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あんしんたべものくらしネットワークあしの会 ブログ

こだわりの生産物・加工品の産地の様子や生産者の声、イベントの案内などの情報をお届けします。

『有機農家さんと共に過ごす一夜 ロハスナイト2010』のご案内

2010年11月01日 09時35分11秒 | イベント案内
★☆あしの会の食材を利用いただいている大阪肥後橋の「旬菜 桜花」のオーナーシェフである森田龍彦さん。その森田さんが企画するイベントをご紹介します!☆★


ロハスナイトは、参加する有機農家さんが作られた野菜を食べながら、楽しい食事の時間を過ごすOrganic Party。今回も大阪・兵庫から6組の有機農家さんが参加して下さいます。
(参加生産者さんー大阪 枚方手塚さん・岸和田寺岡さん・堺今野さん 兵庫 神戸市北区波々伯部さん 市島古谷さん 丹波井上さん)
 今回、協力して下さるお店は兵庫県三宮にあるオリエンタルホテルさん。
とても素敵な空間の中で、有機で作られた旬の野菜を、イタリアンビュッフェの素敵な料理で提供して下さいます。
有機農家さんとの楽しくて、美味しいディナーに参加してみませんか?

 オーガニックやロハス、体に優しいお料理に有機農業。少しでも興味がある方なら、是非参加してほしい交流会です。
参加してくれる農家さん達からの素敵なプレゼント(抽選)も用意しております。
 (食べ放題・飲み放題ではありませんが、充分に楽しんでもらえる量の料理・ワインなどの飲み物をご用意させて頂きます。)
 

■日時 11月23日(火・祝日)受付18時30分 開始19時
■会場 三宮 オリエンタルホテル 4F
     http://www.orientalhotel.jp/ 
     JR「三ノ宮」、ポートライナー・地下鉄(山手線)・阪急・阪神「三宮」から南西へ徒歩約7分
■会費 6000円(高校生以上) 子供2000円(高校生以下)
■定員 50名
■お申し込み・お問い合わせ
web でのお申込みe-mail:info@syunsai-ouka.com
電話でのお申込み 旬菜桜花 森田まで。 06-6201-0223(オリエンタルホテルさんへの直接の申し込み等のお電話はご遠慮下さい)

http://naniwa-yasai.blog.ocn.ne.jp/ryourinin/2010/11/post_cdc2.html


お米つくり体験ツアー2010 in吉田農場 田植編 の報告

2010年08月10日 11時13分55秒 | 活動の報告
お天気予報、雨のち晴れ
「植えるとこ、少なくてごめんなさい・・・」

さる5月16日、今年も恒例となりました、一年を通じて丹波氷上吉田農場でのお米作り体験の最初である、田植えに行ってまいりました。
前日から吉田班窓口のはらっぱ保育所の先生、わが家一家と息子の友人の小学生、合計6名で行きました。
前の週の週間予報で雨の予報があり、昨年の雨の経験からおよび腰の私たちは 毎年機械植えのあと、のこりのイベントに使う手植えの広さを相談するのですが、イベント主催者にあるまじき行為ながら吉田さんの奥さんの携帯に「あまり植えるとこ、残さんといて」とお願いしておりました。

ところが前日の土曜日から予報が変わり、吉田さんの奥さんから連絡がはいります。
「晴れてます。」
やったー!うれしい誤算の田植え日和となりました。

前日の食事ではいつもご主人の吉田さんの話をききます。
4月の種まきから、寒い寒い春で、なかなか芽が出ず苦労されたこと、雨が多く、耕す作業や野菜の苗の生育も遅れ、たいへん心配なところです。
今年のように低温が続くと、米に限らず病害虫の恐れが高まること、これからの農業の行く末を心配していること、いろんな話をきいて勉強しました。
毎度のことながらお百姓の仕事に頭がさがります。
何世紀も前からお米を作り続けてきた誰かのおかげで、今私たちはご飯を食べることができるのですね。

