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30代からのクライミング日記3

現在、2児の育児に追われ、仕事にも追われ、なかなか登りに行けず、今はもっぱら子供と鉄の旅を楽しんでいます。

精進落しの鯉

2013年04月12日 | 西国三十三所
三十三所満願し、巡礼の終わりにみなナデナデしていく華厳寺本堂入口の二本の柱につけられている鯉です。
撫でることにより精進を落として俗界に戻るということだそうで、撫でてみると本当に「ついに終わった」と感慨深くなりました。
1年3ヶ月、番外含めて36寺・・・正直な感想は”あっという間”でした。当面はゴールデンウィークに向け充電です。

この二匹の鯉、本堂に向かって右側は口を開けており、左側は口を閉じています。「阿」と「吽」だそうです。

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

西国三十三所巡りを終えて(ご朱印受けたときにもらう散華)

2013年04月09日 | 西国三十三所
西国三十三所で納経し(南無阿弥陀仏唱えるだけで、納経はしてないけど)、ご朱印を受けると各寺院の絵が描かれた”散華”がもらえます。
当初どうするものかよくわかりませんでしたが、実はJR西日本の「駅からはじまる西国三十三所めぐり」というキャンペーンでもらえるもので、そのリーフレットの最後に台紙が挟まれていました。
この台紙はいかにもリーフレットのおまけ感が強く、決して散華をためて貼ろうという気が起こらず、家でたまる一方でした。
しかし、華厳寺参道の両脇には掛け軸の表装をするお店さんが散在しており、その店先にこの散華を張るための色紙のような台紙が何種類か一番安くて千円から売られています。う~ん便乗だなぁと思いつつ、1,200円で折りたたみ式のものを買ってしまい、昨夜酒を飲みながらペタペタ貼りました。
先ほど見てみたら、少し仕上がりが汚いような・・・・酒を飲みながらこんな作業をしてはいけないということを学習しました。

一応、チビたちからおじいさんへのプレゼントになる予定です。

NIKON COOLPIX P300

親子3人33所参りで重宝したもの(その2)

2013年04月08日 | 西国三十三所
番外編です。以前重宝したものの一つに小型三脚Manfrotto 7322CYをご紹介させていただきましたが、同じくらい、いや最も重宝したのは「ロープロ カメラバッグ トップローダーズーム50AW」でした。
これは購入したときにちょうど良いサイズだということを書かせてもらいましたが、さらにフロントのポケットはメモ帳とペンもちょうど収まる絶妙なサイズで本当に便利でした。
そして、ちょっとだけ工夫したのは街中では付属のショルダーベルトで肩掛けしていますが、山道など肩からずれるのを嫌うような、しかしやっぱりザックに入れずにすぐ取り出せるようにしたい場面に対応できるよう、登山用品店で片側がフックになった紐を二つ購入し、ショルダーベルトをかけるD環にくくりつけます。
そして山道などに入るときにはザックの左右のショルダーベルトにあるD環にそれぞれフックを引っ掛けぶら下げました。


これがなかなかのヒットで胸元のほぼ理想的な位置にバッグが収まり、歩いているとき思ったほどブラブラ暴れたりもしません。もちろん使い勝手は肩掛けと何ら変わりありません。


これならハイキングでも使えるんじゃなかろうかと思います。参考にしてみてください。

【西国三十三所巡礼の旅】-華厳寺-

2013年04月07日 | 西国三十三所
ついに満願です。
理想は「桜満開の華厳寺、そして樽見鉄道をかーちゃんも交えて満願の喜びと景色の美しさを堪能しよう!」とほぼ1年前から今日をターゲットにお寺参りを続けてきて本日を迎えたのですが、桜も理想的に咲いてくれたのですが・・・・昨日からの大荒れの天気で目論見が大幅に狂ってしまいました。
けれども、帰りに乗った樽見鉄道は家族みんなにとても喜んでもらえて少しは救われた気分です。
ついでに、かーちゃんが予めインターネットで情報収集していた参道沿いにある「三枡屋」のういろうも購入しました。10個入りで600円ですが、ボリュームたっぷりでCP高しです。このういろう原料が米でなく小麦でした。
せっかくここまで来たのだからと、帰りに近江長岡で新幹線を眺めながら花見とか、彦根でひこにゃんに会ってとかいろいろとかーちゃんと思案しましたがこの悪天候なので断念。結局素直に大阪まで戻り、新しくなった阪急百貨店で買い物を楽しんで帰宅しました。

三十三所+番外三寺は終わりましたが、まだお礼参りが残っています。読んでいただける方、もうしばらくお付き合いお願い申し上げます。


【第33番札所 華厳寺】
 JR大垣駅からルートは2とおりあり、ひとつは樽見鉄道谷汲口駅からコミュニティバスで行く方法(750円)、もう一つは養老鉄道揖斐駅からコミュニティバスで行く方法(600円)です。列車本数、交通費とも養老鉄道ルートのほうがいいですが、一日桜の綺麗な沿線を楽しみたい、温泉も入りたいという方には樽見鉄道のうすずみ温泉入浴券&1日フリー乗車券(大人2,200円、小人1,300円)がお勧めです。
 さて、両方のルートとも最寄のバス停は”谷汲山”です。参道の入り口からしばらく入ったところで、その雰囲気からお寺までは少しの距離に見えますが、実際は約20分ほど参道を歩かなければいけません。しかし、超有名で説明の必要はないかもしれませんが、参道はベストシーズンだと桜の花のトンネルになっており、満願の喜びを仏様が祝ってくれているような、それほど疲れを感じさせないくらい美しい景色が目の前にずっと続きます。
 参道の両脇は田楽の店や満願そばといった食堂やいろんな巡礼グッズを販売する店が立ち並んでいます。
 そして最後に山門があり、そこをくぐると参道の両脇は杉の木が立ち並び、景色がガラッと変わります。ここから本堂まで約10分ほどあり、最後階段を上ると目の前に古くても威風堂々と大きく、その中には「谷汲山」と書かれた大きな赤い提灯がかけられている本堂に到着。本堂に上がる階段の両脇には「精進落しの鯉」がかけられ、ナデナデして精進を落とします。本堂の中には「戒壇めぐり」も・・・2年前に一人でしましたが、今回はパスです。だって一人一回100円ですもん。
そして、本堂(観音堂)→満願堂→笈摺堂で参拝(納経)し、本堂にて3つ(現在、過去、未来)のご朱印を受けることになります。
ご朱印を受けた後は晴れて満願。
再び参道に出て、満願そばを食べたり(チビたちのアレルギーが怖いので我が家はパスしました)、木の芽田楽を食べたり(なぜか持ち帰りはNGみたいで断念しました)、そして時間に余裕があれば、参道から谷汲口側へ100mほどのところにある旧名鉄谷汲駅、そして併設されている昆虫館で過ごすのもいいかもしれません。

