いい本です。 . . . 本文を読む
長かった・・・
700ページにも及ぶ小説を読むのは疲れました。
感想は・・・難しいですね。非常によくできた小説だとは思いますが、暗~い、長~い復讐の物語ですので、現在のイギリスの暗い天候とあいまってドヨ~ンとした気持ちになります。一方翻訳は現代的に非常にわかりやすく、字も大きかったのでなんとか読み通すことができました。
でも本当に小説の組み立てはすごいと思いました。
これで計45冊。あと一ヶ月 . . . 本文を読む
「チャーリーとチョコレート工場」の原作者、ノルウェー人の両親を持つウェールズ生まれのロアルド・ダール(1916-1990)の自伝です。
自伝とはいっても子供時代から成人するまでの非常に限られた期間のものですが、昔のイギリスの学校の雰囲気など伝わってきて楽しめる本でした。
本の題名の「少年 BOY」は、少年時代のことを書いているからだけではなく、ロアルド・ダール自身が寄宿学校で生活していたころに . . . 本文を読む
新聞の書評欄に出ていたので読んでみました。
57歳の女性ジャーナリストである著者が体当たりで最低賃金の生活で働き、暮らしたルポです。現場主義という点ではすごいです。
イギリスの経済的復活の背景に「小さな政府」にするために公共で必要な仕事を民間に委託したのですが、これが民間業者(人材派遣会社)には、政府から大きなお金が落ちるが実際の労働者には最低賃金しか払われないなど仕組みの不合理な状況が生々し . . . 本文を読む