アトリエ 籠れ美

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平成27(2015)年5月4日より

模写「青い服のマルガリータ王女」(F10号、油彩)

2016-11-03 06:16:11 | 石膏デッサン、模写、自分の絵


 まずお詫びを。「市販のチューブ入り油絵具と古典絵画模写」(2015-09-16 の記事) で、私の2枚の模写を載せたのですが、あの頃はこのgooブログの新規投稿の編集画面のことをよくわかっていなかったので、画像フォルダの貼付け用のタグで「オリジナル」を選ばないと掲載写真が拡大できないのを知りませんでした。

 編集画面の「プレビュー(別)ウィンドウ」では写真が拡大されてしまうので、実際に記事投稿した後にブログ画面で確認してみないとわからない。随分後になってから気づいたのですが、今更ということで訂正せずにそのままにしていました。今回新たにこの「石膏デッサン、模写、自分の絵」というカテゴリーを始めるに当たって再掲することにしました。

 この模写は2009(平成21)年のものでF10号で行いました。この頃は断続的に油絵模写をしており、今から考えるとよくやっていたなあと他人事みたいに感心しております。自分がブログを始め、このように模写を載せるなんて考えもしていなかったので、記録を取っておいてよかったと思っています。

 色彩を合わせることのみに集中して行っていた模写ですので、仕上がりに満足したのをよく覚えています。今見ても、へえーって感じです。よく描けてる。顔形は似ていませんが、それは私のデッサン力のなさということで。

 私程度でもこの辺まで行けますので、模写を躊躇している方、思い切って始めてはどうでしょう。一般的にベラスケスの模写は難しいとされますが、どうなんでしょう。私にはレンブラントの方がよっぽど難しかったです。人によりますね、こればっかりは。

 模写は勉強のためにするものですから、実は似てようが似てまいがどうでもいいのです。模写してみてそこから何を学んだか、それが大事。だから是非やってみましょう。

 付)次回(今月下旬予定)は「市販のチューブ入り油絵具と古典絵画模写」(2015-09-16 の記事) で載せた2枚の模写の残る1枚、モローの「聖ゲオルギウスと竜」の模写を再掲します。これにはちょっと面白い話がありますので併せて紹介します。


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