今日の行程記録
千里中央6:26-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-6:47大阪7:15-(JR京都線新快速)-8:41米原8:46-(JR東海道線普通)-9:19大垣9:29-(養老鉄道揖斐線普通)-9:53揖斐9:59-(揖斐川町コミュニティバス)-10:26谷汲山10:30-(徒歩)-10:52華厳寺11:45-(徒歩)-12:05谷汲バス停12:32-(揖斐川町コミュニティバス)-12:40谷汲口13:50-(樽見鉄道普通)-14:32大垣14:37-(JR東海道線普通)-15:12米原15:18-(京都線新快速)-16:43大阪17:56-(大阪市営地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-18:16千里中央

本日の費用12,460円なり 

散り始めの桜で残念だけど、喜びは喜びです。

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

【西国三十三所巡礼の旅】-宝厳寺・穴太寺-

2013年03月28日 | 西国三十三所
先日の休日出勤の代休を今日取得し、同一週内にもう一度お寺参りをしてきました。しかし31ヶ所目(番外含めると34ヶ所目)で初めてに当たりました。晴れ男チビ太のパワー及ばずです。
それでもチビ達は今日も乗り鉄に加え、遊覧船やバスにも乗れるので大喜びでした。
そしてついに32寺、番外も含めると35寺巡礼が終わり、次回いよいよ満願です。チビ達も「あと一つ!!」とあちこちに喜びを伝えていました。

【第30番札所 宝厳寺】
 JR近江今津駅徒歩5分のところにある船着場から”竹生島”行き観光船に乗船。船はとてもきれいで(特にトイレは清潔感たっぷり)快適です。約25分で竹生島に到着。船着場前はお土産屋さんが数件並び、そこを通り過ぎると券売機とゲートが・・・入島料として大人400円、小人(小学生)300円の券を購入して係の人に渡さないとゲートの向こうには行けません。
ゲートの向こうはすぐに急な階段となり、途中手洗い場を過ぎて一気に本堂まで登ります。本堂の前にご朱印所がありますが、本堂に祭られているのはあくまで弁天さん。三十三所の観音さんは別の階段を降りたところにある観音堂(唐門)に千手観世音菩薩が祭られています。
その向こうには舟廊下があるのですが・・・行き忘れてしまいました。
 竹生島までの船は近江今津から、長浜から、彦根からとありますが、近江今津ルートの運賃が最も安く、駅からもすぐなのでお勧めですが、冬場は土日だけと便数が少ないので注意が必要です。で、このルートだと島の滞在時間は約75分となります。

【第21番札所 穴太寺】
 JR亀岡駅から京阪京都交通バス”穴太寺循環”バスに乗車。約20分ほどで穴太寺バス停に到着です。
 バス停前はお寺の広い駐車場となっており、お土産屋さんもあります。お寺は少し戻って1分以内のところに山門があり、入ってすぐに本堂もあるので、アプローチがしんどいとかは全くありません。
 お寺は古く、趣がとてもあります。お参りだけなら拝観料は不要ですが、本堂を内拝、庭園を見たりするには拝観料が必要になります。
 帰りバス停で気づいたのですが、数時間に1本並河行きのコミュニティバスが出ており、運賃は大人100円均一、小人50円、幼児は2名まで無料。そして、数本は並河駅で京都行き快速に連絡してくれます。並河からも亀岡からも電車賃は400円なので交通費はお財布にとてもやさしくなりますし、電車の席取りも亀岡より確実ですのでお勧めです。

今日の行程記録
千里中央6:26-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-6:40新大阪7:26-(JR京都線新快速)-7:50京都7:55-(JR湖西線普通)-8:48近江舞子8:52-(JR湖西線新快速)-9:12近江今津9:17-(徒歩)-9:22近江今津港9:40-(琵琶湖汽船)-10:05竹生島(参拝・島内観光)11:20-(琵琶湖汽船)-11:45近江今津港11:45-(徒歩)-11:50近江今津12:10-(JR湖西線新快速)-12:58京都13:07-(JR嵯峨野線快速)-13:18嵯峨嵐山13:33-(JR嵯峨野線普通)-13:48亀岡14:00-(京阪京都交通バス)-14:19穴太寺前14:19-(徒歩)-14:22穴太寺14:50-(徒歩)-14:53穴太寺前15:03-(亀岡市ふるさとバス)-15:21並河15:28-(JR嵯峨野線快速)-15:51京都16:00-(JR京都線新快速)-16:24新大阪16:39-(大阪市営地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-16:52千里中央

本日の費用10,370円なり    痛い

雨で景色がイマイチになってしまったのはほんと残念。帰りの船に乗る頃には雨はあがってくれました。

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

【西国三十三所巡礼の旅】-長命寺・観音正寺-

2013年03月24日 | 西国三十三所
本当は、先に終わっているはずの亀岡の穴太寺、竹生島の宝厳寺へ行くつもりでしたが、この先の天気の心配もあり、後のはずの長命寺・観音正寺にしました。
この二寺、特に観音正寺は、これまで一番苦労した松尾寺を上回る、三十三のお寺の中でもおそらく一番の難所の難所だったと思います。
そんな日なのに、今朝は始発バスに乗り損ね、次のバスまで約30分。結構この時間のロスは大きいので、朝一番から駅まで徒歩ラーでした。

