告・求刑が行われた大坪・佐賀両氏の公判にも重大な影響を与えることとなる。大坪・佐賀両氏の弁護側から、公訴取消を求められた場合、検察はどう反論するのであろうか。
本件の虚偽公文書作成の問題に関して重要なことは、それが、検察審査会の議決に大きな影響を与えたこと、つまり、刑事司法作用を害する結果になったことだ。
前田元検事の事件では、フロッピーディスクのデータの改ざんが行われたが、データが改ざんされる前の正しいデータを記載した捜査報告書が弁護側に開示され証拠請求されたことから、公判の審理には結果的に影響を与えなかったのに対して、今回虚偽が明らかになった捜査報告書は、検察審査会に提出され、小沢氏を起訴すべきとする議決書にも引用されており、まさに、検察審査会が小沢氏の犯罪事実を認定する議決に大きな影響を与えている。
しかも、その取調べの際、たまたま、石川被告が、隠し録音をしていたことから、虚偽報告が発覚したが、もし、録音が存在していなかったら、田代検事は、今回のような小沢氏の公判での証人尋問で、捜査報告書の通りに取調べ時のやり取りを証言していたであろ
う。それは田代検事が録取した石川氏の供述調書の信用性を肯定する根拠にされた可能性が高い。
さらに重大な問題は、この虚偽捜査報告書の作成が意図的なものであったとすれば、それが田代検事個人の判断で行われたものとは考えにくいということだ。
先に述べたように、勾留中の被疑者が検察官の取調べに対して新たに行った供述について、その理由を、起訴後3ヶ月も経った後の取調べでわざわざ質問し、それについて捜査報告書を作成するなどということは、通常の検察官の取調べではあり得ない。何らかの上司の指示がなければ、このような捜査報告書が作成されることはないと考えるのが合理的であろう。
そもそも、この政治資金規正法違反事件について、小沢氏は、検察の処分としては、嫌疑不十分で不起訴となっており、検察の組織としては、犯罪事実の認定について消極の判断をしている。通常であれば、検察審査会で起訴相当議決や起訴議決が出されて検察の処分が覆されることは、検察にとって極めて不名誉なことであり、検察審査会の議決を受けて行われる再捜査において、わざわざ、検察の不処分が検察審査会の議決で覆される方向で捜査を行うこと自体、担当検察官個人の行動としてはあり得ない。石川氏の供述調書の信用性を補強する虚偽の捜査報告書を作成してまで、検察審査会に小沢氏の犯罪事実を認めさせようとする行動は、田代検事個人の意思によって行われたとは考えられない。
検察組織全体の方針に反して、検察審査会の議決を検察の処分を覆す方向に向け、それによって小沢氏を政治的に葬ろうと考える一部の集団が検察組織内部に存在していて、田代検事はその意向に従って動いたとしか考えられない。
検察審査会の審査員が小沢氏との共謀を認める石川氏の供述調書を信用し、小沢氏に対する起訴議決を行うようにするため、田代検事に虚偽の捜査報告書を作成させる、という行為が、東京地検特捜部内で組織的な背景を持って行われた疑いが濃厚である。そうなると、検察批判を繰り返してきた私にすら信じられないことではあるが、陸山会事件では、特捜部という検察組織の中の一部が、小沢氏不起訴という検察の組織としての決定に従わず、検察審査会という外部の組織を活用して検察の処分を覆させようとする「暴発」したと見ざるを得ないのである。
田代検事の証人尋問の翌日の12月16日の公判で、証人として出廷した前田元検事が、「主任検事から『この件は特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢をあげられなければ特捜の負けだ』といわれた」「検察が不起訴と判断した資料として検審に提出されるもので、証拠になっていないものがある」などと証言し、東京地検特捜部の陸山会事件捜査を厳しく批判した。証拠隠滅事件で実刑判決を受けて受刑中の前田元検事は、特捜部の問題とは利害関係がなくなっており、その供述の信用性を疑う理由に乏しい。そのような前田検事による、陸山会事件の捜査の内幕の暴露も、その捜査に一層疑念を生じさせるものとなった。
昨年秋に表面化した問題は、大阪地検が中心だったが、今回の問題は特捜検察の本尊とも言える東京地検特捜部の問題だ。それだけに、特捜検察は、まさに、存亡の危機と言うべき状況にある。
陸山会事件について小沢氏を起訴すべきとする検察審査会の議決は、政権交代によって成立した鳩山政権を退陣に追い込む大きな要因となり、その後の二度にわたる民主党代表選での争点を小沢氏の「政治とカネ」問題に集中させた。それ以降、反小沢の民主党主流派と小沢派との間の泥沼の党内対立によって、民主党は国民の支持を失っただけでなく、深刻な政治不信を招き、日本の政党政治は、もはや崩壊に近い状態とも言える
一方で、東京地検特捜部の小沢氏に対する一連の捜査への対抗意識も動機の一つとなって、大阪地検特捜部が無理に無理を重ねた郵便不正事件は、村木氏の冤罪、証拠改ざんの発覚という最悪の結末となり、特捜部長、副部長の逮捕という異常な事態まで引き起こして検察の信頼は失墜した。他方、その発端となった小沢氏に対する東京地検特捜部の捜査も、不当な取調べによる供述調書の請求却下、そして、今回の虚偽報告書の作成問題と次々と問題を露呈し、検察への信頼は地に堕ちた。国家の最も枢要な作用と言うべき刑事司法の中核を担う検察は、今や危機的状況にある。
このように、社会全体が、そして、検察という一つの権力組織が泥沼の状況に追い込まれていく契機となったという意味で、陸山会事件は、日本軍という権力組織、そして、日本という国が「日中戦争」の泥沼へと引きずり込まれていく契機となった「盧溝橋事件」と似ているとの見方もできよう。
日本軍側、中国側のいずれが仕掛けたものであるのかについて、様々な見方の違いがあるが、いずれにしても、盧溝橋事件が、何者かの意図によって、予期せぬ軍事衝突が引き起こされ、それが日中戦争の引き金になっていったことには、ほぼ疑いがない。
それと同様に、陸山会事件の検察審査会の起訴相当議決、起訴議決が、刑事司法関係者の予期せぬものであり、それが、その後の日本の政治、社会、そして検察組織に重大な影響を生じさせていったことは明らかである。
歴史のベールに包まれた盧溝橋事件の真相を解明することは、今となっては極めて困難であろう。しかし、その後の日本の政治、社会に重大な影響を与えた検察審査会での起訴議決という「民意」の作出に大きく影響したと思われる虚偽の捜査報告書作成事件が、意図的なものであったのか、組織的背景があったのかを、捜査又は調査によって解明することは決して困難なことではない。捜査又は調査にただちに着手し、陸山会事件の検察捜査の真相を明らかにすることが、日本の社会を、そして、検察を救う唯一の道である。


前田元検事公判証言に対してなぜ民主党小沢支持議員は沈黙を守っているのか?

2011年12月19日 | 日記

 

田元検事公判証言に対してなぜ民主党小沢支持議員は沈黙を守っているのか? (杉並からの情報発信です) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo123/msg/691.html
 

田元検事公判証言に対してなぜ民主党小沢支持議員は沈黙を守っているのか?
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/bbef25bb8d66d8b98b71ebb48917935e?fm=rss
2011-12-18 17:36:28  杉並からの情報発信です


(写真は「小沢謀略事件」を仕掛けた検察首脳(当時))
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/db/a5b41d2234ab1aa98c311dd5ae8e117f.jpg

[この件は特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢をあげられなければ特捜の負けだ」前田元検事公判証言に対してなぜ民主党小沢支持議員は沈黙を守っているのか?

12月16日(金)東京地裁(大善文男裁判長)で行われた「小沢裁判」第10回公判で、大阪地検特捜部の
証拠改竄事件で実刑判決が確定し下獄中の 前田恒彦元検事が証人尋問で出廷し次のような6つの重大な証言をしました。

(1)「その際、□□キャップ(注1)からは『この件は特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢をあげられなければ特捜の負けだ。
恥ずかしい話だが、東京には割り屋がいない。だから大阪に頼ることになった』といわれた」
(注1):木村主任検事

(2)陸山会事件を積極的に小沢さん(立件)まで付けたかっていたのは、当時
の佐久間特捜部長と木村数人検事、大鶴次席検事ら一部の幹部でした。 次の
(大林検事総長(当時東京貢献検事長)も乗り気ではありませんでした。それで
も(部長らは)1億や2億円、場合によっては4億円を出してこい と(現場に
言ってくるのです私は佐久間部長に想定しているスヒ(ストーリー)を聞いてみ
ました。ゆめみんたいな話、妄想を語りました。私は素直に 「裏献金は難し
い」と言いました。他の検事も「無理」を言っていました。

(3)私はクレームが来ていないから胸を張って任意性がある、と言えるんです
けど。石川さんの調書に問題があったんじゃないですかね。(石川議員 の取り
調べに対する)クレーム(注2)はバンバンあったくらいの印象がある。指定弁
護士も調査したら1、2通見つかったと言っていたが、私の印象 ではもっとあ
ると思いました。それが証拠に含まれていれば、審査会が見て、調書の信用性は
減殺されるわけですよね。

(注2):12月15日に開かれた「小沢裁判」第9回公判で、証人尋問された
田代政弘検事は、「検審起訴」の根拠になった小沢氏の元秘書石川智裕 衆院議
員の捜査報告書について、「検事から、有権者から選ばれた国会議員なのに、ヤ
クザの手下が親分をかばうようだと言われたことが効いた」と全 くの虚偽発言
を記載したことを認めた。田代検事は「小沢氏と石川秘書(当時)との関係はヤ
クザの親分と子分の関係と同じ」との印象を11人の検察 審査会審査員に与え
るために、上記の虚偽発言を捜査報告書に記載したのです。この報告書を読んだ
東京検察審査会は二度にわたり小沢氏を「起訴相 当」と議決し小沢氏は「検審
起訴」されたのです。

(4)それに、この事件では捜査態勢が、途中でものすごく拡充されたんです
よ。(元秘書ら逮捕者の取り調べを行う『身柄班』に対して)『業者 班』。ゼ
ネコンや下請けの捜査員を増やした。でも、ゼネコンや下請けの捜査員を増やし
たのに調書がないでしょう?裏金を渡しているという検察の想 定と違う取調べ
内容は証拠化しないんですよすも、(作成された)調書が、まー、ないでしょ?
 大久保さん、小沢さんに裏金を渡しているという検察 の想定と違う取り調べ
内容は、証拠化しないんです。どうするかといえば、メモにしている。手書きの
その場のメモということでなく、ワープロで供述 要旨を整理していた。

(5)水谷(建設)で言えば、4億円の原資として5千万円は水谷かもね、と
なっても、残りの3億5千万円については分からない。何十人の検察官が 調べ
て、出てこない。検審にそれが示されれば、水谷建設の裏献金の信用性も、減殺
されていたはず。想定に合わなければ証拠にならないというのがこ れまでの検
察で、私も感覚がずれていて、厚労省の(証拠改竄)事件を起こすことにもなった。

(6)私が裁判官であれば無罪と判決を書く。

以上6件の前田元検事の公判証言を聞けば、この間東京地検特捜部が行った「西
松建設事件」「陸山会事件」の強制捜査、及び東京検察審会による二度 の「起
訴相当議決」と「検審起訴」はすべて東京地検特捜部が「小沢一郎は水谷建設か
ら1億円のヤミ献金をもらっている」という「妄想ストーリー」 をでっち上げ
て「小沢一郎氏追い落とし」を目的とする「大謀略」だったことは明白です。

「小沢謀略事件」に関する2件の関連記事をお読みください。

(1)「小沢一郎事件」とは「日本の米国からの独立」を目指す政治家への戦後最大の政治弾圧!
    