朝はほんとうに五月晴れの景色です。
青い空に新緑の丹波のやまなみ。
透明な風がふきぬけていきます。
こころの”しわしわ”がなくなるような感覚です。
当日現地集合やJR石生駅集合のみなさんと合流し、毎年春にお会いすると、うれしいおなじみさんや、”どきどき”と初めての方など総勢10家族ほどが参加くださいました。

簡単な説明のあと、10:15いよいよイベントスタートです。
吉田農場の田植えは除草剤を使わない農法で水田の土の上に雑草を抑えるための紙マルチをしきつめ、その上から苗をさしていくやり方です。
ロール上のクラフト紙製の紙マルチを手ごろな長さに切り、それを持ってはだしの私たちは、おそるおそる泥の中へ。
ひとつひとつ植えていきます。
今年で3年目(かな?)の下の子も、どんどこ芸術的センスで植えていきます。
初めての方でも丁寧に植えておられるのに感心しました。
苗から育てると、たべもののありがたさが分かります。
どろんこに足をとられてあたふたしたり、翌日の筋肉痛に悩んだりと、それぞれ感じられたのではないでしょうか。

昼食はいつも吉田班(吉田農場と「提携」し野菜を毎週受け取っている消費者グループ)のみなさまによるカレーライスです。
汗をかいて作業をがんばったみなさまの食欲たるや、あれよあれよと鍋が空になっていきます。
いつも美味しいお昼ごはんをありがとうございます。

午後からは、たまねぎ掘りや楽しい企画かえるとり競争(大きさ比べ)、キャベツの青虫とり競争(いくつとったか)もありました。
こどもたちは無我夢中でとりくみます。
農薬を使わない吉田畑は、とのさまがえるや虫がたくさんいます。
サイズを計測しなんと14cmの巨大かえるをとらえた小学生もいました。
植えたあとに家族名を記した木の札をさしていきます。
秋がたのしみですね。
小さい子どもたちに都会のくらしではありえない時間をすごしてもらって、大人もうれしい限りでした。

いつもながら吉田家のご夫妻様、わたしたちを温かく受け入れてくださってありがとうございます。
これからも元気でお百姓がんばってください。 


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お米つくり体験ツアー2010 in吉田農場 田植編 開催します!

2010年05月13日 19時57分05秒 | イベント案内
田植えに行こうよ 参加者募集!

◆日程 2010年5月16日(日)(雨天決行)
◆場所 兵庫県丹波市氷上町 吉田農場

五月の日曜日、大きな空の下で、田植えをいっしょにしませんか。
農薬や除草剤を使用しないたんぼには、生きものたちがいっぱいいます。
環境にも、つくる人にもやさしいたんぼは、食べる人にももちろんやさしい。

ごはんの基本、「お米」ができるたんぼへ、みんなあつまれ!
子どもの育ちのなかで大切な「食」の現場にふれ、親と子がともに農作業をとおして大地の上で汗をかき、都会ではできない虫取りも体験できる企画です。
たんぼの周りでは、こどもたちが目を輝かせながら、走り回っています。もちろんシニア世代も大歓迎です。
  
5月の田植えからはじまり、9月の稲刈り、12月末のもちつきまで、自分たちが植えた米を収穫し、みんなで食するという、1年をとおした企画です。
1回のみの参加ももちろんOKです。日常と違った空間が待っています。一度ご参加ください!

◆スケジュール 10:15   現地集合・田植えスタート!
          12:00前後 昼食
          14:30   田植え終了・現地解散

◆参 加 費  大人:1,000円 子ども(3才~中学生):500円
         (行事保険ふくむ・交通費は各自負担・昼食は吉田農場の食材を使ったご飯つき)

◆もちもの   帽子、着替え、汚れてもいい衣服、靴、食器(汁椀・お皿・はし・コップ)・飲み物、雨具、軽食(子どもさん用)虫あみ他

◆アクセス 車:中国自動車道→舞鶴若狭道→春日IC→北近畿豊岡自動車道→氷上ICで降り、約10分

      電車:JR石生駅9:52着 駅前集合 
       送迎可(車で20分)→ 希望者は事前にお知らせください。   
        行き [JR尼崎駅8:02発 福知山線普通電車  篠山口駅で乗り換え]
        帰り [15:21JR石生発→17:00JR尼崎着]