【第31番札所 長命寺】
 JR近江八幡駅から、近江バス”長命寺”行きバスに乗車。バスは1時間に2~3本あるので比較的便利です。約20分で終点に到着。目の前は琵琶湖の長命寺港。港といっても、ヨットハーバーのような感じです。そこから20mほど先にある横断歩道を渡り、お土産屋の前を通り過ぎると参道の始まりです。一番最初に”808段の階段”としっかり書かれています。
 チビ達と数えながら登りましたが、750段で終点で終点でした
 お寺は典型的な山寺です。しかも山門は両脇に仁王さんが立っているようなものではなく、砦のような風合い。そして境内からは近江八幡の琵琶湖の風景が目の前に広がっています。境内はこじんまりしていますが、その分歴史を感じます。いつものことですが、ものすごく情緒のあるお寺ってすごく大好きです。また再訪したいと思います。
 ただ、残念なのはほとんどの方が自動車で来られるのですね。境内は結構にぎわっていましたが、ふもとから歩いていた方は私たち以外お二人だけでした。
 あと、注意すべきは階段といっても、きちんとしたものではなく、昔の大きさの違う石でステップが作られたものです。そのため、段差も全くそろってないのでリズミカルに登ることができず、疲れやすいと思います。子どもも4歳以上でないと、場所によっては段差が高く、背の低い子どもには石段が立ちはだかっているような感じになり、親が抱っこするなりをしなければいけません。さらには、下りは転倒のおそれがあり、さらなる注意が必要です。大人も雨の日は避けた方が無難ですね。
 けれど、私達も登りは約25分でしたので、バテることを心配するほどのものではないです。そして、木々に囲まれており、昔から何ら変わらない景色なんだと考えると疲れるということもあまりないと思います。
 ふもとに下り、バスで駅に戻る間に、名物の”水郷めぐり”があります。また、お土産は”丁稚羊羹”に”赤こんにゃく”。滋賀県って鮒寿司や近江牛、永源寺こんにゃくなど以外に名物が多いので、食べるほうも楽しめたりします。

【第32番札所 観音正寺】
 JR能登川駅から近江バス”八日市”行きで約15分ほどで観音寺口バス停に到着です。
 ここからは少し注意が必要です。バスを降りたら、目の前の道路を渡り、そのまま集落の中へ入っていく道を歩いていきます。(山のあるほうへ向かう道です)約5分ほど歩くと「結神社」というお宮さんに出ます。鳥居をくぐり約2~30m先の左手にお寺への参道を示す看板があり、その脇の階段を登るとイノシシ除けの柵を越えなければいけません。手押しポンプの井戸のある手洗い所まで行ったら行きすぎですし、その前にある階段は参道ではないので注意です。
 この参道は裏参道と言われているようですが、電車・バスだとこのルートしか選択できません。
 次にこの参道・・・はっきり言ってハイキング道です。ウォーキングシューズではなく、トレッキングシューズ(軽登山靴)の方が無難です。ただ表参道は1200段の石段のようですので、もしかしたら一部だけ石段の裏参道のほうが歩いていくには楽かもしれません。神社からお寺までの道程は1.7km(十三丁)ありますが、ところどころに何丁目を記した石碑やkmを記した道案内があるので、今どれくらい歩いたか、あとどれくらいかがわかり、これは難所を越える中でかなりの励みになります。ただ、最後の数百メートルは未舗装の1.5車線くらいのなだらかな道で、時折自動車も走ってきます。歩いて登っている者は道を空けなければならず、なんとなしに興ざめなのは残念で仕方ありません。
また、長命寺以上に雨の日は避けるべきです。滑って転んでしまう可能性大です。登りは約1時間の行程でした。
 山門はなく、巨大な仁王さんが立っています。ほとんどの建物は昔からのものですが、本堂のみ新しい建物です。境内の標高が500mくらいなので、眺めは絶景。ちょうど梅の花が咲いていて苦労して登ってきた疲れを癒してくれます。

両方のお寺とも入山料とか必要ないので、親しみやすさはあります。

今日の行程記録
千里中央6:46-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-7:00新大阪7:19-(JR京都線新快速)-8:20近江八幡8:23-(近江バス長命寺行)-8:40長命寺バス停8:40-(徒歩)-9:05長命寺9:22-(徒歩)-9:42長命寺バス停9:43-(近江バス近江八幡行)-10:03近江八幡10:18-(JR京都線普通)-10:25能登川10:45-(近江バス八日市行)-10:57観音寺口10:57-(徒歩)-12:05観音正寺12:57-(徒歩)-13:37観音寺口13:40-(近江バス能登川行)-13:56能登川14:03--(JR京都線新快速)-15:08新大阪15:22-(大阪市営地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-15:35千里中央
本日の費用7,160円なり


こいつらホンマによー頑張ったと思います。帰りは二人ともにずっとほめ続けました。

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

【西国三十三所巡礼の旅】-総持寺・善峯寺-

2013年02月03日 | 西国三十三所
 先週行けなかったお参りを今週に行ってきました。幸い、天気予報では寒くなりそうだったのですが、実際は比較的暖かく気候としてはバッチリでした。
 2つのお寺を回った後は、河原町、そして出町柳に移動、帰りは来月引退する京阪の旧3000系特急電車の先頭席に乗って帰ってきました。この席確保するために1時間以上ホームで待ちました。今日は阪急も南方から東向日までは先頭席を確保できたので、特にチビ太はかなりうれしかったようです。京阪待ち時間の間はいろんな運転士さんたちともお話してもらえ、それも子どもたちにはとても良かったようです。

【第22番札所 総持寺】
 阪急総持寺駅から徒歩10分以内の住宅街の中にあるお寺です。駅前の道が狭く、いくつかに枝分かれしているので、駅の駅周辺地図をしっかりチェックしておく必要があります。
 お寺は、きれいに整備されており、山門前の手洗い所もセンサーで人が近づいたことを感知したときに蓮の花の形の吹き出し口からお水が流れてくるようになっています。
 山門も綺麗ですが、他のお寺にあるような眩しい朱色ではないので嫌味はありません。
 入山料も取らない庶民的なお寺で、厄除け、子育ての観音さんに、料理人さんのお寺でもあるようです。
 この日は節分の行事で、親子3人、お餅、豆、みかんの振る舞いを受けました。
 話はそれますが、駅の近くに「DOEL」というケーキ屋さんがあります。茨木周辺では有名で、うちのかーちゃんもお気に入り。
 仕事で茨木に行ったときには、お土産に買って帰って喜ばれています。

