あすかパパの色んな話

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やり投げパワー!?巨人、谷V打で3.5差

2009年08月26日 06時20分45秒 | 野球

谷の適時打でラミレスと脇谷が生還。延長戦にケリをつけた

(セ・リーグ、中日2-4巨人、16回戦、巨人10勝6敗、25日、ナゴヤドーム)巨人は25日、中日16回戦(ナゴヤドーム)で延長戦の末に4-2で逆転勝ち。首位攻防戦の第1ラウンドを制し、2位中日とのゲーム差を3.5に広げた。2-2の延長十回二死満塁で、谷佳知外野手(36)が値千金の決勝2点適時打。巨人は3連勝で貯金も今季最多の「29」、リーグ3連覇へ大きな1勝を手にした。
二塁上の背番号「8」が拳を突き上げた。ベンチの「88」は顔を真っ赤にして手をたたいた。延長十回二死満塁、谷の一振りが勝負を決めた。

 「打つしかないと思っていた。基本に帰ってフルスイングって思っていたけど、少し球が速いんでコンパクトにいった。気合入れて打ったよ」

 百戦錬磨の匠の技だった。浅尾の152キロ内角直球を、腕をたたんで中前に運んだ。普通ならバットを折られるか、ファウルになるボール。しかし、積み上げた確かな技術と執念が中継ぎエースの速球を打ち砕いた。

 盗塁王(02年)、最多安打(03年)、ベストナインが5度にゴールデングラブを4度受賞している谷でさえ、レギュラーではない。今季は亀井に右翼の定位置を奪われ、出場機会が減少した。それでも「いつもそのつもりで球場には来ているんだけどね」と目の輝きは失っていない。

 8月は亀井の一塁コンバートもあり、20試合中11試合にスタメン出場。打率.391、3本塁打、12打点と相手が右でも左でも関係ないことを証明している。

 ベルリンで行われた世界陸上では、谷に似たやり投げの村上幸史が銅メダルを獲得。谷も殊勲の一撃で、落合竜とのゲーム差を「3.5」に広げた。

 早ければ、27日にも優勝マジックが点灯。「それぞれがよくつないで谷が一発で仕留めた。選手一人一人が大事な試合ということを理解していいプレーをしてくれた。価値ある勝利です」と原監督。

 10月には夫人の亮子さん(33)が第2子を出産予定。リーグ3連覇と、新しい家族。歓喜の瞬間はもうすぐだ。(サンスポ)



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