☆ おしらせ ☆
and SOROR (アンド ソロル)
こんにちは。
朱晶(すあき)です
「だれ?」と思われる方もあるかもしれません。
TONといつも一緒にいる、謎な人。
アレが私ですw
先日、YENA☆のファイナルステージを拝見してきました。
YENA☆について、これまで私がお話しする機会がなかったので
今回は私が書いてみたいと思います。
TONさんに ならって?w 超絶・長くなりますが
お時間ある方はお付き合いいただけると嬉しいです。
TONのYENA☆への想いは
YENA☆作品集「星に願いを」の中で
濃厚に語っておられるので、そちらをどうぞ ww
私はアートディレクターという立場で
TONのアーティスト活動をサポートしています。
展示のプランニングや宣伝、印刷物のデザイン
どこに発表するのか、どんな作品を制作するのかなど
制作から発表まで、深く関わっています。
TONの制作に関わるものは
可能な限り一緒に見て共有しておきたいと思っているので
YENA☆も、TONと一緒に10年間見続けてきました。
元々、ミュージカルやお芝居、音楽、ダンスの好きな私たちは
仕事の関連ではあるけれど、それを除いても
YENA☆のパフォーマンスの素晴らしさに
いつも感動して、たくさんの元気をもらってきました。
そして先日のYENA☆ファイナルステージ
本当に、本当に素晴らしいライブでした
ファイナルステージ開催が決まってからの1年間
YENA☆の皆さんは
どうやったらお客様に楽しんでもらえるか
喜んでもらえるのか、何ができるのかを
お一人お一人が本当によく考えて
それをパフォーマンスで表現しているなぁ
と強く感じてきました。
最後の楽曲「Anniversary」初披露のライブを拝見した時に
ファイナルへ向けての強い気持ちとともに
皆さんのパフォーマンスのレベルが
グッと上がったのを感じました
このメンバーのレベルの高さは感じていたけれど
「Anniversary」では、この7人のYENA☆としての
まとまりと高まりを、はっきりと表して
「これがYENA☆です!」という姿を
見せてくれた気がしました。
そして、先日のファイナルステージでは
それをさらにもう一段高めてきた
今の自分を思いっきり表現した
本当に素晴らしいパフォーマンスでした
ファイナルステージを見ながら
YENA☆との最初の出会いを思い出していました。
TONも書いていましたが
最初にレッスンを見学させていただいた時のことは
昨日のことのように鮮明に覚えています。
まだデビュー前の稽古着でのレッスンなのに
目が離せないレベルの高いパフォーマンス。
礼儀正しい姿勢と、人懐っこい可愛らしさ。
こんなに美しい若い方がおられるのかと
心から感動しました。
YENA☆に出会った後
2人で熱くYENA☆の話をしていた時に
TONが
「YENA☆のメンバーの一人一人の絵を描いてみたい」
と言ったのです。
私は、ものすごーーーく驚きました
TONが、そんなことを言うとは思わなかったから。
TONは「人」を描くアーティストです。
でも、その「人」のモデルはいません。
心の内面や思想を表現しようとするTONにとって
誰か他の人の形では、納得のいく表現ができない
ということもあるのですが
1番の理由は、TONの心が相手に向かなければ描けないのです。
「この人を描いてほしい」と依頼されても
TONが相手に心を寄せることができなければ
描くことができません。
描けることもあるし、描けないこともある、では
相手に失礼になるので、基本的にそういう依頼は受けません。
TONは、イラストレーターではなく
自己表現として作品を描く「アーティスト」だから、です。
でも、YENA☆の皆さんに出会って
TONは彼女達を描きたいと言った。
それは、これまでのTONでは考えられないことでした。
責任感の強いTONのことだから
言葉にしたということは描けそうだと思ったのだろうし
何より描きたいのだろう、と。
TONの心を 動かしたYENA☆
TONへの依頼は当初
デビューCDの歌詞カードに入る絵を描いて欲しい
というものでした。
作品のテイストを気に入ってくださって
TONのいつもの作風で、というお話で描いたのが
「星に願いを」と言う作品です。
YENA☆というグループ全体をイメージして
一人の女の子を描きました。
この女の子は、後々、スタッフやファンの皆さんの間で
「イエナちゃん」と呼ばれるようになって
もうひとりのメンバーのような存在になってゆきました。
この作品に加えて、メンバーひとりひとりの絵を描かせて欲しいと
大角さん伊田さんに提案しました。
すぐにご快諾いただいて描いたのが、最初の「イメージ画」です。
TONが感じたメンバーをイメージした絵、という意味で
「イメージ画」と言う言葉で表現してきました。
若干言い訳めいた言葉でもありますが、これは似顔絵ではなく
「アーティストTONの1つの表現である」
と言う意味も込めています。
当初はこれで終わるはずでした。
ですが、その後も衣装が変わるたびに
メンバーが変わるたびにお声をかけていただき
YENA☆を象徴する1つのアイコンとして
TONの「イメージ画」を使っていただいてきました。
本来なら必要ないものなのに
明石ケーブルテレビさんも、YENA☆ファンのANEY🌙の皆さんも
このTONの作品を受け入れてくださって
それが10年も続くなんて!