【第20番札所 善峯寺】
 JR向日町駅、阪急東向日駅からバスで約25分ほど乗ったところにお寺がありますが、1/6から2月末日までバスは一つ手前の小塩というところまでしか行きません。東向日駅のバス停で初めて気づき、ネットの時刻表を見ると、右下のほうに確かに小さく運休の注意が書かれていました。「(≧ロ≦) イタイ!
 小塩から本来終点の善峯寺バス停まで約30分、そこからさらに傾斜のきつい急登を約10分登ったところに山門があります。
 大人500円、小学生200円と決して安くない入山料を払う必要があります。
 お寺は山寺の雰囲気があり、京都の街を眼下に見下ろすことができます。
 特筆すべきは「遊龍の松」という全長40mほどの日本一の松の木でしょう。しかし、行くなら春から夏にかけての花の時期か秋の紅葉の時期だと思います。
 ふもとに戻ったあとは、「京都激辛商店街 向日市」で楽しむのも一考でしょう。

今日の行程記録
 千里中央7:31-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-7:46西中島南方・南方7:54-(阪急京都線普通)-8:18総持寺駅8:20-(徒歩)-8:30総持寺8:51-(徒歩)-8:57総持寺駅9:02-(阪急京都線普通)-9:27東向日駅9:43-(阪急バス小塩行き)-10:02小塩バス停10:02-(徒歩)-10:40善峯寺(参拝・昼食)11:52-(徒歩)-12:22小塩バス停12:29-(阪急バスJR向町行き)-12:48東向日駅12:58-(阪急京都線普通)-13:02桂13:05-(阪急京都線特急)-13:12河原町13:12-(徒歩・散策)-14:10出町柳(散策等)15:54-(京阪本線特急)-16:51淀屋橋17:12-(地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-17:34千里中央

本日の費用4,800円なり

遊龍の松を下から

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

【西国三十三所巡礼の旅】-法華山一乗寺・書寫山圓教寺-

2012年12月16日 | 西国三十三所
本日は冬の青春18きっぷを利用して姫路まで行き、一乗寺と圓教寺に行こうとしたのですが、昨夜下調べをしていたら、重大なことに気付きました。

それは↓


ショックでした。しかしチビ達は明日を楽しみにとっくに眠りにはいっていたので、今朝お兄ちゃんには「ロープウェイには乗れないから」と断りを入れ、始発のバスで姫路に向け出発しました。

【第26番札所 法華山一乗寺】
 姫路から神姫バス「社」行きに乗り40分で到着です。バス停からすぐ長い階段が見えますが、その手前に受付があり、入山料400円を納めます。
 他の寺院であるような立派な山門はなく、本堂まで一直線に延びる長い階段最初は約70段、そして約30段昇り、最終的に計約150段の階段を昇りきると金堂(本堂)の基部にたどり着きます。そこから建物を右回りに反対側に回り、裏側から靴を脱ぎ、廊下を歩いて再び正面に出ます。
 ここのお寺の建物のほとんどは相当古い時代に建てられたものであり、古寺散策の気分も上々です。また、人も意外に少なく写真をじっくり撮るにはいいところだと思います。
 前回と同様バスの本数は少ないので、時刻表のチェックは必要です。

【第27番札所 書寫山圓教寺】
 姫路駅から神姫バス「書写駅」行きに乗り、30分かからない時間で終点に着きます。
 本来なら、ここからロープウェイに乗り換えるのですが、冒頭の説明どおり、ロープウェイは定期点検中のため、お寺には行けませんでした。
 ならば、それを知らずに参拝に来た方はどうするかといえば、ロープウェイ山麓駅にある待合所が出開帳として観音様がまつられています。
 ここでお参りをしたのち、ご朱印をいただきます。
 浮いたロープウェイ代、入山料は大きいですが、やはり楽しみにしていたお寺だったので、今度上醍醐とともに再訪すべきところになりました。
 なお、マイカーだとここに無料の駐車場があるようです。バスも1時間に3本、ロープウェイも1時間に4本あり便利そうです。
 また、ロープウェイ山上駅から徒歩1kmくらい歩かないといけないようですが、バスも運行されているようです(別途500円必要)
 利用するバスですが、一乗寺行くだけでも片道630円かかります。そこで姫路バスターミナル内で「姫路観光周遊ワイドフリーきっぷ」だと1,200円で一乗寺や書写駅などの区間が乗り放題になるので、これを利用されたほうがいいですよ!
 圓教寺だけなら、書写駅までのバスとロープウェイ往復のセット券があります。

 今回、圓教寺にいけなかったため、あまった時間を利用して修復中の姫路城に行きました。
 今後もう見る機会はないだろう外側から天守閣の大屋根見学は非常に価値あるものでしたが・・・・麓で入場料大人400円、小人100円を支払い、城内を登り、天守閣にたどり着くと、見学施設入館のため別途大人200円小人100円が必要でした。ここまで来て引き返すわけにもいかず・・・というか子供たちに見ておいてもらいたいと入館しましたが、なんとなしに不意打ちを喰らったような気がしました。子供たちはそれなりに喜んでくれましたが、何が価値あるのかわかっちゃいないんだろうなぁ~( iдi )


今日の行程記録
 千里中央6:26-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-6:40新大阪7:00-(JR神戸線・快速)-8:43JR姫路9:00-(神姫バス社行き)-9:40法華山一乗寺バス停9:40-(徒歩)-9:41一乗寺10:43-(徒歩)-10:45法華山一乗寺バス停11:03-(神姫バス姫路駅(北口)行き)-11:45JR姫路駅前12:00-(神姫バス書写ロープウェイ前行き)-12:28書写駅12:40-(神姫バス姫路駅(北口)行き)-13:05大手前好古園バス停13:05-(徒歩)-13:15姫路城(昼食・城内散策)14:30-(徒歩)-14:40大手前バス停14:47-(神姫バス姫路駅(北口)行き)-15:00JR姫路15:26-(JR神戸線新快速)-16:28JR大阪・梅田16:50-(大阪市営地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-17:10千里中央

