第2日、トップでゴールに飛び込む南陽・東置賜の中川敦史(米沢商業高講師)。41年ぶりに優勝した=長井市役所前
第56回県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)は第2日の28日、新庄市役所をスタート、長井市役所にゴールする10区間、3日間で最長の111.9キロで行われた。南陽・東置賜が19区でトップを奪い返して41年ぶりの第2日優勝を決め、北村山の4年連続完全優勝を阻止した。2位は天童・東村山。北村山は3位でフィニッシュした。
総合優勝争いは北村山がリード。南陽・東置賜が14秒差で追っている。酒田・飽海がトップと3分36秒差の3位。
第2日は、第12区で首位に躍り出た北村山に13区でアクシデントが発生し、大きく後退。中盤以降、南陽・東置賜と寒河江・西村山、天童・東村山の3チームが激しいトップ争いを演じた。アップダウンを繰り返す難コースの19区を制した南陽・東置賜が抜けだし、先頭でゴールした。
最終日の29日は、長井市-山形市間の8区間、80.1キロで行われる。(やまがたオンラインニュース)