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/224dc49a8015d784028de7d502be0096

(2)田中角栄氏の「経世会」と岸信介氏の「清和会」
    
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/b7e1576c07c64a8e89e8ce31775e07ba


▲前田元検事の公判証言に対しなぜ民主党小沢支持議員は沈黙を守っているのか?

前田元検事が「特捜部と小沢の全面戦争だ。小沢をあげられなければ特捜の負け
だ」と検察による小沢一郎氏に対する一連の強制捜査は「結論ありきの でっち
上げ捜査」と公判証したにも拘わらず、民主党小沢支持議員の誰も声を挙げず沈
黙しているのか、私には全く理解できません。

なぜ彼らが動かないのか?その理由を3つ考えました。

1)検察批判すると強制捜査や税務調査の対象になり怖いから。

2)裁判中の案件であり政治家が口を挟むべきでないと「三権分立」の原則があるから。
  
3)日本の国会議員一人あたり約1億1000万円の税金が投入され世界一の高額年収と議員特権を享受しているので権力に逆らうと損するから。

1)を理由とする国会議員はもともと国会議員になる資格がない「腑抜け」です。

2)を理由とする国会議員は、憲法第41条の「国会は国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である」ことを正確に理解していない人です。国会は 行
政、司法の上位に位置する最高機関なのです。国会、行政、司法が平等に等しく並ぶ「三権分立」は憲法には規定さていません。国会は国権の最高機関として司法が
間違っていれば正しく修正する義務があるのです。

3)を理由とする国会議員には、税金で生計を立てる政治家を含むすべての公務員は日本の労働者の平均年収390万円と同じ収入にすべきと答えましょう。
  一般庶民と同じ生活をしなければ庶民の苦しみや困難さは理解出来ないからです。

以下の3件の関連記事をお読みください。

1)社会格差の是正はまず国会議員と公務員のバカ高い年収を日本人労働者平均年収390万まで下げること!
  
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/f17bc7da013afc47acf449c504dc3e15

2)なぜ「対話集会」の現場に国会議員が一人もいないのか?
  
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/6167d2b03f7136907ca44ddd153c9544
  
3)日本の最大の問題の一つは政治家が「本来の仕事」を果た;していないこと
  
http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/fba0c40840a09babca218ad2f35b5a86
  

▲ 民主党小沢支持議員が直ちになすべきこと!

前田元検事の公判証言を受けて民主党小沢支持議員が決起して直ちになすべきことは以下の3件です。

今回動かない民主党小沢支持議員がいるとすれば、この議員は口先だけの「小沢支持」議員でしかなく次回選挙で落選させましょう。

1)民主党執行部に対して小沢一郎議員の「党員資格停止処分」を直ちに撤回させること。

2)民主党執行部に対して民主党臨時党大会の開催を要求し、2009年3月3日の東京地検特捜部による
「西松建設」強制捜査以前の状態に小沢氏を復帰させること。すなわち小沢一郎氏を民主党代表に復帰させることを党大会で決議すること。

3)国権の最高機関である国会(憲法第41条)に「小沢事件真相解明委員会」を設置し、「戦後最大の政治謀略事件」である「小沢謀略事件」を企画・実行
したすべての責任者、米国CIA,検察官、政治家、霞ヶ関官僚、大手マスコミ、学者、評論家、市民団体などを証人喚問して事件の全容を解明し責任を追求して責任
を取らせること。


「社長が選ぶ社長」1位はSB孫正義氏

2011年12月15日 | 日記

 

「社長が選ぶ社長」1位はSB孫正義氏 

                 byYUCASEE MEDIA


ニコファーレ「小沢×田原対談」とサンデー毎日「小沢×鳥越対談(全文)」

2011年11月22日 | 日記

 

コファーレ「小沢×田原対談」とサンデー毎日「小沢×鳥越対談(全文)」  日々坦々 
http://www.asyura2.com/11/senkyo122/msg/524.html

 

コファーレ「小沢×田原対談」とサンデー毎日「小沢×鳥越対談(全文)」
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-1280.html
11/20 日々坦々


ニコニコ動画で小沢さんと田原総一朗氏が徹底生討論ということで出演した。

田原氏との対談は4年4ヶ月ぶりということで、小沢さんが民主党代表だった時か、その直前だったとのことだ。

この内容は、先日、鳥越俊太郎氏との対談がサンデー毎日に載ったが、ほぼ同じだった。

違うとすれば、TPPについて野田首相がハワイでオバマ大統領に言った事と日本に帰ってきて言っていることとが違うという事で、これについて小沢さんは、かなり怒って次のように指摘している。


≪こういうやり方はずっと以前(自民党政権時代)からなんですよ。こういう使い分けにアメリカはものすごく怒っている。
目の前ではいいこと言って、帰れば違うことを言う。一体どっちだと国民からも信用失うし、アメリカからも信用されなくなる。
(官僚、特に外務省がそうさせていると指摘した上で)役所が〝事なかれ"ですから、基本的に。「アメリカの言うことは聞く以外しょうがない」という観念ですから、日本でそれをそのままいうと具合悪いから変えてしゃべる。≫


また、田原氏が面白い言い方したので印象に残った部分を、それに対する小沢さんの応答も合わせて以下に記す。


≪田原 僕はね、小沢さんがやられたのは官僚の抜本的改革をやると言っているからやられたんだと思う。
世の中では小沢悪人論が強い。小沢さんは汚いとか、黒いとか金権だとか悪人論が非常に強い。なんで、こんなに強いかというのは僕が説明しますけど、検察がさかんにマスコミにリークして小沢さんは汚いとマスコミが煽った。それで新聞やテレビがばあっと書いた。こういうマスコミをどう思います?

小沢 マスコミはオピニオンリーダーとして、ほんとに公正な客観的な報道をしてもらわないと、やはりまた国を潰すことになると、僕個人のことじゃなくて、本当に心配しています。

僕はマスコミも改革の例外ではないという考え方ですから。
日本のマスコミは最も旧体制の中で既得権をもっているところですよ、官僚とも勝るともおとらない既得権をもっている。免許はほんとは5年ごとに更新されるはずでしょ、だから欧米では競争入札されている。日本では一度とればずっとでしょ、競争がない。新聞も再販制度で保護されるいる。そういう意味では既得権をもっているのはマスコミなんですね。そして批判する人もいない。・・・≫


■小沢一郎×田原総一朗 徹底生​討論 『日本をどうする!』 ​in ニコファーレ
http://live.nicovideo.jp/watch/lv70481074


この動画は、ニコニコ動画のタイムシフトで見ていただくとして、先日のエントリーで取り上げたサンデー毎日の小沢さんと鳥越氏との対談記事で、小沢さんの会話のみ抜粋し裁判関連の内容は割愛したので、今日は全文を取り上げてみたい。


■小沢一郎 すべてを語る(全文)

TPP、消費税、政治とカネ、原発… 聞き手 鳥越俊太郎(サンデー毎日)

リード

▼「このままTPPに突き進んだら米国の意のままにやられる」
▼「消費税アップは反対。選挙やったらベタ負けだね」
▼「4億円の出所?全部ボクのカネ、その中身は…」

「僕なら米国と率直に話し合いをし、普天間問題にケリをつけられる」。意ならずも法廷に立たされた小沢一郎元代表(69)は健在だ。TPP (環太平洋パトトナーシツプ協定)から消費税、原発、あの「4億円」――。
〝剛腕〟どジャーナリスト・鳥越俊太郎氏(71)が縦横無尽に語り尽くす。

「石(尿管結石)が見つかって、その後、何にもないから変だなと思ったら、医者は『(結石が)砕けて(体外に)出たんですかね』と言うんですよ」自身の資金管理団体・陸山会の土地購入をめゞる政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で、政治家として初めて検察審査会によって強制起訴された小沢氏。初公判があった10月6日の夜、尿管結石のため腰の痛みを訴え、日本医科大病院(東京都文京区)に一時入院した。その音、小沢氏は甲状腺がんを、鳥越氏は肺がんを患った経験がある。

対談は、小沢氏の冗談めいた語り口で始まった――。

鳥越
心境はどうですか?

小沢
体は元気です。ただ、何でもないと思っていても、やはりストレスがたまるんでしょう。肩が凝ったりね。

鳥越
政治情勢にストレスを感じませんか。

小沢 
それはもう、ちょっとしんどいですね。

鳥越 
民主党の政権運営については、期待通りにいっていないように国民に映っています。自民党はダメだが民主党もダメだな、という雰囲気を感じます。

小沢 
事実その通りでしょうね。ですから、非常に危険な状態だと思います。政党不信、政治不信というか、政党はどっちもダメとなると、左であれ右であれ、極端な議論が出てくるんですね。日本人は情緒的ですからバーッと走る可能性がある。今、その境目に来ている。これ以上おかしくなると、本当に悲劇になっちゃうんじゃないか。

鳥越 
米国でも、共和党もダメで民主党もダメ。何となく世界中、既存の政党がダメになっている。

小沢 
欧州もそうです。極右、極左の政党が票を伸ばす。米国も2大政党ですが、共和党の中のティーパーティー、民主党サイドといわれる若い人のデモも現象のひとつじゃないでしょうか。既成の政党、既成の体制、既成の秩序に対する不信感……。

鳥越 
今、TPPが一番の問題になっています。国民はあまり知らされていないというか、知らないんですよね。

小沢 
直接的に、すぐ実害が国民の懐に及ぶ問題と捉えにくいですからね。

鳥越 
どういうふうにご覧になっています?