※お車でお越しの場合は、駐車スペースは確保いたしますが、駐車場内の事故・盗難等に関しましては行事保険が適用できませんので、各自で気をつけてください。駐車場に係員はおりませんので、出入り・駐車の際は十分気を付けて下さい。

◆お申し込み・お問い合わせは、
    NPOはらっぱ(Tel:0798-22-3561)・あしの会事務局(Tel:072-773-6121)
    メール info@ashinokai.jp

◆主 催    あんしんたべものくらしネットワーク あしの会
         特定非営利活動法人 はらっぱ 

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お茶の生産者辰巳純一さん、あしの会来訪

2010年04月09日 23時01分55秒 | 活動の報告
~つながりのあるくらしかたを求めて~

2月24日(水)、冬の合間に訪れた暖かい陽気の一日に、お茶の生産者辰巳純一さんが、奈良月ヶ瀬から、やってきました。   
辰巳家のお茶作り五代目を継いだ若手生産者です。

来訪の目的は、あしの会の会員さんに直接会ってもらうことと、生産されているお茶をどのように配送しているか直接見てもらうことです。
当日は、お茶を彩った鶯色のはっぴに、同じ色のバンダナをし、午後から配送トラックに乗り込み、芦屋南部や宝塚方面を、スタッフの首藤君と一緒に会員宅へ配送しました。
後日、純一さんに感想を書いて頂きましたので、ご紹介します。



あしの会のみなさんへ

急激な季節の変動は、様々に状況を揺り動かしますね。
地震や荒天、長雨、干魃…春を待ち遠しいはずの季節でさえ、ちょっと不安になったりするこのごろです。
そんな季節の変わり目にも、相変わらず美しく咲き出すのは月ヶ瀬の梅。丁度見頃を迎えていて、霧のような春雨に益々梅の情緒が感じられますよ。
さて、先週はあしの会の業務を見学させていただき、ありがとうございました。お忙しい中、時間を割いていただき、とても感謝しております。

本来、生産者としては出荷するまでが仕事。
その先にある消費者のお手元に届くまでの道筋はあしの会様方、各会のお仕事としてこちらではほとんどつながりがございませんでした。
葉香製茶では、個人の消費者方へ直接お送りしていることもあり、ある程度は消費者側の思いも酌み取れているかなと思っておりましたが、配送に同乗させていただき、消費者と直接対面することほど重要で、本当の意味で顔の見える「ものつくり」は出来ないと感じました。

事務所・作業場・倉庫などそれぞれにあしの会に対する関係各所の支えがあり、また、それに応えるあしの会があり、相互に協力し合っている様子を充分に感じ取れました。
また、そのほんの一隅ではありますが、葉香製茶も協力できていることに、うれしくなりました。
何よりも考えさせられたのが、配送する時の商品の扱いです。
生産者のこだわりや思いをそのままに消費者へお届けしようとする心意気、商品を只の商品としてではなく、生産者の息吹を吹き込んだ命ある物として大切に消費者に手渡す「こだわり」をしっかりと感じました。

「売れるから」という理由で有機・無農薬などの環境保全型と称する農産物を推進する多くの事業者や農業者がいる中、直接口にする消費者の健康や、産する土地の事を考えて、その上で自分のこだわりを貫く私共は、健康ブームの続く現在においても、まだ「変わり者」扱いです。
人間の嗜好へ人工的に片重しない、その物自身のすばらしさを消費者まで届けてくれる、また、それを求める人々に知らせ、伝えてくれる方々あっての私共です。
どうぞこれからも、私共生産者と消費者との間に立って、双方を支えていただきたいと思います。
「直接会って話さないと分からない事がある」とおっしゃった奥谷さんの言葉に言葉以上の意味がある様に感じています。

