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県民応援デーとなる徳島戦に向け、上山市出身のMF秋葉勝(手前)が勝利を誓う=天童市・県総合運動公園第3運動広場
サッカーJ2のモンテディオ山形はあす24日午後7時から、天童市のNDソフトスタジアム山形で、徳島と戦う。前半の折り返しとなる一戦で、小林伸二前山形監督との対決にも注目が集まる。後半戦へ弾みを付けるためにも、4試合ぶりの勝ち点3を奪取したい。
22日は天童市の県総合運動公園第3運動広場で練習し、紅白戦を2本行った。FW山崎雅人が累積警告で出場停止となるため、1本目はFW中島裕希、FW万代宏樹の2トップを採用し、中盤でMF宮阪政樹、MF船山祐二のダブルボランチの陣形を試した。2本目は4-3-3を維持してMF太田徹郎をセンターフォワードに起用するフォーメーションで連係を確認した。
選手たちは距離間を意識しながらゴールに迫る形や、球際で激しいプレーを繰り出していた。紅白戦を振り返り、中島は「4-3-3の陣形では、テツ(太田)が前でためをつくって動きやすかった。いい連係が生まれたと思う」と好感触を口にした。
山形一筋・秋葉「絶対負けられない」
県民応援デーとなる徳島戦に向け、上山市出身で山形一筋のMF秋葉勝が活躍を期す。「多くの人にスタジアムに足を運んでもらい、自分たちに力を与えてほしい」。力強い応援をパワーに変え、勝利を目指す。
中3日の過密日程で戦った3連戦は1敗2分けで勝ち点の上積みは2にとどまった。「勝利を得られず、状態が良いとは言えない結果」と振り返り、「全体的に運動量が落ちて、仕掛けの部分でも良くなかった」と反省ばかりが口をついた。浮上のきっかけを模索しながら「夏場にかけ、余計な体力を消耗しないためにもプレーにめりはりが必要になる」と強調する。
紅白戦では4-4-2、4-3-3の2通りのフォーメーションを試した。自身は2本とも右サイドハーフを担い「選手間の距離が開きすぎないよう、コンビネーションを意識しプレーした。試合では、流動的に動いてボールを引き出していきたい」と話した。
徳島戦はリーグ戦全42試合の折り返しとなるだけに、白星を手にし、後半に向け勢いをつけたい。昨季まで4年間、山形を率いた徳島の小林伸二監督との“激突”については「絶対に負けられない。強気で攻めていく」と語った。 (やまがたニュースオンライン)