本日の費用5,680円なり


一乗寺にて。賓頭盧さんがすっかりお気に入り。

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM


【西国三十三所巡礼の旅】-花山院菩提寺・播州清水寺-

2012年11月25日 | 西国三十三所
本格的な冬がやってくる前に、できるだけ稼いどこうと難所を優先的に攻めて(?)います。
今日は、晩秋の丹波路の二寺へ行ってきました。
本日の難関は、二つ目の清水寺で、お寺まで行くバスが一日二本しかないということです。
とにかく余裕を持たせるため、千里中央まで朝の始発バスで行くことにしました。結果的にこれが幸いし、結構ゆったりとしたお参りをすることができたし、待ち時間は新旧の特急「こうのとり号」を親子で楽しんで過ごすこともできました。
しかし、本日一番びっくりしたのは最後の駅はいつもと違い、箕面駅なのですが・・・・箕面も今紅葉が真っ盛り。阪急電車も阪急バスも超満員でびっくりしましたw(°o°)w
行きは、大阪マラソンに参加される方が大阪駅環状線ホームに溢れているのにもびっくりしたのですが・・・

【番外札所 花山院菩提寺】
 今朝の一つ目は番外札所の花山院です。三田駅北口から約1時間に1本のバスに約20分乗ると、参道の入口前に到着します。バス停の近くには手打ちそばのお店がありました。そば打ち道場もやっているみたいです。興味はありますが、子供連れではパスです。そのバス停からの参道は、結構な急登を大人の足で約20分、私たち親子は約30分程度登っていくこととなります。途中(五丁くらい?)に休憩用ベンチがあり、その横に「琴弾坂」と彫られた石碑が立っていました。
 夏に行った松尾寺のあの厳しいアプローチの経験がなければ、もしかして途中で断念してたんではないだろうか!?と思うような急な坂道で最後まで続きます。横を通り過ぎる自動車もエンジンを唸らせて登っていきます。
お寺は山のほぼ頂上に建立されており、自家用車やマイクロバスで参拝の場合、”参道維持協力金”として500円支払う必要があります。徒歩のものには無関係です。
 境内にある展望台からは、有馬富士ほか、目の前を丹波の山並みが広がっており、ちょうど今の季節、御詠歌にも歌われているとおり、早朝には雲海が広がり、神秘的な景色が目の前に現れるそうなのですが、バスの便数が少ないため、到着した時間にはすっかり霧は晴れ上がり、遠くまで見渡せました。
山門から本堂付近は、山のお寺という雰囲気が良く出ており、気持ちいいです。
次回またお参りする機会があれば、自家用車で夜明けごろから是非やってきたいと思います。

【第25番札所 播州清水寺】
 JR相野駅からバスで、お寺の山門前まで行くバスは1日2往復しかありません。
 そのため、今回は割に長い待ち時間が発生した参拝でした。
 その貴重な時間は通過していく”こうのとり号”見物と昼飯でつぶすことができたのですが・・・
 さて、バスに乗車して約50分、お寺の山門前に到着です。入山料500円はバスの運賃と一緒に支払いです。子供の入山料は不要。山門からは約5分強ほど歩いて本堂にたどり着きます。バスから見た山門はきれいで「ここも現代的にお化粧直しされたお寺なのかな」という印象を受け、がっかりしましたが、薬師堂から本堂付近は昔ながらの状態で風情があり、正直ホッとしました。
 その本堂も中に入ってお参り、朱印所も本堂内にあります。
 紅葉真っ盛りのこの季節、夜間ライトアップされているようです。
 バスは13:40過ぎに到着、帰りは14:50と1時間以上の空き時間ができるのですが、写真をいろいろ撮ったりしていると逆に時間が足りないくらいです。
 結構お勧めなお寺だと思います。
 あと、余計な話ですが、行き帰りのバス乗車前にはトイレを必ず済ませておきましょう。途中でトイレに行きたくなったら・・・・洒落ならん状態になると思います。


今日の行程記録
 千里中央6:26-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-6:49梅田・JR大阪7:05-(JR宝塚線・福知山線丹波路快速快速)-7:45JR三田8:23-(神姫バス乙原バレー行き)-8:39花山院前8:39-(徒歩)-9:10花山院9:40-(徒歩)-10:01花山院前10:09-(神姫バス三田市役所前行き)-10:28JR三田10:59-(JR福知山線丹波路快速)-11:10JR相野(昼食)12:50-(神姫グリーンバス清水寺行き)-13:42清水寺バス停13:42-(徒歩)-13:55清水寺本堂14:30-(徒歩)-14:45清水寺バス停14:50-(神姫グリーンバス相野駅行き)-15:40JR相野16:01-(JR福知山線・宝塚線丹波路快速)-16:29JR中山寺16:33-(徒歩)-16:48阪急中山16:54-(阪急宝塚線急行)-17:06石橋17:09-(阪急箕面線普通)-17:15阪急箕面

本日の費用5,660円なり

 私たちが訪れたときは紅葉はもちろん、薬師堂横にある大銀杏の木から落ちた黄色い葉っぱがまるで、じゅうたんのように広がり、逆光の中きれいに輝いていました。チビ達も大はしゃぎ! う~ん写真は影をもっと入れたらよかったかな?もっとがんばらねば!

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

※いよいよ残り10寺をきりました。満願まであと少し、親子3人がんばります!

【西国三十三所巡礼の旅】-勝尾寺-

2012年11月18日 | 西国三十三所
今日はかーちゃんも交えて我が家から一番近い札所、勝尾寺へ行ってきました。
とはいえ、紅葉が見ごろとなった今日、勝尾寺駐車場待ちの車の列のため、アクセス道は大渋滞で大変!本来30分で着くバスは1時間遅れでお寺の前に到着となりました。