小沢 
ひとつは自由貿易という基本的な経済原則の要素。もうひとつは米国特有の思惑があります。自由競争、自由貿易の原則は誰も否定できない。できる限り世界中で自由な経済取引が行われることは良いことですが、今、米国が主張しているTPPをそのまますぐ受け入れることとは別問題。日本の国民生活をちゃんと守るシステムをつくったうえで、吟味してやらなければならない。(現時点で交渉に参加すれば、米国の)意のままにやられてしまいます。(参加国の間で)経済の深化の程度、レベルの差があったり、国情・民族の差があったりしますから、お互いうまく障害を取り除きながら、合意できるところからやっていくことしかない。
米国の場合はちょっと金融で走りすぎて失敗しました。何とか挽回しなきゃいけないと、またもや米国のシステムでみんなを統一しちゃおうという思惑があるものですから、米国にビシッと言わないといけないと思いますね。

鳥越 
まったくその通り。関税を100%撤廃するやり方は米国の戦略ですね。農業も医療も日本には固有の事情、歴史や伝統がある。急に100%関税を撤廃してやっていけるのか、ちょっと難しいな。

小沢 
米国は農業でも自分の都合の良いことを言っているんですよ。自分の大事なものは保護しておいて、他国には「全部撤廃しろ」と。なんぼでも議論できるんですよ。農業だけじゃない。次に分かりやすいのは医療です。米国は国民皆保険ではありませんが、日本は皆保険。その制度を自由診療などで崩そう――という意図があるわけです。
制度そのものが崩壊に導かれる可能性もあるし、米国の健康保険、医療制度でよいとは思えません。

鳥越 
民主党政権になれば米国に対し、もう少し対等に、言うべきことは言う姿勢で臨んでくれることを国民は期待したと思います。でも鳩山由紀夫元首相は別にして、菅直人前首相や野田佳彦首相は、ほとんど米国の言いなりですね。

小沢 
米国の注文を聞いてくる窓口は官僚ですが、彼らの言う通りでは、おっしゃるように、何のための政権交代かという議論が出てくるのは当然です。僕が民主党の一員として見れば、やはり政治的な経験が非常に浅く、まだ実践を踏んでいませんからどうしても役人に頼るところがあるんです。もう少し勉強し、勇気を持たないといけません。

鳥越 
民主党にとっては試練、訓練の期間だったということでしょうか。このままだと次の衆院選はどうなるか分からない。

小沢 
それが怖い。自民党が政権を取って代われるくらいピシッとしているのかというと、自民党もダメですね。このままだと、どこも過半数を取れない。悲劇ですね。カオス(混沌)の状態になっちゃう。


基礎訓練なしに偉くなっても

鳥越 
そういう中で、政権の組み替え、政党の再編成は考えられますか。

小沢 
民主党が2年前に国民が期待したことをやろうと一生懸命頑張っている姿を見せさえすれば、支持は戻ると思う。悪戦苦闘しているけれども進もうとしている姿に、国民は良い感情を持つのではないか。みんな自覚を持って頑張らないと。それぞれの部署の人が責任を持ち、決断してやっていくということじゃないでしょうか。責任を持たないと、結局、役人の言う通りになっちゃいます。

鳥越
次期衆院選や民主党次期代表選について考えることはありますか。

小沢 
野田総理も(安住淳)財務大臣も、消費税(増税)をやるって言っているでしょ?来年1月の通常国会に(関連法案を)出すとなると、来月にはおおよその成案を作っておかなければならない。消費税は直接、個々の国民全部に響きますからね。まして今は世界的大不況が来るかもしれないという時、国内では東日本大震災の影響がある時に、消費税増税というのは、僕は納得できない。
もうひとつ、2年前に「(衆院議員任期の)4年間は(消費税増税を)やりません」と約束して政権がスタートしたわけですから、それを反故にすることにもなる。両方の面で、ちょっとどうかなと思います。

鳥越 
小沢さんは消費税を上げることには反対?

小沢 
今、現時点で上げることには賛成できないですね。ただ、総理と財務大臣が(消費税増税を)言っちゃってますからね。12月には成案、来年1月の通常国会には法案を出すと、よその国まで行って話しているわけですから、ちょっとこれはしんどい。このまま衆院選をすれば問題にならない。ベタ負けですね。

鳥越 
あまり明るい材料がありませんね。

小沢 
初心に帰ることだと思います。人間ですから約束したことが100%できないのは仕方ない。しかし、約束を守ろうと努力する姿が尊い。最初からやれないとというのでは「一体、何のための政権交代だったんだ」ということになる。真摯な努力の姿を原点に返って取り戻すというのが、いいのではないでしょうか。

鳥越 
しかし、小沢さんがそう言っても松下政経塾出身の政治家たちは全然違う動きをしています。

小沢 
彼らもそういう公約の下で当選してきた。

鳥越 
でも公約がほとんど実行されていません。

小沢 
それがちょっと問題でしょうね。困ったことですけど……。

鳥越 
困ったとおっしゃいますが、国民も困っているんです。

小沢 
そう。そのツケが国民に行くから、国にとっても国民にとっても困ったことになっちゃうということ。非常に心配です。

鳥越 
小沢さんがもう一度、政権運営に携わる道はないのでしょうか。

小沢 
僕自身は別にどうでもいい。問題は、民主党の場合はみんな基礎的な訓練をしないままポッと偉くなっていること。ベースがないので、何か問題に突き当たった時に「これはこうしよう、ああしよう」という判断ができなくなっているのではないか。仕方ない面もありますが、世界、世の中は待ってくれない。

鳥越 
ギリシャに端を発した金融。経済危機ですが、良いのは中国くらいで、ほとんどダメですね。

小沢 
欧米がダメになれば中国にも影響するでしょう。中国のバブル経済が弾けそうになっていますが、本当に弾けたら動乱ですっ中国は政治的動乱を伴うので大変ですよ。

鳥越 
経済や金融がグローバル化した結果、一国の問題が世界に波及する事態になった。ギリシャがデフォルト(債務不履行)でダメになれば欧州の銀行や米国の銀行がダメになり日本も影響を受ける。そういう時に国民にしっかり支持されている政権がないと困ります。打つ手はありますか?

小沢 
妙薬というのはないですね。国民との約束を守る姿勢で政権を運営することからですね。

鳥越 
強制起訴による裁判が続いています¨行動の自由を奪われているということはありますか。

小沢 
「そんな立場なのに何だ」と、また批判されますからね。あまり過激な言動をするわけにはいかないし、多少は制約されますね。(元私設秘書の石川知裕衆院議員ら3人に対する東京地裁の有罪判決は)びっくりしました。

鳥越 
驚きました。全部「推認」でした。「多分そうだろう」と(笑)。

小沢 
ハッ、ハッ。

鳥越 
三重県の中堅ゼネコン・水谷建設の社長(当時)が5000万円ずつ2回、運んできたということが認定されています。

小沢 
推認ね(笑)。ただびっくり。前代未間の法廷じゃないでしょうか。(通常の裁判は)裁判官が捜査機関の証拠資料を見て判断しますが、「多分そうなんだろう」ということで判決を出されちゃうとねえ……。


マスコミ報道は日本の悲劇だ

鳥越 
マスコミからも批判が出ました。ただ、その中でどうしても引っかかるのは(陸山会による土地購入の原資になった)4億円のカネの出所の説明が二転三転していると思えることです。胆沢ダム(岩手県奥州市)建設をめぐり、建設業者からの裏金が渡って原資の一部になった、それがはっきり言えないので説明が二転三転した―― マスコミを含めて、いろいろな人が指摘しています。僕らには真相が分からないのでお聞きしたい。あの4億円の出所、原資は何ですか。

小沢 
僕のお金です。今のお話も全部、多分そうじゃないかという類いの話。マスコミも国会も忘れているのは、僕も後援会も秘書たちも、2年近くにわたって国家権力によって強制捜査されているということ。僕の知らないことや忘れたことまで(東京地検特捜部は)全部分かっています。捜査機関が強制捜査したにもかかわらず、不当“違法な金銭の授受はないことが明らかになったんですから、個人が勝手に説明する以上に確かな説明じゃないだろうか。
あとはまったくのプライベートな話。何も悪いことがないのにプライベートを全部、説明しなきゃならないという理屈はおかしい。

鳥越 
すると4億円の出所についても検察の事情聴取はあったと?

小沢 
ぜ?んぶ(笑)検察は知っています。預金通帳から何から、銀行の原簿まで持っています。強制捜査ですよ、鳥越さん。

鳥越 
一部説明をしていましたが、お父さんからの遺産も……。

小沢 
もちろんそれもあります。親からの相続は(4億円の中では)大きかった。僕自身だって稼いでいます。印税だけでも1億何千万円もありますし。

鳥越 
あの本(『日本改造計画しは売れましたから。

小沢 
本はそれだけじゃないですから(笑)。

鳥越 
そこに建設業者からの裏献金が紛れ込んでいることは?

小沢 
絶対ありません。第一義的には、後援会のお金と私有財産は絶対混同しないようにずっと心がけてきていますし、もし違法献金があるなら、これだけ調べたら必ず出てくるでしょう。検察は噂の類いから全部、全員を呼んで調べているんですから。それでも出ないんですから。ないものは出るはずがありません。カネがなくなっちゃうということだから、用立てしたということ。

鳥越 
そのお金の流れが、何となく不審を感じたところかもしれない。

小沢
「(土地を)買うと、事務所の運転資金、運営費がなくなっちゃう」と。それでは、僕の手持ちのカネを当面、用立てようと。

鳥越 
それを抵当にして、また銀行からお金を借りている。

小沢 
事務的な話です。(事務所に)まったく任せていますから。強制捜査した結果として何もないにもかかわらず、どうして「違法なカネに違いない」ということが、マスコミをはじめ無関係の人に分かるのでしょう。

鳥越 
では、小沢さんは新聞・テレビの報道をどのようにご覧になっていますか。

小沢 
日本社会の悲劇ですね。これが戦前、「一億玉砕」を唱えたこともあり、 一度は国を滅ぼした。
これから戦争が起きるということではありませんが、このままだと民主主義の否定になります。政治不信は民主主義の否定ですから。一体どういう社会をメディアは望んでいるのか、僕にはまったく分からない。ただ悲劇だと思う以外にないですけれど。

鳥越
明るい材料はないですかねえ……。今日は小沢さんに明るい材料をいただかないと(笑)。

小沢 
日本人が豊かな情緒と精神文化を持っているのはいいのですが、国際社会の中で生きているのですから、「民主主義」をきちんと理解することが大切でしょう。それから、もう少し理性的。論理的な発想で自立しなければダメですね。政治でも、みんなで何となく決めるでしょ? 誰が決めたのか分からないうちに決まってくる。「日本の合議制」というのは、誰も責任を取らなくていいシステムなんです。うまくいっている時はそれでもいいが、問題が起きた時には「誰も決めない」ということになっちゃう。だから、さらに激変が予測されるような時は、論議を尽くしたうえで、その立場にある人が最終的に自分の責任で決める――「自立と共生」を僕はずっと主張しています。自分で考え、自分で決断し、自分の責任でやる。その要素をもう少し身に着けないといけません。

鳥越 
時間がかかりますね。小沢さんと僕とはそんなに年齢が変わらないけれど、われわれが生きている間は無理かも(笑)。

小沢 
無理ですね。日本人の中身まで変わるのは無理ですが、頭の中だけでも……。ただ、こう言うと笑う人がいるけど、僕も本質は情に樟さして流されるタイプの典型的日本人なんですよ。でも、政治家はそれではいけない、理性で考えて結論を出さないといけない、と常に言い聞かせています。「冷たい人間だな」とは言われますが(笑)。
原発は過渡的…反省してます

鳥越 
ところで、今回の震災については?

小沢 
原発事故は深刻ですね。1970年代、僕が科学技術政務次官だった頃に原発が始まりましたが、過渡的なエネルギーとしては仕方がないと最初から主張していた。新エネルギーを見いださないといけないという思いは、ずっと持っていました。今も原子力の結論は出ていないんですよ。高レベル廃棄物の処理はどこの国もできていない。一局レベルは、どこも受け入れないでしょ?