これは本当にすごいことだと、しみじみ感じています。
「YENA☆のメンバーの一人一人の絵を描いてみたい」
最近になって、これまでYENA☆に関わってきたことを
TONと色々と話していた時
10年前の、あのTONの言葉を聞いて
私がすごく驚いたことを、TONに話したのですが
「え?!そうだったの?!」
と、TONが逆に驚いてました 。
TONは、私の驚きに気づいていなかったそうですw
YENA☆とは、このイメージ画だけでなく
実は見えないところで、私達はこっそり深く関わってきました。
新曲や衣装を作る際に
アイディアや意見を求められたこともありました。
特に後半、新しいメンバーが大きく加わる時、
誰を何色にするかの検討に、実は関わっていました。
YENA☆の皆さんは、自分の色が決まると
やっぱりその色が好きになるそうなので
元々好きな色、似合う色は、もちろんですが
過去の同じ色のメンバーと印象が重ならないように
そして、その色を纏うことで
その子の良いところがさらに輝くように
色については、本当に考えて考えて考えて決めました。
メンバーが、そしてANEY🌙の皆さんが
その色をシンボルにしてくださっている様子を見ると
あぁ、あの時の判断は、良かったんだ!
と嬉しくなりました。
先日のファイナルステージでは
色ごとに並ぶという面白い演出もありました。
こうして見ても、それぞれの色のイメージが重なることなく
それぞれの個性とともに活かされていて
あぁ、良かったと思いました。
10年 色々な場面で関わってきた
YENA☆への感謝の気持ちを何か表現したい。
ファイナルステージに向けて
YENA☆の10周年を盛り上げるために
私たちにできることは 何か ないだろうか。
あれこれ考えて、伊田さんに2つのことを提案しました。
1つは、
YENA☆のために描いたTONの作品を全てまとめた
YENA☆作品集を作ること。
10年間で、たくさんYENA☆の作品を
描かせていただきましたが
これを全部集めたことはありませんでした。
これは私達でなければできないこと。
私達の10年の感謝を込めて。
何より私が、それを見てみたいな、と。
作品集を作るなら
その出版記念の作品展を
やはり明石で
YENA☆の誕生月の7月に
開催したい
この作品集や作品展が
今のファンの方々にも、以前ファンだった方々にも
YENA☆の10年間を振り返りながら
ファイナルステージへ向けて気持ちを盛り上げてゆく
きっかけになるといいなぁ、と思って企画しました。
YENA☆のイメージ画は基本的に画像で
Webや印刷物で使っていただいくものだったので
原画を見ていただく機会はほとんどありませんでした。
原画はね、本当に色がきれいなんです
この作品展では最新のイメージ画を中心に
原画も展示しました。
原画の発表の機会は、きっとこれが最後かなぁ
と思っています。
作品展には多くの方々が足を運んでくださいました。
会場で皆さんが作品を見ながら
思い出を話してくださることが
本当に本当に嬉しかったです
ご来場いただいた皆様
本当にありがとうございました
実はこの企画は
他の予定との間に無理やり詰め込んだもので
この制作を始めた3月頃から7月までの記憶が
ぼんやりしています・・・w
後から写真を見ながら
あーこの方と、もっとお話ししたかったー
楽しかったのにーーー
と、やや悔やんでいますw
でもでも、開催できて本当に楽しかった
2つめの伊田さんへの提案は
TONのイメージ画を中心とした
10周年記念グッズの制作です。
そのシンボルとして、10周年記念ロゴも提案しました。
YENA☆のロゴは10年間でいくつかのパターンがありましたが
それとは別に、シンボルとしてのロゴマークを設定して
特別感を演出できないかなと思って、提案しました。
グッズ、ロゴのデザインは私が担当しました。
とはいえ、私はデザイナーではないのでいろんなロゴを参考に
YENA☆らしさは何かを意識して
試行錯誤しながら作りました。
天文科学館、明石城、明石海峡大橋をシルエットに
YENA☆のメンバーを☆で表現して
最初の7人を円の内側に、そして続くメンバーが
中心から外へ広がってゆくようなデザインに。
TONと2人で勝手に盛り上がって作って
「これ10周年のシンボルにどうですか!」と
いきなり伊田さんに送りつけたのですがw
明石ケーブルテレビのYENA☆の番組「イェイイェイYENA☆」でも
ポスターや、街中のデジタルサイネージ、色々なグッズ
そして、先日のファイナルのステージの上でも
たくさん使っていただいて、とても嬉しかったです!