【第23番札所 勝尾寺】
さて、勝尾寺は、小学生の頃、よく遠足や写生で北千里から山道を汗をたくさんかきながらテクテク歩き、最後の長い階段を下りると古い山門が懐深く出迎えてくれる、そんな頼もしい思い出がいっぱいつまったお寺だったのですが、今は過剰に整備され、別物のお寺になってしまった・・・そんな気がして残念で仕方ないところがあります。その整備のためか、入山料もややお高いし・・・かえすがえす残念で仕方ありません。
しかし、そういうノスタルジーに浸る方は北摂地域の方だけであり、始めてこられる方や、デートでこられる方をお迎えするには逆にバッチグー!!なお寺だと思います。
バス停から入山口までも徒歩2分程度です。
まず、入山料400円(小中学生300円)をお寺の前にある建物(お土産売り場も兼ねている)で、支払い、横の入山口で半券をきってもらいます。
そこから表へ出ると、真っ赤な山門が。山門の向こう側の景色は紅葉でとてもきれいです。
ただ、山門をくぐると整備されたきれいな池の石橋を渡りますが、ミストが吹かれていて・・・申し訳ございませんが、私にとっては興醒めでした。
 池を渡った後、両脇の紅葉を眺めながらしばらく階段を登っていき、案内に沿ってさらに登っていくと目の前にたくさんのダルマさんが!そう、このお寺は勝ち運のお寺で達磨さんがあちこちにたくさんあるんです。ここのところは「あ~やっぱりここは勝尾寺なんだな」と意識できるポイントです。
 さらに進むと真っ赤にきれいに塗装された本堂が右手に見えてきました。ここも昔は柱とか塗装が剥げて地肌むき出しの古いお堂だったものの・・・
 本堂から下山道に向かおうとすると、鐘楼があります。誰でも突くことができます。
 できれば、閑散期に来て突いたほうが鐘の音が周りの山々に反響するとともに、鐘楼の音の余韻も堪能できることかと思います。
 今日はあまりにものたくさんの人、また、バスの時間の都合上、そのまま撤収しました。
 幸い、帰りは千里中央まで直行する臨時便が出てくれたおかげで、バスの中立ちっぱなしだったもののまだしんどくならない程度に帰ることができました。
 しかし、しつこいですが、「山寺」だったあの頃に戻ってくれたらと願ってやみません。

今日の行程記録
千里中央13:10-(阪急バス北摂霊園行き(特急バス))-14:40勝尾寺バス停14:40-14:42勝尾寺15:40-15:41勝尾寺バス停16:00-(阪急バス千里中央行き(臨時直行便))-16:55千里中央

本日の費用3,800円なり(かーちゃんの分も含む)

達磨がたくさん!!

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

親子3人33所参りで使う三脚Manfrotto 7322CY使用レポ

2012年11月05日 | 西国三十三所
番外編です。以前チビ二人連れての移動ではエレベーター三脚を使っていましたが、シャキーンと伸ばしてロックするだけの簡単操作は便利だったのですが、後は良いとこなし。特に雲台にコンデジでさえも固定するのが不便で、セルフタイマーをかけるまでに相当の時間を要していたことから、代わりになるものを物色していたところ、たまたまマンフロットのM-Yシリーズというのを見つけ購入しました。そのときの記事
で、これまでしばらく使った感想を以下に書き留めます。
参考になれば幸いです。

良い点
☆ 軽い。
☆ 収納性よし。
☆ 他のエントリークラスに比べ、安定感はあり。(ただし、同メーカーの190シリーズやベルボンのカーボン三脚一番細い4シリーズなんかと比べたらだめですよ。)
☆ カーボンの優越感+マンフロのデザインの良さ。(意外にも、とっても大きいポイントです!しばらく手放そうとは思いません)
☆ Oリングでなく、Lロック方式なので、セッティングが楽。
☆ 他のマンフロット雲台と互換性のあるクイックシューシステム。

悪い点
☆ 縦位置撮影のとき、雲台の固定レバーがクイックシューのロックレバーや三脚の根元部分に干渉する。
☆ 三脚のLロックが壊れやすそう。
☆ センターポール直付けの雲台も壊れたとき、交換部品があるかどうか・・・。(そのため、センターポールのみ別途購入しました。)

とりあえず、普段のNIKON D300sにSIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSMを取り付けての撮影まではギリギリできる感じです。これ以上のレンズは無理があるかも。


ザックには、別売りのサイドバッグの中に収納すると、出し入れ楽チンです。ただし、サイドバッグの固定をきっちりしておかないと、行き違いの人や、電車やバスの中で他の乗客の方に迷惑をかけてしまうことになりました。


以上参考になれば・・・・私自身は買って正解だったと思います。旅行用三脚とすれば最高です。(間違ってもメイン三脚とは考えないでくださいね。)

【西国三十三所巡礼の旅】-中山寺-

2012年11月04日 | 西国三十三所
先々月の山口遠征の交通費の支払いが今月ド~ンとやってきて、しかも、次の給料日までに飲み会が続くもんで・・・・小遣いが非常に厳しい状態になってしまいました。
しかし、家でヒマそうにしているチビたちをほっとくのもかわいそうなので、今日は近場の中山寺へ行ってきました。


【第24番札所 紫雲山中山寺】
阪急中山駅から100mという超便利なお寺です。
札所霊場というよりは、安産祈願のお寺としてのほうが圧倒的に有名なところ。
そのため、境内にはエスカレーター完備というこれまでの中で一番ハイテクな(?)お寺です。そういった意味ではありがたみが薄らいでいるような感じもしますが、本堂は古いお堂なので、それが救いかもしれません。
まぁ、これまで散々苦労してきたので、この楽チンさはホッとするので33ヶ所回るうちのいくつかこういうお寺さんがあるとうれしいです。
ただ、今は七五三まっさかり。とてつもなく多くの人が参られていました。


今日の行程記録
箕面9:38-(阪急箕面線普通)-9:45石橋9:46-(阪急宝塚線急行)-9:58阪急中山10:00-(徒歩)-10:04中山寺11:15-(徒歩)-11:20阪急中山11:26-(阪急宝塚線急行)-11:38石橋11:40-(阪急箕面線普通)-11:47
本日の費用1,060円なり

基本階段を上り下りしましたが、1回だけエスカレーターに乗せてあげました

NIKON COOLPIX P300


【西国三十三所巡礼の旅】-観音寺・清水寺・六波羅蜜寺・六角堂・革堂-

2012年10月14日 | 西国三十三所
ほぼ2ヶ月ぶりです。
夏の猛暑も収まった京都市内、5ヶ寺を一気に回ります。
そして、今日は「鉄道の日」、開館40周年を迎えた大好きな梅小路蒸気機関車館は入場料無料!たっぷりと楽しみました。けれども京都はやっぱり暑かった!!
京都市内を回るコツは、なんと言っても市バス一日フリー乗車券を駆使して乗り回すことに尽きるでしょう!大人500円、子供250円です。