鳥越 
将来的には原発をなくしていく方向でしょうか。

小沢 
最終処理が見いだせない限り(原発は)ダメ。新エネルギーを見いだしていくほうがいい。ドイツには石炭などの資源がありますが、日本はない。ですからドイツのように10年で原発を止めるわけにはいかないかもしれないが、新エネルギー開発に日本人の知恵とカネをつぎ込めば十分可能性はあります。思えば、過渡的エネルギーだと分かっていながら原発に頼りすぎました。「もう少し強く主張しておけば良かった」という反省はあります。

鳥越 
日本人のモノ作りの伝統からいうと、新エネルギーをつくり出すことについて僕は悲観的ではありません。太陽光発電や風力発電、水素エネルギーなどいろいろあります。それにしても(福島第1原発を)廃炉にするだけでも、時間もカネもかかりますね。

小沢 
残り滓(かす)をどうするかが一番の問題です。使用済み核燃料棒をどうやって取り出すのか、取り出したものをどこに置くのか。できないことを言っても仕方がない。何十兆円かかろうが、何とか封じ込める策を講じないと日本の将来はありません。「冷温停止」と言いますが、爆発しないようにするだけで汚染はどんどん進むし、未来永劫、水をかけっ放しになっちやいます。これを解決しないと日本はダメでしょうね。

鳥越 
東京電力だけでなく、国、政治の責任でもある。

小沢 
東電を矢面に立て、国が後ろから支援する今のシステムはダメだど思います。国が前面に立ち、その下に東電や原子炉メーカーなどを付け、全力でやるようにしないと。原発の封じ込めは東竺電だけではできません。

鳥越 
今、どうしても言いたいことは何でしょう。

小沢 
やはり原発問題。これを抱えていたのでは日本の未来はない。どんなにカネがかかっても衆知を集めて封じ込めないといけない。これが第一。それから役所中心の日本の仕組みを改める。そのためには、みんなが民主主義を正確に理解しないとね。個人の自立と民主主義。ン」れがないと、いくらテクニカルな話をしてもダメ。日本に民主主義が定着するかどうか、今が胸突き八丁、境目だ。

鳥越 
「官から民へ」と言いますが、官僚は同じ場所で勉強して政策に通じ、優秀です。民主党の若手議員は負けていますね。

小沢 
官僚と闘うレベルを間違えているんです。もっと高い次元の理念・見識で闘わないといけない。細かいことは、専門家である官僚のほうが知っているに決まっています。「この理念に基づいて社会をつくりたい。だから協力しろ」と筋道の通った議論がなされれば官僚は抵抗できません。


中国にもズケズケ言ってるよ

鳥越 
では、具体的に聞きます。沖縄県の普天間(飛行場移設)問題です。

小沢 
僕は、いつでも米国とケリをつけられると思っています。あの沖縄のサンゴの海を埋め立てるなんてバカげたことをする必要はない。普天間(に駐留する米軍)の必要はないですよ。前線から実戦部隊を引ぐのが米国の軍事戦略の基本。欧州からも兵力を引いている。米軍が引くと中国の軍事力にやられるというのは一面の事実ですが、日本が「こういう役割を果たすから、この部分はいなくていい」と言えないこ之こそが問題ですね。沖縄は日本の国上ですから日本が守るのは当たり前。3K(きつい、汚い、危険)はやらずにカネさえ出していればという感覚だから、米国人にバカにされちゃう。

鳥越 
鳩山由紀夫元首相が突き当たった「抑止力」ですね。これについてはどう考えますか。

小沢 
僕も必要だと思います。米国のプレゼンス(存在)が極東アジアからまったくなくなるのは良くないっよく「日米同盟」と言いますが、だったら、それなりの役割を日本も果たさないといけない。「日本の領土はちゃんと日本が守る、トータルな抑止力の一部は担う、緊急の時には米軍が来てください」と。

鳥越 
米軍はグアムなリハワイなりで……。

小沢 
十分。情報を探ったり警戒・監視したりすることは日本でできる。尖閣諸島も日本の領上で、一度も中国の領土になったことはない。中国にも面と向かって言ってますよ。「どの王朝の時に、お前らの領上になった?」「ここは琉球王国の領上で琉球は日本と合併した」と。「その問題は小平(元最高指導者)先生が『後世に任せようと言った』」と言うが、あれから20年も30年もたっているじゃないか(笑)。

鳥越 
それは誰に?

小沢 
唐家?が国務院国務委員の時かな。中央対外連絡部(中連部)なんかともズケズケやってますよ。

鳥越 
日本人は、米国にも中国にもモノが言える政治家がほしいんです。

小沢 
僕は日中も日米も、政治家としても個人としても、友好促進のための草の根交流などを何十年も一生懸命やっています。彼らはそれを知っていますから、僕がズケズケ言ったって怒らない。

鳥越 
モノを言わないことは国益を害しますね。

小沢 
言うと責任が生じるから言わない。官僚はともかく、政治家は言わなくちゃいけないんです。

鳥越 
民主党内で、小沢さんが後を託すような政治家は出てきていますか。

小沢 
基礎的な勉強をさせなければダメですね。トップリーダーも、若ければ良いというものでもない。実務的な実践を段階的に積んでいかないと、イザという時の判断ができない。30代、40代で良い人たちはいると思いますよ。ただ、基礎的勉強をしなきゃね。すぐに偉くなることばかり考えていてはダメです。


最後に、ニコニコ動画の田原氏との対談で印象に残ったものを追加。


≪日本が核兵器を持つことは、軍事的にも政治的にも意味が無い。
憲法は、日本人が生活し易いようにするルールですから、必要があれば、その時代に合うように変えるところはその都度変える。9条の精神は変える必要はないが、あいまいな表現は見直すべき。

戦後政治の問題点は、官僚に任せ過ぎたこと。また高度経済成長の中で物質万能の価値観、それが国民、社会の中に根付いてしまった。

国民が賢明になることが重要。

自分自身で考え、自分自身で努力し、自分自身で決断して行動し責任をとること。

若い人には夢をもってほしい。無限の可能性があるんだから・・・。≫

 

完全なる冤罪 「小沢氏とカネの問題」を斬る 確認書追加版

小沢氏と陸山会の、土地取引をめぐる Q & A

   

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白血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた

2011年11月09日 | 日記

 

血病を発病した大塚範一キャスターは福島県産の野菜を食べていた(低気温のエクスタシー)
http://www.asyura2.com/11/genpatu18/msg/254.html
 

http://alcyone.seesaa.net/article/233947790.html

 

☆大塚キャスターが休養=白血病で抗がん剤治療へ (時事通信)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111107-00000002-jij-soci

http://www.asyura2.com/09/geinou2/msg/417.html

ジテレビは6日夜、朝の情報番組「めざましテレビ」のメーンキャスター大塚範一さん(63)が急性リンパ性白血病と診断され、病気休養すると発表した。

フジテレビによると、大塚さんは2日から体調不良で番組を休んでいた。東京都内の病院に入院しており、抗がん剤による化学療法を受ける。先月末、本人が首にしこりのようなものがあるのに気付き、受診した。


                 ↓


ぽぽんぷぐにゃん
https://twitter.com/#!/poponpgunyan/status/133283874808672256
急性白血病になった「めざましテレビ」の大塚範一キャスター。番組内でずっと福島県産の野菜や野菜を使った料理を食べるキャンペーンをやっていたんですね。風評被害払拭、福島を応援するためにだそうですが、う~ん・・・。


竹の秋
https://twitter.com/#!/neneyu/status/133291453437849600
今朝は茨城産の野菜食べてたね…

アトリエ和亜印 フォトチャンネル 東日本大震災
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完全なる冤罪 「小沢氏とカネの問題」を斬る 確認書追加版

小沢氏と陸山会の、土地取引をめぐる Q & A

   

アトリエ和亜印 グローバルライブ フォトチャンネル ご時世

ご時世‥ 画像ファイル ↓  ↓  ↓ 

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ご時世 Ⅱ…

ご時世 Ⅱ‥ 画像ファイル ↓  ↓  ↓

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こうした映像を見れば、日本人も目が覚めるのではないか。

2011年11月01日 | 日記

 

 

うした映像を見れば、日本人も目が覚めるのではないか。とにかく、TPPを巡る議論はウソとインチキがテンコ盛りなのだ。
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/396.html
投稿者 TORA 日時 2011 年 10 月 29 日 12:38:43: CP1Vgnax47n1s

 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu250.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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こうした映像を見れば、日本人も目が覚めるのではないか。
とにかく、TPPを巡る議論はウソとインチキがテンコ盛りなのだ。

2011年10月29日 土曜日

http://www.youtube.com/watch?v=G9aWJ8Orl10&feature=player_embedded
16分程度の動画ですが中野剛志準教授の切れっぷりが話題になっています(とくダネ)
民主党の野田政権はTPPの毒薬を最後まで発表せず時間切れを狙っていた。(とくダネ)
 カナダは自国の利益を守るために、条件付きで参加したが、アメリ­カから追い出されてしまった。日本もガッチガチの条件を突き付け­て一歩も譲歩しないけど参加してもいいかななっ?と事前通告して­みたら?マスコミは自由化しても良いけど。日本語がしっかり保護­されればね。
中野さんはTPPの欺瞞について、震災前からMXテレビの西部邁­ゼミナールや、チャンネル桜の討論番組やシンポジウムなどにおい­て訴え続けてきました。
それゆえに説得力はかなりありますね。

◆もう許せない!!専門家が本気で怒る政府のウソ・インチキ・ゴマカシ・詐欺の数々 10月28日 日刊ゲンダイ
http://gendai.net/articles/view/syakai/133413

「アメリカは輸出倍増戦略を国是として掲げている。だから今、円高なんです。TPPで日本は輸出できません! アメリカが日本の市場を取るという話なんですよ!」

 いや、すごい迫力だった。27日、朝の情報番組「とくダネ!」(フジテレビ)に生出演した京大大学院准教授の中野剛志氏(40)。政府が突っ走るTPPを痛烈批判し、怒りをブチまけたのである。そのけんまくにスタジオは凍りついていたが、こうした映像を見れば、日本人も目が覚めるのではないか。とにかく、TPPを巡る議論はウソとインチキがテンコ盛りなのだ。

 まず、最大のイカサマがTPPで日本の工業製品の輸出が増えるかのような論法だ。経産官僚でもある中野氏は「自動車の関税はすでに2.5%、テレビは5%しかない」と指摘。「加えて円高で企業の6~8割の工場がアメリカにある。もう関税の向こう側にあるんだから、関税を撤廃しても意味はない」と切り捨てた。

 米国と2国間FTAを結んだ韓国の失敗事例をズラリと挙げ、「アメリカの雇用が7万人増えたということは、韓国の雇用が7万人奪われたということです!」と畳みかけた。

TPP経済効果2.7兆円」という政府試算もインチキだ。中野氏は「これ、10年間の累積ですよ!」と声を荒らげ、「でも、どこにも書いてないじゃないか!」とペンを机に叩きつけた。

 よく分かっている専門家に言わせれば、政府が喧伝するTPP効果なんて、国民を騙す詐欺以外の何モノでもないのである。

 TPPの危険性については、ほかの専門家も次々と怒りの警告を発している。東大教授の鈴木宣弘氏もそのひとりだ。26日に都内で開かれたTPP反対集会で、政府への憤りを爆発させた。

「震災直後、官邸からはこんな声が漏れ聞こえてきた。『11月のAPECに間に合えばいいのだから、それに滑り込ませればいいではないか』と。ギリギリまで情報を出さず、国民的な議論もせずに強行突破をしようとしている姿勢は、もはや民主主義国家としての体をなしていません!」

