文科省はこれを受けて原発事故で大量の放射性物質の放出を毎日浴びている福島県内の児童にたいして大人の基準を適用しています。
20ミリシーベルトを超える地域の児童には「児童疎開」ではなく「屋内退避」を強制しています。
米国では年間被曝線許容量20ミリシーベルトは原子力関連施設で働く人の1年間の許容量の上限であり年間20ミリシーベルトの改悪された基準は従来の年間1ミリシーベルトに
戻すべきなのです。
そして児童に対する基準を年間1ミリシーベルト以下としてそれ以上被ばくする児童を全員国の責任で「児童疎開」すべきなのです。
現在衆議院の予算委員会の模様がNHKで放送されていますが、この重大な問題を取り上げて政府に迫る国会議員は一人もいません。
彼ら特権階層である国会議員にとって「10万人以上の大震災被災者が劣悪な環境の避難署生活を強いられ命を失っている」ことも、
「大人並みの放射線を被ばくしている児童ががんを発症する危険が成人よりも2倍から3倍高くなる」ことも所詮他人事なのでしょう。
一昨日(4月27日)TV朝日が放送した【「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問】の映像をぜひご覧ください。
記者会見の中でヘルファンド博士は「子供の場合がんになるリスクが成人よりも2倍から3倍高くなる」と指摘して許容される被ばく線量の基準を引き下げ る
よう求めています。
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【原発】「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問
2011.04.27 テレ朝News
http://news.tv-asahi.co.jp/news/web/html/210427018.html
ノーベル賞も受賞した国際的な医師の団体がワシントンで会見し、文部科学省が子供の1年間の許容被ばく線量の目安を「20ミリシーベルト」に
設定したことに疑問を呈しました。アイラ・ヘルファンド医学博士:「衝撃的だったのは、日本政府が福島の子供たちの許容被ばく線量の基準を高く
設定したことだ」ヘルファンド博士は、「子供の場合、がんになるリスクが成人よりも2倍から3倍高くなる」と指摘して、許容される被ばく線量の
基準を引き下げるよう求めました。アメリカでは、原子力関連施設で働く人の1年間の許容量の平均的な上限が年間20ミリシーベルトとされていま す。
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関連動画⇒http://www.youtube.com/watch?v=leYEUiT-rDo&feature=player_embedded
【原発】「子供の許容被ばく線量高すぎる」と疑問(11/04/27)
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