【第15番札所 今熊野観音寺】
JR京都駅からバスに乗っていったのですが、混雑は三十三間堂まで。その後は空いていました。
最寄のバス停は泉湧寺道。一つ問題は、「観音寺」と書いた案内板はありません。泉湧寺ならありますが。
 正直けっこう不安になりましたが、観音寺は泉湧寺の広い境内に位置すると考えてもらったらいいと思います。泉湧寺山門に案内地図が記されていました。
 お寺はだだ広い敷地のおかげで住宅街の中にありながら、”この空間だけが時間に取り残されている”そんな感じです。境内にはもみじが葉をたくさん茂らせています。来月になると、きっとすばらしい紅葉が見れること間違いありません。

【第16番札所 清水寺】
 特に、説明は不要でしょう。京都一有名な観光スポットでもあります。そのおかげで人は沢山! お清めの手洗いさえ長蛇の列に並ばないといけない始末。あまりゆるりと見ることはできませんでしたが、本堂だけはちゃんとあがり、十念唱えてきました。閑散期の平日にゆるりと楽しむ、本来そんなお寺な筈です。
 今回拝観料が唯一必要なお寺でした。

【第17番札所 六波羅蜜寺】
 清水寺から歩いてはしごするお寺です。
 こちらは清水寺とうって変わってゆるりとしたお寺です。”街の中にあるお寺”を象徴するような近代的な境内です。(現在まだ工事中です)
 そういう意味では興ざめなところはあるかもしれませんが、お寺は暖かな雰囲気に包まれていました。

【第18番札所 頂法寺六角堂】
東山から一気に移動して、烏丸(京都市のど真ん中)に位置するお寺です。周りはビル街です。そのため、全貌を見たいと思ったら、隣接するビル(頂法寺の所有?)の展望エレベーターに乗る必要があります。
 しかし、お寺は古さ(独特の静けさ)をしっかり残しています。ですので、この付近に勤めている人っていいなぁと思ってしまいました。仕事がしんどくても、きっと心が癒されると思います。

【第19番札所 行願寺革堂】
京都市役所の北方にあります。
 今回回った中、というよりも今まで回った中で、一番こじんまりしたお寺かも。番外のお寺より少し大きいくらいかな。
 珍しくご朱印所は女性の方でした。そして隣ではおばあちゃんが散華を配ってくれます。
 紹介とは全然違うのですが、観音寺とここでチビたちはお菓子をいただきました。ありがとうございました。


今日の行程記録
千里中央7:49-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-8:03新大阪8:13-(JR京都線快速)-8:50京都9:00-(京都市バス208系統)-9:20泉湧寺道9:20-(徒歩)-9:40今熊野観音寺9:55-(徒歩)-10:07泉湧寺道10:15-(京都市バス202系統(207系統でも可)-10:25五条坂10:32-(徒歩・お墓参りも)-11:07清水寺11:35-(徒歩)-12:00六波羅密寺12:10-(徒歩)-12:20清水道12:25-(京都市バス207系統)-12:45四条烏丸(昼食)13:30-(徒歩)-13:40頂法寺14:00-(京都市バス100円バス)-14:20市役所前14:20-(徒歩)-14:30行願寺14:40-(徒歩)-14:50河原町丸太町14:58-(京都市バス205系統)-15:25京都駅前15:33-(京都市バス205系統)-15:45梅小路公園前15:45-(徒歩)-15:55梅小路蒸気機関車館17:13-(徒歩)-17:23梅小路公園前17:23-(京都市バス205系統)-17:35京都駅17:53-(JR京都線快速)※踏切事故遅延-18:40新大阪18:56-(大阪市営地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-19:10千里中央
本日の費用4,790円なり


少しドラマチックに

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM

【西国三十三所巡礼の旅】-成相寺-

2012年08月19日 | 西国三十三所
今月2回目。しかも丹後地方2カ所目です。なんとなしに幸せな気分だす。
しかし、しかし、今日は夏のSL北びわこ号運転の日ですが泣く泣く断念もしています。
なにせ、体力勝負の前回と違い、今回はまともに行くと、交通費がバカにならんくらいかかってしまいます。
一番の悩みの種でしたが、福知山までは”青春18きっぷ”で何とかなるものの、その後の北近畿タンゴ鉄道、天橋立からの観光船やケーブルや登山バスと、小遣いを使ってのお詣りなのでかなりお財布に厳しいです。
いろいろ作戦を錬っていると、北近畿タンゴ鉄道のお得なきっぷの中にこんな商品を見つけました。
KTR子育て応援きっぷ
何と小学生以下の子連れなら、1,000円でフリー。しかも小学生以下なら2人までタダ!これが毎月19日だけ(育児(イクジ)に引っかけているようです。これだけでかなり交通費は助かります。
今回も朝5:30起床。始発バスで行動開始です。福知山駅からのりかえての北近畿タンゴ鉄道は”大江山浪漫号”なる快速で、使用車両は”タンゴエクスプローラー”!!これだけでチビ達大興奮です。
残念ながら最前列は確保できませんでしたが、喜んでくれているならまぁ良しです。
それ以降も観光船、ケーブルカー、登山バスとよりどりみどり。
帰りは西舞鶴、綾部経由で山陰本線で帰ろうかと思いましたが、お兄ちゃんは朝のとおりでいいということ。
もと来たルートを篠山口、宝塚駅で途中下車してポケモンスタンプラリーもちゃっかり参加して帰ってきました。
次は30-32番札所が難所です。

【第28番札所 成相寺】
ここ、天橋立駅から直通バスをだしてくれたらいいのにと思ってしまうくらい、乗り換えの多いお寺です。
しかし、笠松公園(有名な股覗きポイント)からお寺までの道は狭い道でかなりの急登。めっちゃスリリングです。
バスは山門の脇を通り抜け、最後の百段の階段の前まで行ってくれます。ですので、体力は使いません。バス停直前に五重塔もありました。
本堂までには「撞かずの鐘」や「一言一願地蔵」(お願いするの忘れた~!)もあります。
お寺はやはり山のお寺だけあって、涼しい風が吹き抜けていき、麓が猛暑でクラクラしそうなこの季節、心地よく・・・そう森林浴のように過ごせそうなお寺でした。(冬はアプローチだけでも大変なのでたどり着けないかも・・・)
今回も弾丸ツアーだったので、全部まわることができませんでしたが、さらに10分ほど山を登ると宮津湾を一望する展望台があるそうです。