 実際、野田政権は今月になって突然、重要情報を出してきた。外務省が作成した「TPP協定交渉の分野別状況」と題する79ページもの分厚い資料がそれだ。ジャーナリストの横田一氏が言う。

「この資料からは、政府がTPP参加を大前提に、アメリカと事前協議をしながら、周到に計画を進めてきたことが分かります。3月の震災後、ホトボリが冷めるまでヒタ隠しにしてきたが、TPPに参加表明する11月から逆算して、批判をかわして逃げ切れるギリギリのラインでの公開に踏み切ったのでしょう。あまりに汚いやり方です」

 これ以上、連中のウソ、インチキを許したらダメだ。

 

(私のコメント)


菅政権の時も、福島第一原発に際しては徹底した情報封鎖を行なって、福島の住民は幼児にも被曝のデーターが出て来ていますが、国民には知らせず「当面の健康には問題ない」と発表してきた。しかし都内にもホットスポットが出来ていますが、民主党政権は放射能汚染の実態をなかなか公表してこなかった。それだけ国民を信用していないのだ。

野田政権も、突然TPP参加の意思表示をしましたが、政府はなかなかTPPの内容を公表してこなかった。政府の言い分としては交渉してみなければ中身は分からないとしてきましたが、「株式日記」でも毎度書いてきたように米韓FTAやNAFTAの内容を見ればアメリカがどのようなことを要求してくるかは分かる。

言った日米の政府が交渉の席について、次々とアメリカから要求を突きつけられたら野田総理や玄葉外相はどう返事するのだろうか? 90年代からの日米構造協議などを見てもアメリカの言いなりになって、大店法を改正して日本中の商店街がシャッター通りになってしまった。そして地方のカネが東京に吸い上げられて地方はますます貧しくなって来ている。

中野氏が言うようにTPPはもはや関税がどうのこうのというよりも、アメリカが目指しているのは日本国内の非関税障壁の撤廃だ。国内法で保護しようとしてもアメリカ企業から訴えられれば国際機関で裁定が下されて日本政府は莫大な賠償金も取られtるようになる。NAFTAに参加しているカナダ政府やメキシコ政府がそれで莫大な賠償金をアメリカ企業に支払わされている。

米韓FTAが発行すれば韓国はアメリカ企業のやりたい放題になり、国内法で守ることはTPP条約違反になるのだ。TPP推進派はTPPに参加すれば輸出が伸びるようなデマを飛ばしていますが、すでに日米間では工業製品は自由化されており、自動車は2,5%テレビは5%の関税しかかかってはいない。さらに自動車やテレビなどはアメリカやメキシコに工場が作られていてTPPに参加してもあまり意味はない。

アメリカ政府が企んでいるのは、日本の非関税障壁の撤廃であり、それは24項目にわたっていますが具体的な内容が発表されていない。一番危険なのは毎日書いているようにISD条項によって国内法よりも国際機関の決定に従わなければならなくなる。いわば国家主権を否定されることであり、国内では禁止された農薬を使った農作物を輸入しなければならなくなり、遺伝子組み換え作物も輸入の禁止が出来なくなる仕組みになる。
これによってメキシコのトウモロコシ栽培農家は壊滅しましたが、アメリカはトウモロコシをバイオ燃料に振り向けてしまって、メキシコ人は主食のトウモロコシが高騰して手に入らなくなってしまった。アメリカ人は市場原理主義の名のもとにしたい放題の事をして他国の被害の事など考えてはいない。日本でも大豆の輸出停止で日本で豆腐が作れなくなりましたが、米だってどうなるかわかりません。アメリカ人は信用が出来ない。

東大教授の鈴木宣弘氏によれば、「震災直後、官邸からはこんな声が漏れ聞こえてきた。『11月のAPECに間に合えばいいのだから、それに滑り込ませればいいではないか』と。ギリギリまで情報を出さず、国民的な議論もせずに強行突破をしようとしている姿勢は、もはや民主主義国家としての体をなしていません!」と告発していますが、民主党政権は国民を敵にしているようだ。

マスコミはもっぱらTPPを農業問題にすり替えようとしていますが、確かに「株式日記」でも問題を指摘してきました。TPPに主に反対しているのも農業団体ですが、TPPの本当の恐ろしさはカナダやメキシコが遭遇しているような「自国民の安全、健康、福祉、環境を、自分たちの国の基準で決められなくする「治外法権」となってしまう。米国の狙いは、このISD条項をねじ込み、自国企業がその投資と訴訟のテクニックを駆使して儲けることなのだ。」

それでも民主党議員たちは、TPP交渉を強行して日本の国内をガタガタにしようというのだろうか? もはや国民総決起して民主党政権を倒さなければなりません。


◆10・30(日)渋谷 TPP断固拒否国民デモ 挙行します。
http://tpp-negative.seesaa.net/article/232050996.html

10月30日(日)、ふたたび渋谷にて、「TPP参加断固拒否」の意志表明と啓発のデモを実施します。

TPP参加を断固拒否する国民デモ 

平成23年10月30日(日) 集合開始 14:00  出発 15:00 

集合場所 : みやしたこうえん 北側広場
(JR渋谷駅東口・宮益坂口より出てすぐの明治通りを左へ5分 渋谷区神宮前6-20-10)
 
地図     ※公園真下に駐車場あり。

デモコース: 渋谷・みやしたこうえん出発~公園通り~宮益坂~青山通り~神宮前~明治通り~神宮通公園終着(4.1Km 90分)
http://g.co/maps/ydbxq

今回、長いコースを設定しました。
ご参加の皆様は充分な休養と栄養をとってお臨みください。

何とかして日本を救いましょう。よろしくご協働のほどお願いいたします。

10・30 TPP拒否国民デモ
実行責任者 小吹 伸一

Mail: kobukidesu@livedoor.com
℡ :070-5552-8284


「小沢批判を強める司法関係者」(EJ第3170号)  (Electronic Journal)

2011年10月29日 | 日記

 「小沢批判を強める司法関係者」(EJ第3170号)  (Electronic Journal) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo121/msg/342.html

●「小沢批判を強める司法関係者」(EJ第3170号)
http://electronic-journal.seesaa.net/article/232392768.html
2011年10月28日  Electronic Journal


 小沢裁判は、「小沢一郎VS司法」の全面対決の様相を呈しつ
つあります。日本という国は官僚国家です。選挙で選ばれる政治
家にも官僚出身者、それも中央官庁の官僚経験者が多いのです。
 2009年6月の調査では、官僚出身者は自民党59人、民主
党21人であり、圧倒的に自民党が多いのです。しかし、若手の
官僚出身者は民主党の方が多くなってきています。もちろん官僚
出身の政治家であるからといって、官僚寄りの政治家ばかりでは
ありませんが、明らかに出身省庁の代弁者という人もいます。出
身省庁としては財務省が一番多いのです。
―――――――――――――――――――――――――――――
 ≪民主党がマスコミを抱え込んで隠している官僚出身議員≫
 
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5063018.html
―――――――――――――――――――――――――――――
 政治家以外でも学者やマスコミ関係者、テレビの解説者、コメ
ンテーターなどにも中央官庁の官僚経験者が多く、こちらはその
ほとんどの人が出身省庁の代弁者であるといえます。なぜかとい
うと、もし出身官庁にとって不都合な発言を何回もすると、官庁
がそれとなく圧力をかけて、そういう人をテレビなどから排除し
てしまうからです。とくに財務省などは国税庁を握っているので
いくらでもマスコミに圧力をかけることができます。
 したがって、今回の増税論議では、政治家はもとより学者、テ
レビコメンテーターなどの財務省ネットワークがフル動員され、
「増税やむなし」の世論が醸成されてしまっています。したがっ
て、テレビに出て増税不可欠を唱える発言者のいうことは、少し
割引きして聞く必要があります。
 今回問題視したいのは、テレビなどによく出てくる司法関係者
です。そのほとんどは検事の経験者ですが、最近数が多くなって
いると思います。村木裁判での証拠改竄事件で検察の信用は地に
落ち、取り調べの全面可視化やむなしという流れができましたが
そういう問題が起きたとき、それとなく火消しを行うのが彼らの
役割なのです。
 小沢一郎氏の問題に関してはとくに際だっています。小沢問題
について発言している人は多いですが、そのほとんどは反小沢で
あるといえます。小沢氏の主張に近い発言者のほとんどは、テレ
ビから遠ざけられてしまっているのです。
 司法関係者でテレビによく出る人を上げると、次の4人が上げ
られます。
―――――――――――――――――――――――――――――
       堀田 力氏/  最高検察庁検事
       土本武司氏/  最高検察庁検事
       河上 和雄氏/元東京地検特捜部長
       若狭 勝氏/元東京地検特捜部長
―――――――――――――――――――――――――――――
 本来であれば、これに元東京地検特捜部検事の郷原信郎氏を加
えるべきです。しかし、郷原氏は目下テレビから外されているよ
うであり、テレビ出演は、もっぱらニコニコ生放送などのネット
メディアに限られています。
 郷原氏の場合、かつてはサンデープロジェクトをはじめとする
政治番組によく出演されていたのですが、小沢氏を擁護する発言
が多いということで外されているものと思われます。
 郷原氏の名誉のために述べておきますが、郷原氏は小沢支持者
でも、擁護派でもなく、正しいことを述べているだけです。むし
ろ、小沢氏が不起訴になったときの「検察の公正・公平な捜査の
結果と受け止める」という小沢氏の発言に不快感を持っている人
です。しかし、正しいことは正しいというべきであるという考え
方です。そうすると、テレビは自らの利害に反する発言をする人
をたとえそれが正しくても外していることになります。
 さて、小沢氏の初公判での主張について平野貞夫氏は「日本の
議会民主主義と基本的人権を踏みにじった国家権力に対する、有
為な政治指導者の痛烈な警告」と述べていますが、この小沢氏の
主張に対して、堀田、土本、河上の3氏は連携して、この主張の
批判をはじめています。
 朝日新聞と自分の出演している番組で反論した河上和雄氏、8日
のフジテレビで発言した堀田力氏、産経新聞のコラム「正論」で
反論した土本武司氏というように3連発です。このように大物の
3人が相次いで反論するのは、それだけ小沢発言に危機感を感じ
ての行動と考えられるのです。
 河上和雄氏の発言は、「証拠もないのに」という小沢氏の発言を
批判し、「検察が証拠を厳格に集め、それに基づいて裁判に持ち
込むというやり方ばかりでは問題があるので、推認にもとづく証
拠で裁判に持ち込み、裁判官が判断するというやり方が司法の新
しい流れである」という無茶苦茶なことを述べています。
 さらに平野貞夫氏は、9日の日本テレビ「バンキシャ」での河
上和雄氏の発言をとらえて次のように述べています。私も河上氏の
発言はいつも上から目線でアタマにきています。
―――――――――――――――――――――――――――――
 それにしても河上氏の頭の中はどうかしている。9日(日)の
 日本テレビ「バンキシャ」で、小沢氏の初公判での主張を批判
 し、「政治家が司法を批判すべきでない。小沢氏は憲法を知ら
 ない」など、ウォルフレン氏が指摘する「人物破壊」発言を繰
 り返していた。そもそも、巨大メディアが、特捜部長を務めた
 人物をメイン・コメンテーターに使うことすら重大な問題だ。
 事実上検察の代弁的広報活動をやっているのだ。小沢氏の、国
 会での説明責任の話など法曹人としての常識を疑う。
        ──平野貞夫氏のブログ「永田町漂浪記」より
 
http://www.the-journal.jp/contents/hirano/2011/10/77.html#more
        http://www.youtube.com/watch?v=ml95C4C_YLw
 ――――――――――――――――――――――――――――
               ──[日本の政治の現況/96]

