イギリス生活 写真でつづる英国

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2年間お付き合いありがとうございました。一旦ブログを閉じさせていただきます。

⑪ブレナボン産業用地 その3 Iron Works

2006-10-24 22:49:16 | 世界遺産プロジェクト
ここブレナボンは19世紀つまり1800年代に産業革命の間に大きく栄えたエリアだ。

1900年代になって産業構造の転換によって急速に衰えていった地でもある。

なぜこの地が栄えたか?鉄鉱石、水、石炭、石灰石の全ての条件がそろっていたからだそうだ。


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鉄鋼業は、鉄道網の整備に伴いどんどんと需要が増え、その鉄を作るのに水、エネルギーがいる。1800年代のエネルギーといえば石炭が主流。また石灰石(Lime Stone)は鉄鉱石の不純物を除去するために使われるため、鉄鋼業には不可欠ということだ。




これらの要素が全てそろっていた南ウェールズのブレナボンは栄えていった。
そして第二次世界大戦後、石炭が石油に置き換わることを境に没落していく。

ここで面白かったのはウォーターバランスタワーというもの。
荷物の上げ下ろしをするときに、カラのトロッコを下に下ろして、荷物の入ったトロッコを上に上げるために、トロッコの下に水タンクをつけて重りにしたそうだ。


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身近にあるもので代用する。こういうアイデアってすばらしい。


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2 コメント

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ここはなんだか・・・ (Lady E)
2006-10-25 07:50:18
わびし~い世界遺産なのですね。そうそう、CORUSもとうとう、旧植民地のインドのTATA社に買われちゃったし・・・。イギリスの栄光の行く先が、まさにこのイメージ?



リバプールの世界遺産ステイタスも危ないのでしょ?ロンドン塔は大丈夫なのかしら?



後2つですね。有言実行、尊敬ですっ!
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◆LadyEさん (ASIS2005)
2006-10-26 00:51:19
イギリスの侘び寂びです。w



最近のイギリスの切り売りはすごいものがあります。



こんだけ切り売りしてもどっこい元気なイギリス経済! すごいです。



リバプール危ないのですか?



もともとリバプールはなんで?と思っていましたが・・・
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