機会がありましたら、是非、配送や業務をお手伝いしたいと思っておりますので(お邪魔になりますが)またよろしくお願いします。
この度は本当に貴重な体験が出来ました。ありがとうございます。

                      葉香製茶 辰巳純一



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りんご・ぶどうの生産者「あくと」消費地交流会の報告

2010年04月01日 09時31分32秒 | 活動の報告
今年も長野から、消費地に来てくれました。

2月5日(金)、今年も長野から、りんご・巨峰の生産者グループ、あくとの4名の方が芦屋に来てくれました。
監物民雄さん 湯本保さん 畔上時雄さん、堀米長好さんです。和達の会さんと共催で、集まった会員たちと活発な意見交換を行いました。
また当日、あくとのりんごを使ったマドレーヌを差し入れしてくださったあしの会の会員さんもおられました。

第一部 意見交換交流会   会場: 芦屋上宮川文化センター

1)りんご・ぶどう・桃 について今季の作柄報告がありました。
 
2)来期の取り組みについて話し合いました。    


   
第二部 お食事交流会    会場 阪神西宮駅近く居酒屋「近江屋」さん

まじめな話し合いの後は、生産者の方と参加会員・世話人、おいしい料理とお酒に囲まれながら、お食事交流会。

あしの会のあくと担当窓口さんと、配送を終えたあしの会のスタッフも合流し、さまざまな話に花を咲かせ、交流を深めました。


「顔を見える関係」を実践するあくとの生産者たち。
「長野で行う交流会にぜひ参加してほしい」との言葉を残して帰られました。
景気がよくない昨今、なかなか足が遠くへ向きにくい状況ではありますが、りんご農家のご夫婦が素敵な笑顔で待っています。
農村と都市で、作る人と食べる人がつながる関係を目指し、これからも交流会を開催していきたいと思います。


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りんご・ぶどうの生産者『あくと』の里で《スキー交流会》

2010年02月05日 10時41分32秒 | イベント案内
生産者「あくと」交流会
☆スキーバスツアー in 北志賀 竜王スキーパーク☆

3月27日(土)~3月29日(月) 3日間

長野県のりんご農家の集団『あくと』との、恒例の冬の交流会です。
冬の時期は、スキーのインストラクターをされていた方などから、
スキーの講習をしてもらえたり、おすすめの観光地や温泉を案内してもらったりと、
冬ならではの楽しみがあります。

ぜひ、皆様お誘い合わせの上、ご参加下さい。

バスツアー代金  おとな35,000円  小学生27,000円
*幼児3~6歳(席なし)11,000円 ・ 幼児2歳以下(席なし・保険代のみ)300円

*バスを利用されない場合 おとな(中学生以上)16,000円 ・ 小学生15,000円 ・ 幼児は上記と同料金

*宿泊ホテル ホワイトイン北志賀 
  スキー・ボード・ウェアのレンタルあり(各3,000円)

*宿泊料金に含まれるもの(2泊2朝2夕食、旅行傷害保険、宴会場費)

*申込締切日 3月3日

◆ 3/27(土)集合【大阪駅周辺7:45】  3/29(月)解散【大阪駅周辺21:00】 

※本イベントの参加募集は、あしの会会員とそのご家族・ご友人を対象とし、あしの会で受付いたします。ご了承ください。
詳しくは、あしの会事務局までお問い合わせください。

    企画 あくと交流会  海鴎トラベル 

りんご・ぶどうの生産者『あくと』のみなさんと交流会を開催します!

2010年01月29日 20時44分43秒 | イベント案内
『あくと』消費地交流会のお誘い 

雪国の生産地では、この時期は収穫作業が既に終わり、畑が雪で覆われています。
信州のりんごの里あくとでは、この時期は、出荷作業や樹の手入れ、剪定の勉強会、地域の役回りなどがあり、農閑期と言えどもなかなか忙しいようです。
そんななか、2月5日(金)に毎年恒例の「あくと消費地交流会」を芦屋で開催します。
また3月27~29日にかけて、信州でスキー交流会が開催されます。

☆2010年も顔が見える 「この人たちが作っている」 つながりのある食生活をたのしもう!