グッズも、これまで作ったことがなかったアイテムを中心に
オーロラポーチや10周年記念Tシャツなど制作しました。
一番作りたかったのは、星型のオリジナルペンライト
なるべく安く作れる業者をあれこれ探して
光の色も11色
と
切り替えができるものを見つけました。
自分の推しのカラーで光らせたいですからね
先端の星型には10周年ロゴを入れて
持ち手にはYENA☆ファンの名前である
「ANEY🌙」と入れました。
お手に取ってくださった皆様
本当にありがとうございます
なかなか可愛かったでしょう?(自画自賛w)
私もファイナルでは、めっちゃ振って楽しみました
(盗撮:伊田)
YENA☆との旅は終わりました。
ファイナルステージの会場では
たくさんの方にお声をかけていただき
本当にありがとうございました
久しぶりに会えたメンバーも
スタッフや関係者の方々も
そしてYENA☆ファンのANEY🌙の皆さんも
皆さんのお気持ちが本当にあたたかく
あぁ、この皆さんで作り上げたYENA☆だったのだなぁと
この場にご一緒できる幸せをしみじみと感じていました
YENA☆が作ってくれたご縁に感謝して
YENA☆作品集の最後には
TONがYENA☆愛を熱く語っているページがあります。
その編集も、もちろん私がしました。
このTONの言葉の編集に、一番時間がかかりました。
言葉でなければ伝えられないことがあるけれど
言葉のプロではないTONの文章は
やはりどこか拙くて、伝えきれないものがある。
そこでTONに提案しました。
「文章の最後にもう1点作品を入れたいんだけど
新しく描けない?」
TONは一瞬、ぐっと詰まってw
でも、最後のイエナちゃんを描いてくれました。
とてもいい作品になったと思います。
言葉では表せないTONの気持ちがいっぱい詰まった
「君へのありがとう」
この作品を含め、YENA☆に関する作品は
全部で120点となりました。
この作品展を、作品集を作るにあたって
これまで出会ったYENA☆のメンバーのことを
ずっとずっと思い返し写真や動画を見てきました。
その中で生まれた最後のイエナちゃん。
あぁ、YENA☆のおかげで
TONも成長させてもらったなぁと
感じる作品になりました。
ですが、印刷の入稿締切まで24時間という時点で
「描けない?」と聞いたもので
TONには鬼だの悪魔だの言われました。
ええ、そうですが、何か?w
ちょっと無理しても
良い作品ができる道が見えているのなら
そっちを選ぶのが私達、でしょう?w
私のYENA☆語りも、ずいぶん長くなってしまいました。
なかなか私がお話することもなかったので
これを機会にと、10年分 語ってみました。
取り留めのない私の話に
お付き合いいただき、ありがとうございました
あーーーYENA☆
とっても楽しかったーーー
本当に色々嬉しかったーーー
YENA☆を通じて出会った皆様
きっとまたどこかでお会いしましょう
本当にありがとうございました
朱晶でした
先週開催していました
TON個展
「閉塞と空虚 -そして見つめている-」
2023年8月10日(木)〜15日(火)
銀座 Gallery G2
無事、会期を終了いたしました。
ありがとうございます!!!
関東地域での初めての個展でした。
なので、TONを知っていただくという意味で
「閉塞と空虚」からバランスよく作品を揃えるつもりでした。
が、開けてみると「見つめている」中心の作品となりました。
しかも、最近試してみたかったことを
ふんだんにチャレンジした作品も多く、
結果、いつも通りの個展でしたw
個展の場は、チャレンジの場だと思っています。
その時その時にやってみたいことを
まとまった時間制作し、まとまった数の作品を展示する。
まさに、いつも通りの個展w
だから気づいたこともあります。
展示するから気付けることもあります。
お客様や、ギャラリーさんとお話しするから
気付けることもあります。
良いとこ、もうちょっとだなぁって思うところ、
次はこうやってみたいなぁって思うところ。
TONと朱晶でそれぞれ感じたことを
もう一度組み立て直して
次の作品に向かいたいと思います。
そんな会場の様子を少々。
外からも見える。
6月に出版した作品集も、たくさんの方に手に取っていただきました。
ありがとうございます!