 


≪画像および関連情報≫
 ●民主政治の危機を考えない「無感性派」国会議員
  ―――――――――――――――――――――――――――
  小沢氏の主張を、巨大メディアが意図的に、悪意をもって小
  沢排除に利用していることが残念である。さらに悲劇的なこ
  とは、一部の良識ある国会議員しか小沢氏の主張を理解でき
  ていないことである。多くの国会議員は、現在の日本を議会
  民主政治の危機と考えない無感性派である。加えて問題なの
  は、小沢問題を政治的に利用して、自らの権勢を拡大しよう
  としている国会議員が多数いることだ。(一部略)こうなる
  と司法府と立法府が結託して、新しい「日本型ファシズム」
  をつくり、国民生活を脅かしているといえる。
                ──平野貞夫氏のブログより


 


【きょうの名言】日本を離れる前に最後に言っておきたい事

2011年10月29日 | 日記
 3月11日の東日本大震災以降、在日外国人でなくとも日本を離れる人が出ている。非国民扱いされることも多く、住みなれた今の環境を捨てるということはとても勇気が必要になる。日本をもうすぐ離れる、という女性から、日本に残るみなさんに一言あるそうだ。
 
@MIEKOSAKAIさんツイート。

 「日本を離れる前に、最後に皆さんに言っておきたい事。 今の生活を捨ててゼロからのスタートがどんなに大変で勇気がいる事か、私自身も承知しています。でも、この言葉を皆さんへ。なせば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり。福島第一原発から少しでも遠い所へと逃げて下さい」

 政府の当時の枝野官房長官の「ただちに影響はない」という“公式見解”を信用したとしても、未来永劫の保証まではしていない。

 日本を「離れる勇気」を選択したこの女性の行動は評価したい。と同時に「残る勇気」を持つ人たちを責めることはしてはならない。「遠い所へと逃げて下さい」との呼びかけは正しいのだが、個別の事情で離れられない人もいる。そうした人たちに言えることは、決してご無理をなさらずに。
 
by YUCASEE MEDIA

上杉隆による大批判!朝日読売掲載・菅直人前首相インタビュー記事が異常

2011年09月11日 | 日記

 

上杉隆による大批判!朝日読売掲載・菅直人前首相インタビュー記事が異常(1/2)(文字おこし) (ざまあみやがれい!) 
http://www.asyura2.com/11/genpatu16/msg/347.html

 

上杉隆による大批判!朝日読売掲載・菅直人前首相インタビュー記事が異常(1/2)(文字おこし)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65762565.html
2011年09月08日12:13   ざまあみやがれい!

 

2011年9月7日、JFNのラジオ番組「オン・ザ・ウェイ・ジャーナル」に出演した上杉隆氏が、朝日・読売掲載の菅直人前首相インタビュー記事に対する批判を20分以上にわたって行ないました。2回に分けて、文字おこしを掲載いたします。今回は1回目です。

動画
上杉隆「読売・朝日・菅直人への怒り」1/2 20110908

http://youtu.be/iORPLmDUTao
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=iORPLmDUTao

初稿です。誤字脱字は随時修正いたします。

(書き起こし)

上杉隆「おはようございます。ジャーナリストの上杉隆です。今回のオンザウェイジャーナル上杉隆、ニュースの見方、えー、今朝はですね。報道災害、そして政治責任。このことについて話をしていきたいと思います。

実は今日は火曜日なんですね。あの、2日前ですが。におはなししてるんですが。その日の新聞を今見てるんですが。えー読売新聞と朝日新聞等色々見てますが。

驚いたのは、読売新聞、まずは。菅総理とのインタビュー。これを載せてるんですが。何しろ菅総理とのインタビュをしたことが驚いたんではなくて。そこでのインタビューでの発言ですね。まずそこに驚きました。

見出しはですね、2面に書いてありますが。読売新聞、

『菅氏、原発事故は人災、シミュレーション機能せず』

と書いてありますね。驚いたというか、あきれ果てたというのがまず第一声というかですね、文字を読んだ時に。

つまり今までですね、適切に対応していた、自然災害だった、未曽有の津波あるいは地震によっておきた、誰がやっても止められないということを、さんざん、この半年間言ってたのに、やめた途端に人災だったと認めるわけですね。まずそこのリーダーとしての責任と政治家としての責任、更にはやはりそれによって大きな被害を被ったですね、福島県のかたがた、東日本の方々、日本全体の、国民全体にとってですね、どうしてこういうことが平気で言えるのかと。人間としてちょっと大丈夫かと。

取材をしている読売新聞の記者の方も、同じですが、自らも人災も否定していたわけですね。それを平気で載せて自分たちの検証もしないと。こういうようなことが今日の新聞に乗ったので、思わず。このことについてお話ししたいと思います。

まずですね、その内容なんですが。菅総理、人災ということをそういう風にハッキリは言ってないんですね。どういう形で言ってるかというと。まあ言わばですね、あらゆる仕組みなどが出来ていなかったので、想定していなかったシミュレーションが、いや、想定していたシミュレーションがほとんど機能しなかったと、いうことで、伝言ゲームのような形になって対応できずに結果として誰の意見かわからず。ま、そういう意味でも全体としての備えもなかったということで人災だと。言ってるんですが。

これまで想定はしていると先ずは言っていました。原発政策に関しては。さらには、繰り返しですね、枝野前官房長官も含めて。そのことについてフリーのジャーナリスト、自由報道協会、海外メディア問うた時に、全員がですね、ちゃんと対応しております、適切に対応しております、と、言い続けたんですね。結果として政府、内閣としてですね、嘘を付いたことになるわけですから。まずそのウソを謝ってからこういうことを発言していただきたいと。

更にはそのウソに乗って無批判に安全ですという報道をした読売新聞も自分たちもこういう記事を載せるんだったらインタビューを載せるのと同時に私たちも間違えましたとハッキリ読者に謝ってからこういう記事を載せると。いうのが普通のジャーナリストとしての、仕事というか役割ですね。まあジャーナリストというよりもメディアとしての役割。もっと言うならば普通の日本人として人間としての当然の良心が働くんだったら、そういう風に謝るべきですね。

 

それが何もできてないということで今回の震災が、まさに、日本型人災。つまり、政治も、官僚も、産業界も、メディアも誰一人責任を取らずに。終わったあとに自分たちの無責任さを、えー、棚にあげて誰かの責任にすると。いうことです。

菅さんは今回総理にもかかわらず、システムの責任にしました。システムが機能していなかったから、人災が起きたと。そしてひどい被曝があったと言っているんですが。それを変えるのが総理の仕事なのに、全くできなかったことを自ら認めて堂々とそれをインタビューで答えていると。いうのは少しおかしいんではないかというか。菅さんの態度がおかしいんではなくて、端的な表現で言えば頭の中がおかしいんじゃないかと。言わざるをえない状況だと思います。

1つの回答で言いますと、まずですね、菅さん、こういうふうに答えています。

読売新聞の記者が質問してるのは、

『政府・東電の事故対応は後手に回った印象だが』。

菅さん、

『ああいう事故を想定しないのだから準備も出来ていない。電源喪失は考えなくていいとしていたのだから、当然後手に回る』

と。完全に開き直りですね。

そういう事故を想定していました、と言っていましたね、準備もしていましたと言っていました。もしこういうことを想定していなくて準備もしていないんだったら、今現在日本中で稼動している50数基、まあ休眠中もありますが。原発ならびに危険なそういうエネルギーの発電所はすぐ止めるべきだと。そういうふうに思います。

同じような事故が起こってもこういうような言い訳で済んでしまうんだったら総理もいらないですし、東京電力もいらないですし、あるいは官僚もいらないですし、メディアもいらないということになりますから。すぐにこの部分は訂正していただきたいというふうに思うわけですね。

また、読売新聞の記者はこう聞いています。

『福島第一の吉田所長はどんな時に連絡をとったのか』

菅さんはこういうふうに答えています。

『現地の判断、状況を聞きたい時。吉田所長は的確に応えてくれるが、本店に聞くと』

東京電力本店ですね、

『どうしてもワンクッションはいる』

こういうふうに答えたときに、読売の記者はこういうふうに質問しています。

『正しい情報が入らなかったことが一番の問題か』

菅さん、こう答えています。

『まさにそのとおり。状況の正確な把握ができなかったのはシステムの問題だ』

えー、このシステムの問題を正して、正しい対応をするのが政治の責任なのに、完全に政府がこうやって責任逃れをしてると。

そしてまた、これまで正しい情報のもとやっていたというか前言というかですね、半年間言い続けたことを簡単にひっくり返してですね、ここに対して読売の記者は突っ込んでないわけです。つまり自分たちも語法を垂れ流しただけに総理と共犯関係にあるわけですから、総理が悪いということを書けないわけですね。

こんな形で、普通に新聞の載せて、で、一般の人も普通に読んでると思うんですが。犯罪者が犯罪者に質問してですね、犯罪行為を公の新聞に載せるという非常に珍しい国だなあと、思うのが1つあります。

朝日新聞も菅総理のインタビューも今日のっけております。こちらももっと驚くことがたくさん書いてありますが、全部を紹介すると時間がなくなると同時に、私の怒りの感情も飛んでしまう気もするので適当なところだけつまんで、対応、お話ししますと。

まず、1つには。見出しになってます。

『使用済み核燃料引き取り、フランス政府から提案』

これ菅総理、やっと認めたんですね。さんざん3月の段階で外国政府から色んな形での援助というのがあったと。

自由報道協会並びに海外メディアもそうですが、フリーランスの記者、みんな追求してました。政府は全否定してました。ところが辞めた途端に、実はそうでしたと言うんですが。ここも本当に恥を知らないのかと。いうのが菅総理に対する言葉と同時に、それを否定していた朝日新聞もこれもまたインタビューに乗っけることで見出しにするところもほんとにメディアとしての矜持というのはないのか。と、もともとジャーナリスト、日本の新聞記者はジャーナリストじゃないんですが。えーこういうのを訂正もなく載せるというのは、非常に嘆かわしいなと。いうふうに思います。

1つ1つ全部読んでいくわけにはいかないんですが。

まあ、例えば、撤退のことがあったんですね。これは実は、私もずうっと取材でですね、菅総理が3月の12,13に、東京電力が撤退したいと言ってきたときに、班目委員長を含めて。怒鳴りつけて絶対撤退するなと言ったことは知っていたんですが。それをやっと認めたと。

こういうふうに朝日新聞の記者は聞いています。

『3月15日に東京電力が福島第一原発から撤退するという話があったのは本当ですか』

菅総理、

『経産大臣から午前3時頃、東電から撤退したいという話があった。撤退したらどうなるのか。放置すれば全部がメルトダウンし、チェルノブイリどころではなくなる。私の頭に撤退という文字はなかった。命がけでどうやって押さえ込めるかどうかだった。そして東電の清水社長を呼んだ。撤退しないのかするのかはっきりしない。これでは危ない。グリップ、掌握、をしないとダメだと思った。政府と東電の合同の事故対策統合本部の設置を清水社長に(※聞き取れず)し、分かりましたということになった』

と。こういうふうに言ってるんですが。はっきりいって、非常に危機的な状況にあった。そうしてメルトダウンのことも可能性もチェルノブイリのこともしっかり認識していたんですね。

この時政府は何を言ったか。この指摘をした3月12日、13日に、指摘をしたフリーの記者、全員、そういうデマを流すなと。いうふうに言って否定しました。

更には、その後にこれは法律ですが、そういうデマを流すインターネットのメディアに関しては法律に取り締まると、いうことで施行前ですが、成立前ですが4月1日には実際に、警察庁の方から7つのサイトに関して、閉鎖命令が出ております。

こういうような形で本当のことを言った人間を政府そして産業界、官僚、大手メディアが一丸となって排除しそしてデマというレッテルを張ったのが実は政府、官僚東京電力大手マスコミがデマを言ってたと。こういう事だったわけですね。

ところが当然ながらこの紙面には、自分たちがデマ風評を流しました、という文字はありません。あっという間に責任逃れをし、菅総理も全く人事のように語ってるわけです。

(書き起こしここまで)

       ◇

上杉隆による大批判!朝日読売掲載・菅直人前首相インタビュー記事が異常。(2/2)(文字おこし)
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65762568.html
2011年09月08日12:14  ざまあみやがれい!