今日の行程記録
千里中央6:26-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-6:40新大阪6:58-(JR京都線快速)-7:02大阪7:13-(JR宝塚線・福知山線普通)-9:30福知山9:57-(北近畿タンゴ鉄道宮福線大江山浪漫号)-10:43天橋立10:49-(徒歩)-10:56観光船乗り場11:00-(観光船)-11:12一ノ宮11:12-(徒歩)-11:18府中11:30-(ケーブルカー)-11:34笠松11:40-(登山バス)-11:47成相寺12:10-(登山バス)-12:17笠松12:17-(徒歩)-12:20笠松公園12:26-(徒歩)-12:32笠松12:35-(ケーブルカー)-12:39府中12:39-(徒歩)-12:46一ノ宮13:00-(観光船)-13:12観光船乗り場・知恩寺13:30-(徒歩)-13:35天橋立14:05-(北近畿タンゴ鉄道宮舞線タンゴ浪漫悠々号)-14:10宮津14:17-(北近畿タンゴ鉄道宮福線普通)-15:08福知山15:57-(JR福知山線普通)-16:54篠山口17:08-(JR宝塚線丹波路快速)-17:50宝塚18:10-(JR宝塚線快速)-18:29尼崎18:35-(JR神戸線・京都線快速)※遅延-18:45新大阪18:56-(大阪市営地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-19:10千里中央
本日の費用9,150円なり

ピーカン晴れが救いです。

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM


【西国三十三所巡礼の旅】-松尾寺-

2012年08月05日 | 西国三十三所
久しぶりに行ってきました。今日は順番繰り上げもいいところ、第二十九番松尾寺です。

三十三所詣りの交通費の最難関は、今回の松尾寺、その前の成相寺、宝巌寺で、かなり工夫せんと軽く1万円超えそうな勢い。青春18きっぷ最大活用して行くとしても、順番どおりだとこの地域行けるのは冬・・・子供連れで雪中行軍なんてできるわけありません。お寺でお話をお聞きしたところ、2.7mの積雪になるらしいです。
けれど、今は盛夏、予想最高気温35℃、一番心配なのはチビ太。体力持つかどうかで相当考えましたが、午後は曇りそうな気配があったので、それに期待して決行です。
キンキンに凍らせたフルーツゼリーに、2L+αのペットボトル水、それに塩飴etc持参して、体力維持・熱中症対策を図り、万一チビ太がダウンしたとき、だっこして下山できるよう、とーちゃんの荷物も必要最小限に抑えて対応しました。
結果、二人とも頑張ってくれました。一番心配だったチビ太も持ち前の粘り強さを発揮です!しかも「また、いっぱいいっぱい歩きたい!」と心強い一言。

今朝は始発のバスに乗って行動開始。JR京都線、山陰本線、舞鶴線、小浜線、湖西線、京都線と乗り鉄三昧でもあります。
小浜線では3人とも疲れ切って爆睡してましたが・・・
最後大阪駅でチビ太が麦わら帽子を落としてしまうハプニングもあって、8時をまわって帰宅でした。


簡単な紹介です。
【第29番札所 松尾寺】
このお寺、お金の面でもですが、体力的にも難関。体力的な難関は第32番札所観音正寺も戦々恐々ですが・・・
電車で、しかも特急を使わないとなると、列車は限られてしまうので、しっかり時刻表で行程を組んでおかないとえらい目にあいそうです。
電車利用は私たちの他もう一組だけで、あとは皆さん自家用車でのお参り。そんなところからも、歩いていくにはかなり不便な札所ということがわかっていただけるかと思います。
駅からは道案内がしっかりしているので、道路の他、あぜ道や未舗装の山道を使っても迷うことはないと思います。
しかし、山道は夏場は草が生い茂っていたり、崖すそを歩いたりしなければいけませんので、避けた方が無難かと。それ以外の時期でも、軽登山靴、もしくはアプローチシューズ程度は履いておいた方が無難です。足に自信のない方は、時間はかかりますが車道利用をするべきですね。ただ、車道も広いわけではない割には見通しの悪いカーブの中を歩くことになるので、上り下りの車には気をつけてください。
私たちは駅から3.2kmの距離を、登り1時間10分、下り1時間要しました。
山門には仁王さんの写真が掲げられているだけで仁王さんはいません。夏の暑さ、冬の雪害対策のため、宝物殿に安置されているそうです。
典型的な山のお寺で、階段も昔のままの不揃いの段、その向こうに本堂が見えるロケーションはちょっとしたミニ室生寺といった雰囲気です。
お詣りをして、ご朱印をいただくのは、山門まで戻り、そこを右手に約50mほど歩いたところにご朱印所があります。
今回、帰りの電車の時間までギリギリだったので、ゆっくり見て回ることができませんでしたが、春や秋に行くときっとすばらしい景色が見れる、そんなお寺でした。何よりチャラチャラした感じはないので、何回行っても飽きないと思います。
あと、公共交通機関利用ならではのお楽しみで、JR松尾寺駅は木造駅舎でローカルな雰囲気が満喫できます。また、駅前の国道にはローソンがありました!これは結構ポイント大!あとは何もないただただ田舎です。

今日の行程記録
千里中央6:26-(北大阪急行・大阪市営地下鉄御堂筋線)-6:40新大阪7:00-(JR京都線快速)-7:31京都7:59-(JR嵯峨野線・山陰本線普通)-9:46綾部10:32-(JR舞鶴線普通リレー号)-11:01東舞鶴11:04-(JR小浜線普通)-11:12松尾寺(駅)11:16-(徒歩)-12:25松尾寺(寺)12:40-(徒歩)-13:41松尾寺(駅)13:42-(JR小浜線普通)-15:36敦賀16:23-(JR湖西線・京都線新快速)-18:28大阪・梅田19:22-(大阪市営地下鉄御堂筋線・北大阪急行)-19:41千里中央

本日の費用5,340円なり



参拝された方、皆さんに感動された長い階段登り。しかし、ここまで辿り着く道程は半端じゃなかった。
帰りの小浜線で、ヒエヒエのフルーツゼリーを3人で食べましたが、二人とも格別に美味しかったようです。

NIKON D300s SIGMA18-50mm f2.8EX MACRO HSM