2月5日(金)、りんご・巨峰の生産者「あくと」のメンバーに会いに行こう!

 監物民雄さん 湯本保さん 畔上時雄さん  今年も3人、来阪

●第1部  15:00~17:00 意見交換交流会  
 対象:あしの会会員とご家族・そのお友達
 参加費:無料   
 会場:芦屋市上宮川文化センター 小会議室
 芦屋市上宮川町10番5号  ℡ 0797-22-9229
今季のりんごおいしかったよ! もうひとつだった! そんな感想を、直接投げかけてみましょう。
「実は今年の栽培は・・・」といった産地の生の情報を聞くことができるはず。
なにごとも、ちょっとした関心と少しの好奇心が出発点。
「あんしんあんぜん」をご自身の目で確かめに来てください。

☆特典:農家の自家産品を格安で販売。  (売り切れ次第終了)
 自家製「りんごを煮込んだ焼肉のたれ・おばあちゃんの干柿・
 杏ジャム・黄金桃ジャム・母ちゃん漬(お漬物)」など、
 道の駅に行くよりもおもしろい!(品目は変更の場合はご了承ください) 

●第2部  18:00~20:00 お食事交流会   
 対 象:あしの会会員とご家族・そのお友達
 会費制:4~5,000円を予定 
 場所:阪神西宮駅近くの料理屋(詳細お問い合わせください)
おいしいお料理とお酒をかこんで、ワイワイと楽しい時間をすごしましょう。
テーマは、りんご・食の未来・農業・子育て・スキー・老後・・・・なんでもOK。
あしの会スタッフも後から合流します。

あしの会会員を対象に参加者募集中。
第1部・2部、どちらか一方でも参加OKです。お申込みはあしの会事務局まで。


~2010年、つながりをたのしもうよ!~

今年は寒いお正月でした。
新しい年を迎え、身もいっそう引き締まる思いです。
遅くなりましたが、どうぞ本年もよろしくお願いします。

この冬は暖冬と言われていましたが、世界的な寒波の到来で冷え込みも厳しく、各地で降雪も多いようです。
みなさん、風邪などひかれていませんか?

2009年は、とうとう日本でも政権が交代しました。
期待も大きいのですが、経済政策・財政・農業政策・少子化問題・環境問題・年金問題・エネルギー問題など課題山積。それなのに金によりかかる政党政治の問題で、早くも暗礁に乗り上げようとしています。
どれも私たちの暮らしに直結した課題ばかりなのになあ。

この世相のなか、あしの会に何ができるか考えてみました。
合言葉は「つながり」です。
「なんや、またそれか」とツッコミが入りそうですが、今年もこれですよ!
あしの会の財産は、生産者と消費者とのつながり。
発足当初は、熱く息苦しいほどに「つながりパワー」が熱を発していました。
「でも時代は変わった。逆行している」という声も聞こえてきます。
人との関わりが希薄になっている時代なんだからと。


消費者が利用する小売業界は、商店街→百貨店→スーパー→コンビニと、時代の流れと共に盛衰し、今は通信販売とネット販売が盛況と言われます。
「これ、あのおっちゃんのりんごやで」という関係。
「今日のご飯、この前稲刈りしたお米よ」という関係。
食の安心安全という意味においても重要ですが、食べることを大切にすることの先に、「いのち」の大切さがきっとあるのだと思います。
ネットや通販全盛期の世の中だからこそ、「顔の見えるつながり」がより一層大切なのではないでしょうか。
私たちは「食べる」という切り口から、「つながり」を深めていきたいと思います。

「モノ」に依存した豊かさはほどほどに、人や自然とのつながりを感じ、たのしめたら、明るい未来が開けてくるかもしれないですね。   

あんしんたべものくらしネットワーク あしの会 http://ashinokai.jp/    

お米作り体験ツアー 2009 餅つき編 開催しました!