もう少ししたら、通販でも購入できるようにしますね。
少々お待ちください。
いつも関西で活動している自分にとって
東京はアウェーです。
だからね、ちょっと心細い。
来てくださる方、あるかな?
どんな反応が返ってくるのかな?って。
会期中、東京に滞在していました。
ギャラリーさんも居てくださるので
ガッツリ在廊するスタイルではなく
ご来場くださる方がある時間を中心に在廊することにしました。
結果。毎日ギャラリーに行ってました。
毎日、誰かが遊びに来てくださいました。
本当にありがたい。
関東だからお会いできた方。
初めましてとなった方。
ネット上だけで繋がっていたのが
リアルな繋がりとなった方。
出会えたこと、繋げてくださったことに
感謝しています。
関西から、関東に移ってる方々にも会えました!
かわいい若者たち!
もう、縁が切れたっていいような関係よ?
なのにもう一度縁を繋いでくれました。
来てくれて本当に嬉しかった!
大人になって、自分の考えを持って
話をしてくれるのが楽しくて
そんな姿を見れるのが幸せでした!
ありがとう!!!!
ずっとこっそり、応援してます!
懐かしい方にもお会いしました。
一番不安定だった時代を知ってる方は
作品云々を越えて、いつも私自身を心配してくれる。
ありがとうございます!
また東京で展示するときは、安否確認に来てくださいw
初めて作品を見ていただき
興味を持ってくださった方もたくさんありました。
そして、作品を購入くださった方も。
ありがとうございます!
いくつか、中心的な作品が見納めとなる、かも。です。
作品は一期一会。
この場所で、この作品たちと出会い
向き合ってくださった皆さま
本当にありがとうございました!
作品集の制作、6月のSUPER GUSSAでの個展。
YENA☆作品集の制作、7月のYENA☆作品の個展。
新作のチャレンジ、8月の今回の個展。
と、全力で駆け抜けました。
で。東京から帰ってきて・・・
完全に腑抜けてました!!!
(今も・・・)
ありがとうのブログも、やっと書いて
お礼状も今からです。
すんません💦
さて、ここからちょっとペースを落とします。
ここがなんか、いい区切りな気がしています。
勢いじゃないとできないことがあります。
ここまでは、それだったと思います。
ここからはじっくり自分の今の感情と向き合って
少し深いところまで入り込んで
作品の方向性を考え、制作する。
そんな時間にしたいと思います。
そして新たな作品とともに
またどこかでお会いできれば幸せです!
それでは恒例の・・・
ありがとう
ございましたー!!!!!
ごめんなさい!
「ありがとう」の写真の方
お腹見えてるー!!!!!
ご迷惑物を電波に乗せてしまって
申し訳ございませんーーーー!!
はい、そこ!アップにしない!!
8月となりました。
いよいよ東京・銀座での個展が近づいてきました!
TON個展
「閉塞と空虚 -そして見つめている-」
2023年8月10日(木)〜15日(火)
このDMの作品はもちろん
「うずくまる」作品から
「見つめている」の作品を中心に
15〜20点ぐらいになりそうな予感です。
初めてのスペースなので、展示をしてみないと
全体の雰囲気は分からないのですが
いい感じに「閉塞感と空虚感」が漂う空間に
なるといいなぁと思っています。
関東でまとまった作品を発表するのは
初めての機会となるので
手元にある作品で構成して
TONらしい展示をしても良かったのですが・・・
描きました。
描いちゃいました。
新作。
6月の個展の時からチャレンジしている描き方で
もう少し試してみたいことがあったので
サイズはF8と、大きくはないですが
その辺りを込めた、新作です。
あと数点、こちらも6月のチャレンジからの続き、
もう少し色々展開してみたいな、の新作もあります。
新作が全部で何点になるかはまだ分かりませんが
ギリギリまで、描けたところまで連れていきます!
会期中は、東京に滞在しています。
すでに「行きます!」と言って下さっている方もあって
作品を見ていただけることを楽しみにしています!
そして、ずっとギャラリーに居るわけではないですが
お会いできる方があれば嬉しいです!
ギャラリーに行く日、時間帯などは
随時SNSでお知らせする形になると思いますが
この日に行くよ!と言っていただければ
合わせられる時は合わせてギャラリーに行きますので
ご連絡ください!
TON個展
「閉塞と空虚 -そして見つめている-」
2023年8月10日(木)〜15日(火)
12:00〜18:00
*最終日15(火)は16:00まで
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル1F