2011年9月7日、JFNのラジオ番組「オン・ザ・ウェイ・ジャーナル」に出演した上杉隆氏が、朝日・読売掲載の菅直人前首相インタビュー記事に対する批判を20分以上にわたって行ないました。2回に分けて、文字おこしを掲載いたします。

今回は1回目の続きの、2回目です。

動画
上杉隆「読売・朝日・菅直人への怒り」2/2 20110908
http://youtu.be/U503IyefuCM
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=U503IyefuCM

※初稿です。誤字脱字は随時修正いたします。


(書き起こし)

上杉隆「そして朝日新聞はこういうふうにも質問してます。

『当時東日本がつぶれると菅総理が周辺に漏らしたと報道されましたが』

と。

えーまあ、この報道されましたがってところは他人事なんでジャーナリストとしての役割を果たしてませんが。

菅総理、これを差し置いて、こう答えています。

『発言していない。ただシミュレーションとしてあらゆる可能性は調べさせた。避難範囲が、100、200,300キロと拡大した場合関東全部が入ってしまう。そうなると3000万人が避難することになり日本という国が成り立たなくなる。原発の考え方を変えた最大の理由はそこだ。国の半分が住めなくなるような事故があるとしたら100年に1回のそんなリスクは負えない。』

これ立派なようなことを言ってるようですが、実際起きてることなんですね。つまり菅総理は今回起きてしまったことをシミュレーションをしたんですが。一番危ないことに関しては考えないようにしようと。

早い話が3000万人を避難させるんだったら、少なくともその本当のことを言わずに、ある程度の犠牲は仕方ないと、いう決定をしたということです。政治は結果責任ですから、そういう決定をして結果としていま被曝者が出ているわけですが。菅総理、そのことについての認識はほとんどないようです。

更にはこれを書いて当時全く逆のことを書いたこの朝日新聞のその認識がないと。本当にこの報道災害、並びに政治家の責任というものが、ここまでひどい国というのは珍しいなと。

そしてまた、読売、朝日というですね、日本のまあ2大新聞、この国の歴史を作ってきたとも自負しているような新聞が、この体たらくと。

いうことで、全くその信頼性を取り戻すとかいうレベルの問題ではなくて、ウソを新聞がこうやって書いて、でそして反省をしないと。ずーっとこのラジオでも行ってきたように、70年前の大本営発表とおんなじではないかと。

さらにたちが悪いのは70年前、正確に言うと66年前の大本営の時はその後、戦後という形で終戦が来て大本営発表で新聞というのはひどかったと、いう反省が出たわけです。

ところが今回は一切そういうのはありません。未だに新聞テレビは本当のことを言っていると、いうことを信じている人は残念ながら一億人ぐらいはいるというのが日本の現状で。えーその現状を変えるというのは相当むずかしいなと。えーいうふうに思います。

フランスのほうからの提案も色々書いてますが。最終的にはこれ経産省とぶつかったことも書いてます。

それから統合本部の設置もそうですが、避難地域の設定に関しては、ほんとうにもう殺人的な会話をこのインタービューでしてるんですが。

もう一個、その文について、えー、どうしても言っておかなくてはいけないのはこのやりとりですね。

『避難地域の設定をどう判断しましたか? 徐々に範囲を広げたことに批判もありますが』

批判もありますがって、批判をしたことはないんですね、新聞は、ちなみに。3月の半ばに自由報道協会ならびにフリーのジャーナリストはずうっと批判していたわけです。

これについて菅さんはどう答えたかというと、こういうふうに答えています。

『原子炉の状態がどうなっているか、どうやって住民たちに伝えるのか。夜なら一軒一軒の戸を叩かないといけない。叩く人間はどこにいるのか。総合的に判断した。』

誰が一軒一軒叩けといったと(笑)。勝手な前提をもって勝手に判断するという、非常に原始時代に生きているような総理で。今はどんな形ではあっても、メディアも含めて伝えることはできるわけですね。

えーそういう意味では単に避難勧告を出せばよかったのを、出さないのをこうやって伝える方法がないと、嘘をついて平気でこういうふうに言ってしまうといえると。いうことと。

これに対して朝日新聞はこういうふうに更に質問してます。

『範囲は間違っていなかったと思いますか?』

えー、菅さんこう答えています。

『直接的などの爆発の危険性と、逃げ出すときのリスクの問題を緩和しながら、だんだん広げた。判断の仕方そのものは決しておかしくなかった。』

えー、『だんだんと広げた』。すでにこの時点で判断の仕方を間違えているというのが国際的な常識です。そして、『判断は間違えていなかったか』と聞いている朝日新聞が間違っていました。

えー当時自分たちは50キロ圏内に入らずに、『安全です』と言って報道しておいて、そしてこうなった場合いきなりですね、政府側のほうが立場が悪くなると、そちらの反対側について『お前たちのせいだ』と、なるという。これもジャーナリストとしての矜持というのも先ほど言いましたが。やはり人間として大丈夫かなと。そういう人達が作っている新聞やテレビを観るという日本の国民は本当に不幸だなと。いうことが今回の3.11でわかったと思いますが。

まあ今までずうっと言ってきたことも含めて。半年前、一言でもこういうことを朝日新聞、読売新聞が書いていてくれれば、多くの人達が助かった可能性があるんですが。残念ながら、記者たちが自分で見比べてみればわかると思いますが、えーそういう事の情報に関しては否定的にずうっと書いてきました。

そういう意味ではこの菅総理、このインタビューを受けている菅総理と、新聞社、朝日・読売も共犯関係、つまり同罪にあるのかなと。いうふうに思います。

今回のインタビュー、両紙に同時に載っていますが。最後に言うならばなぜ菅総理はこれを在任中に言わなかったのか。辞めた瞬間にこういうような形で言うと、免罪されると思ってるんではないかと。

いうふうに思ってるとしたら大間違いで。必ずこの菅直人というですね、政治家は歴史に断罪されると。本人は認識ないでしょうが、いくら何を言っても政治は結果責任ですから。菅内閣を支えたメンバー、今の総理の野田さんも含めて、財務大臣ですから、必ず歴史ん断罪される時が来るのかなと。

それがいつになるのかは分かりませんが、結果としてそれを判断するのは本来ならばジャーナリズムなんですが。日本はジャーナリズムは機能していないために、未来の10年後20年後場合によっては半世紀、あるいは70年後の日本人が検証した上で、あの時代はひどかったなと。そしてひどい総理がいてひどい電力会社があってひどい官僚システムがあり、そして最もひどいのはそれをチェックするはずのジャーナリストというのが全く機能していない時代があったんだなと。いうふうに振り返る時が来ると思います。

ただ振り返っても現在被曝している子供たち、それから福島県の人達にとって、その利益とか、かつての生活を取り戻すこともできませんし、健康を取り戻すことはできないと。そういう意味では菅さんは、インタビューに答える前にまず最初にそういう方々へ謝罪から始まると、いうことを次以降の次回以降のインタビューからぜひやっていただきたいなと。いうふうに思っております。

えー今回はたまたま一昨日ですね、火曜日発売した読売新聞・朝日新聞の菅直人前首相のインタビューについて、人災だったそして避難地域設定に関してはシステムの問題で上手くいかなかったと、いうことを半ば答えてしまっているというそのインタビュー記事についてお話ししました。次回も宜しくお願いします。上杉隆でした。」

(書き起こし、終)

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完全なる冤罪 「小沢氏とカネの問題」を斬る 確認書追加版

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1日で考えを変えた(田中良紹)

2011年09月03日 | 日記

 

1日で考えを変えた(田中良紹)
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/826.html

 党代表選決着直後に、現在の政治情勢で「大連立と増税」を掲げた候補を選ぶのは民主党の政治的未熟さの現れだと書いたが日で考えを変えた。野田氏が「大連立と増税」を目指すとは思えない人事配置を敷いたからである。まず幹事長に輿石東氏を据えた。参院議員会長と兼職だと言う。これは自民党にとって容易ならざる事態である。

「大連立」は「ねじれ」があるから必要だと大連立論者は言うが、現実は「ねじれ」があるようでないというのが私の見方である。一つは震災復興にはどの政党も協力せざるを得ない。「ねじれ」を利用して政府に協力しない野党は国民から糾弾される。二に力があれば野党を分断して参議院自民党を少数側に追いやる事も可能である。

第三にメディアは民主党の分裂模様ばかり報道するが、自民党の中も同様で、特に参議院自民党の分裂は民主党以上に深刻である。そんな時に与党がマニフェストを変えてまで大連立を持ちかける必要はない。そこで参議院自民党にもパイプを持つ輿石氏が幹事長に就任した事は、以前の未熟児的執行部とは異なり、様々な政治技術を駆使する可能性が生まれた事になる。

大連立話も民主党がマニフェストを変えてお願いをする話から自民党分裂を誘う材料に変わるかもしれない。「三党合意を守る」と言っても守り方の中身が違ってくる。野田氏の「大連立」は前の執行部の「大連立」と同じではないと思わせるのである

次に野田氏は政調会長に前原誠司氏を充てた。前原氏は代表選挙で増税に反対の姿勢を表明していた。その人物を政策の責任者に起用したのだから、野田氏の「増税」も何が何でもと言う訳ではないようだ。ここは「大連立と増税」という主張をストレートに受け止める必要はないと思うようになった。

国対委員長の平野博文氏や幹事長代理の樽床伸二氏を含めて党の執行部体制は反小沢ではない。野田氏の挙党体制を構築する意志が明確になった。党役員人事が反小沢でない事がはっきりすれば、閣僚人事で自らに近い人材を存分に配置する事が可能になる。管総理の「お友達内閣」とは対極でなかなかの政治力を感じさせた。

