午年です。大きく飛躍の年、今の景気を吹き飛ばしましょう。

孫の純大も今年で2歳、とっても可愛いです。孫の話に季節の花、グルメなど今年もがんばります。

ザ・宝塚

2008-06-30 20:28:48 | Weblog
「ご無沙汰しております。主人は、平成20年5月20日午前3時12分に、胆肝癌で、約6ヵ月後で死亡しました。生前中は皆々様にお世話になりありがとうございました」、組合OB箱根大会の案内状を送ったらこんな葉書をいただきました。
毎年来ていた年賀状も今年は来なかったし、”なにかあったのかな”って思ってた矢先の奥さんからの手紙、ほんとうにびっくりです。
営業箇所の総務に勤務していて、とってもお世話を良くする方で、その上マージャン仲間と来れば黙って見逃すわけにはいきません。
さっそく当時の仲間を集めて、お悔やみに伺うことにしました。

朝9時30分、宝塚駅阪急とJRの間のロータリーが待ち合わせの場所です。
約束の時間前から行ったり来たり、9時40分になってようやく一人に出会いました。
ちょっと遅すぎるのでご自宅に電話したら、”8時半には出ましたよ”とのことでした。
お家は電車で2駅先、”なにがなんでも遅すぎる”大変大変。
携帯の番号聞いて繋がったのが10時前、実は彼も去年7月から抗がん剤で治療中、”よかったよかった”というところです。
”そういえば、遠めにマスクと帽子をかぶった人は見かけたっけ・・・”、想像していた容姿と違っていただけに、見逃したのかも知れません。

お悔やみに行くお宅は西宮市の最北の新興住宅地、有馬温泉と三田市に背中を接するような辺鄙な場所でした。
仲間の車を走らせること30分、探し探してやっとたどり着きました。
閑静な住宅地、立派なお家が建ち並びます。
ご挨拶も早々に、お供えをし仏前に手を合わしました。
在りし日の氏の面影を思い浮かべ、胸が熱くなってきました。
しばらくお話しをさせていただきましたが、亡くなる間際まで老人会の会長として皆さんのお世話をしていたそうです。
亡くなる2日前にはマージャンのパイを並べ、ひとりマージャンに想いを寄せてたそうです。
”もう一度したい”これが口癖だったとか、最後の最後まで熱く楽しい人でした。
86歳、人生を全うした氏のご冥福をお祈りいたします。

地震以来の宝塚、「花のみち」から宝塚大劇場へ足を伸ばしてみることにしました。
周りはすっかり整備され、震災の面影はまったく感じられません。
午後の部の開演間近か、大勢のファンが列を作っていました。
目の前を歩いていた3人の女性、何故かヅカガールの雰囲気がして思わずシャッターを切ってしまいました。
劇場にも入ってみましたが華やかな雰囲気、息子のスタジオのお客さんの花園だけに、一度は観に来たいものです。
記念に、「ベルバラ」の像をカメラに収めました。

「宝塚ガーデンフィールズ」にも足を伸ばしてみました。
子どもたちをよく連れてきた「宝塚ファミリーランド」も2003年に閉園、その跡地に出来たのがこの英国風ナチュラル庭園「宝塚ガーデンフィールズ」です。
庭はよく手入れされ、季節の花がいっぱい咲いていました。
デンファレに黒法師(アエオニューム)、柏葉紫陽花にアメリカディゴなどなどほんとに綺麗でした。
ブッドレア(房藤空木)に停まる蝶も、のんびりと昼下がりの陽光を楽しんでいるようでした。