代表選挙での野田氏の勝因を反小沢派の結集とする見方があるが、それは余りにも底の浅い見方である。前原グループとの連携はあらかじめ決まっていたから野田氏を勝たせたのは鹿野グループの投票である。第一回目の投票で52票獲得した鹿野氏はサインを送って野田氏への投票を促したと言う。その結果39票が野田氏に、10票が海江田氏に流れた。その鹿野グループの中核は農林関係議員と旧鳩山グループの議員たちである。

鳩山グループはこのところ新旧二つに分かれ、菅内閣不信任案を採決する頃から異なる役割を演じてきた。これが修復不能な分裂なのか役割分担なのかは政局を読み解くポイントの一つである。そして農林関係議員として鹿野氏を推していた山田正彦氏が途中から離れた事で、鹿野支持派は小沢グループの引き抜きだと反発し、野田支持に回ったとされるが私は鵜呑みにする気になれない。このあたりに「目くらまし」が施されているように見える。

野田氏は前原氏の出馬で落選確実と見られていた。その野田氏も前原氏も最大勢力を誇る小沢氏に面会して支持を求めた。その結果、小沢氏は前原氏の不支持を決めたが、野田氏を不支持とは言っていない。そして小沢氏は鳩山グループが推す海江田氏を支持する事に決めた。前原氏を不支持とした理由は幹事長人事で折り合わなかったとされている。つまり前原氏は輿石幹事長を承認しなかった

野田氏が代表選挙で「どじょう」の話を持ち出したのは輿石氏が念頭にあったからである。つまり代表選挙が始まる前から野田氏は輿石幹事長を約束していたと今になって私は思う。それが前原氏と野田氏の帰趨を分けた。そう考えると来年9月の代表選挙にかける小沢氏の意欲が見えてくる。

来年の代表選挙に現職総理が立候補するのは当然である。その時、自分が支持した総理の足を引っ張って権力を奪うというのでは筋道がたたない。自分が支持した候補を破った総理と戦うのが正道である。その意味で来年9月までの総理は野田氏か前原氏でなければならなかった。しかし反小沢で動く総理でも全くパイプのない総理も困る。来年戦うに足る「対立」と党をバラバラにしない「共通項」とを併せ持つ総理が好ましかった。

まだ1日か2日見ただけだが野田新総理は菅前総理とは対極の政治手法を取るように思える。自分の主張を鮮明にして敵を作り、敵との戦いを国民に見せつけて支持を集める「ポピュリズム」型ではなく、主張はしても懐深く真意を見せない融通無碍の政治家タイプである。

小泉政権以来「ポピュリズム」型政治に振り回されて、政界もメディアも国民も成熟した政治を見る目を失ってきた。新総理にはそれを変えるきっかけを作ってもらいたいと人事を見ながら思った。
http://www.the-journal.jp/contents/kokkai/2011/08/post_273.html#more

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福島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF)

2011年08月27日 | 日記

 

島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF)
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/828.html

 

広河隆一氏のDAYSフォトジャーナリスト学校の卒業生である
小原一真氏が福島第一原発に潜入取材。
そのレポートはDAYS JAPAN 9月号に
「原発で初めて写真取材に成功/小原一真」
として掲載されている。

また、小原一真氏自身のホームページでも詳しく掲載されている。
福島第一原発での労働者達の実態が極めてリアルに詳細にレポートされている。

その小原一真氏にドイツのZDFが取材を行った。
そのニュースをNHKBSが紹介している。

福島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF)
http://www.youtube.com/watch?v=YNZ3bFUGyq4

島第一原発労働者の実態を撮影:小原一真(独ZDF)

 

Fukushima: Heimliche Fotos schocken Tokio
Schockfotos: Heimlich im AKW Fukushima
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/content/1419402
http://www.youtube.com/watch?v=3LNg79kc42Y

Schockfotos: Heimlich im AKW Fukushima

 

福島原発に初めてジャーナリストが入った!
http://daysjapanblog.seesaa.net/article/222331522.html

DAYS JAPAN 原発で初めて写真取材に成功/小原一真
http://www.daysjapan.net/index.html
http://www.daysjapan.net/bn/1109.html

KAZUMA OBARA
http://kazumaobara.com/index.html
Flontline in Fukushima
http://kazumaobara.com/2011/08/flontline-in-fukushima.html
未だ束の目処が経たない福島第一原発。
震災から5ヶ月経過した今でも東京電力は
ジャーナリストの取材を禁止し情報統制を行っている。

福島第一原発1号機建屋から直線距離で200メートル程北西に位置する免震棟。
ピンク色のシートに壁面と床が覆われた中に入ると
すれ違った男性の胸ポケットから線量計の警報音が鳴りだした。
免震棟内の各部屋の壁にはその部屋の線量が書かれたものが掲示されている。
そのほとんどが毎時15マイクロシーベルト以上の測定結果を示しているが、
測定時期が4月のものも未だに更新されずに掲示してある。

午前7時半。同行した作業員の第一回目の作業が始まる。
作業は屋外で1時間行われ、その後、一度免震棟に戻る。
1時間の休憩時間が与えられてはいるが、スクリーニングや防護服を
再度装着する時間を考慮すると実質の休憩時間は30分程度。
1時間の作業時間と1時間の休憩時間。
これを一日に3回繰り返し、この1日の作業は終了する。

2回目の作業が始まる9時半過ぎ、作業員と同じ服装で免震棟の外に出た。
防護マスクをつけて20分程度で鼻の奥にツンとした痛みを感じた。
呼吸が非常に苦しい。30分で左後頭部が痛み始めた。
酸素が足りないのか、マスクを強く締めすぎたのか。
1時間が経つ頃には頭部の痛みが限界に達し、マスクを外したい衝動に駆られた。

午前11時半。2回目の作業を終えた作業員が免震棟に戻ってくる。
疲れきった作業員たちが床の上に敷かれた銀マットの上で所狭しと横たわっている。
銀マットからあぶれた何人かの若者たちは廊下に体育座りで仮眠をとっている。
頬が赤く、あどけなさの残る青年もいる。
朝のうちは談笑し余裕が見られた作業員たちだが、
この時間帯は会話も少なめになり、ただ体力の回復に努めているように見えた。

8月1日、1号機と2号機の間の排気筒付近で1万ミリシーベルトが検出された。
しかし、この日も作業員はその事実を知らされないままたんたんと働いていたという。

震災から5ヶ月以上経っても見えてこない作業の実態と作業員の顔。
どのような人間が私たちの日々の生活の安全を支えてくれているのか。
そして作業員の安全は確保されているのか。私はそれを知りたかった。
匿名報道が一般的になってしまった作業員に関するニュース報道。
私たちは自分の生活を守ってくれている人間の顔を隠さなければいけない
状況をもっと重く受け止めなければいけない。

 

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勘違い男・前原誠司の大誤算

2011年08月27日 | 日記

 

い男・前原誠司の大誤算 (日刊ゲンダイ) 
http://www.asyura2.com/11/senkyo118/msg/490.html 

い男・前原誠司の大誤算
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-3656.html

小沢代表にすり寄ったが一蹴され 中間派・若手にも支持が広がらず

「国民的人気」とやらを錦の御旗に、調子こいて出馬宣言した前原前外相は大誤算だろう。期待していた中間派・若手の支持がまったく広がらないのだ。

「前原さんの出馬表明で、『選挙の顔として期待する中間派や若手が一気になびく』と報道されていますが、実態は真逆ですよ。威勢だけよくて、全て中途半端に投げ出してきたのが前原さん。しかも『政治とカネ』の問題を抱え、前原政権になれば、超短命に終わるのは目に見えている。追い込まれ解散になる可能性が高いから、選挙を恐れる若手ほど、前原さんには乗れないのです。現段階での前原支持はせいぜい50~60人というところでしょう」(民主党中間派議員)

60人では話にならない。マッ青になった前原が頼ったのが、130人を超える小沢グループだ。
きのう(24日)、小沢元代表と前原の会談が実現し、大マスコミは「支援を要請」「連携か」と大騒ぎだが、2人が連携することなんて、あり得ない。会談の場に居合わせた記者は、話し合いが物別れに終わったことが分かったはずだ。会談時間はわずか10分。部屋から出てきた前原はうつむき、うなだれ、表情は暗かった。
「そもそも、2人が会ったことには何の意味もない。前原さんは代表経験者や議長に挨拶回りをしていて、小沢さんとの会合も、その一環。マスコミが一大事みたいに騒いでいるのが不思議です。小沢さんはオープンな人だから誰とでも会うし、前原さんがわざわざ会いに来るのを断る理由もない。会談は単なるセレモニーですよ」(小沢グループ中堅議員)
前夜に小沢と仙谷が会談したことも臆測を呼んだが、小沢は周辺に「京セラの稲盛会長の顔を立てて会っただけだ」と話している。

政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏もこう言う。
「小沢さんが前原前外相と組む可能性はありません。そんなことをすれば、グループの求心力が失われ、小沢さんの政治生命は終わる。小沢さんは、代表選では民主党の理念を掲げる候補を立てて堂々と戦い、グループの結束力と数の力を見せつけるでしょう」
前原が苦しいのは、小沢の支援を取り付けられなかっただけではない。党内では「前原包囲網」ができつつある。
「今回の出馬表明によって、前原という人間は、あまりにも身勝手で周囲のことを考えないという評価が定着した。ハシゴを外された野田グループはカンカンです。
後ろから刺した形の前原に対する怒りはハンパじゃない。これまで協調関係でやってきた分、逆に対決姿勢を鮮明にしています。決選投票になっても前原には入れないでしょう。馬淵陣営も同様です。馬淵を強力にプッシュしていた中核メンバーが、ポストにつられて土壇場で寝返り、前原側についた。感情的なシコリは相当なものがあります」(民主党中堅議員)

まさに四面楚歌。敵を増やすのだけは得意なようだが、国民的人気なんて、しょせんはマスコミがつくり上げた虚構なのだ。おだてられて、勘違いした前原が悪い。


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テレビ朝日モーニングバード:小出裕章氏/今中哲二氏/玉川徹氏  by中川デンタルクリニック

2011年08月20日 | 日記

テレビ朝日モーニングバード:小出裕章氏/今中哲二氏/玉川徹氏  by 茨城県ひたちなか市近郊の歯科:中川デンタルクリニック

放射線・小出裕章氏

  
 
2011年8/18日(木) テレビ朝日モーニングバード
http://www.youtube.com/watch?v=srdQNvtiURA&feature=player_embedded

玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの? 1/2


小出裕章氏(京都大原子炉実験所)
50秒過ぎ~2分55秒,3分45秒過ぎ~5分40秒,6分33秒過ぎ~7分52秒
今中哲二氏(京都大原子炉実験所) 8分39秒過ぎ~終わりまで
 

玉川徹氏・政府は放射能を甘くみてるんじゃないの? 2/2

 
 
玉川徹氏のコメント
福島県の農地の周囲は全部森林で囲まれている
写真を参照
農地だけ除染しても,森林から放射性物質が流れ込む.
あるいは飛散してくる.
 
 
 
 
             
 
水田の水は,山の水を使っている.
森林と農地をセットで除染しないと意味がない
森林であれば木を切って,草を刈って,腐葉土や表土を
全部削らないと除染にならない
現実的に,それは無理である.
 
小出氏の要約は,過去記事にあります
SPEEDI(放射能影響予測システム)の結果を隠した政府:小出裕章氏