2010年01月29日 20時15分26秒 | 活動の報告
暮れも押し迫った12月27日(日)、兵庫県丹波にある吉田農場にて、NPOはらっぱと共催で餅つきのイベントを行いました。 
5月の田植え、9月の稲刈りに続き、「2009年お米つくり体験ツアー」最後のイベント。
一年のお米の育ちに感謝し、お米を実際に口にできるお餅にしていく工程を楽しみます。
あしの会の会員さんも、子育て世代の方が駆けつけてくれました。

毎回農場を提供してくださる吉田さんの挨拶の後、「ついて、ついて、つきまくるぞー!」の掛け声で、いざスタート。
この日につくお餅は、もち米にして90kg。
前日のうちに、吉田農場の野菜を購入している会員グループ「吉田班」のメンバーが、もち米を研ぎ水に漬け、朝から薪をくべた釜に、蒸篭をのせもち米を蒸していきます。
蒸しあがった順に、2台の臼(うす)を使ってついていきます。
印象的なのは、小さいお子さんと一緒に杵(きね)を握り締めて、ペッタン・ペッタンしているお父さんの姿です。
なんともうれしそうな顔をしてついています。
きっと自分もこんな表情なんだろうなあ、と思いながら写真を「パシャリ!」。


当日は、PHD(アジア・南太平洋地域からの研修生を招聘し、草の根の人々による自立した村づくりと生活向上に協力する団体)のスタッフの方や研修生の方も合流され、一緒に餅つきを楽しみました。
杵を振り下ろしながら、
「あなたのお国はどこですか~?」「ネパールで~す。ペッタン」
「お齢はいくつですか~?」「にじゅうさんで~す。ぺったん」
などと、掛け合いをしながら、たのしい時間を共有しました。
留学生の若者の振り下ろす杵の力強いこと。
「負けるなパパたち!でも次の日仕事が・・・。」


今年は参加者も多く、午前中からガンガンつき続け、もち米が蒸しあがる時間が待ち遠しいほど。
お陰で予定の時間よりも早く、つききることができました。
おもちを丸める作業にまわってくださった皆さんは、とても大変だったようです。
おつかれさまです。

今年は、天候の影響でお米の作柄がそれほどよくないものの、カメムシの害が少なかったのか、とてもきれいなもち米が収穫でき、真っ白なきれいなお餅が出来上がりました。
農薬を使わない栽培のため、そうでない年もありますが、そのあたりも理解していかなければなりません。

「農場で親子で一緒についたお餅をもって田舎に帰省し、おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に、お雑煮を食べる」そんなひとコマが生まれたら、きっとすてきだろうなあ、なんて思いながら、スタッフと顔を合わせてニヤニヤしています。
現代社会は、いろんなつながりが切れてしまっていると言われていますが、お餅をとおして、切れたものをくっつけられるような機会が持てたらと思います。


最後に吉田さん、毎年ご協力ありがとうございます。
新しい年も、実りあるイベントを行っていきたいと思います。

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お米つくり体験ツアー2009 in吉田農場 もちつき編 参加者募集

2009年12月08日 14時11分49秒 | Weblog
今年一年のしめくくりに、田舎でお餅つきはいかがですか?

古来より日本では、お正月を年玉(年魂)といって、家族やゆかりの人に餅をくばる風習がありました。

自分たちでついたおもちで、鏡もちをつくったり、お雑煮に入れて元旦に食べるのもなんかいいですね。

帰省される際に、おじいちゃん・おばあちゃんへお土産にするのもすてきだと思います。

こどもたちにも、ぜひそんな「もちつき」を体験をしてもらい、そのおいしさを感じてほしいと思います。

食・農・子育てをテーマにした体験イベント。西宮から貸切バスで丹波に直行しますのでお気軽に参加いただけます。
 
2009年、春に田植えを行い、暑い夏を越え、収穫の秋に稲刈りを行いました。そして収穫祭を兼ねてもちつきイベントを行います。

今回のみの参加も大歓迎。日常と違った空間が待っています。一度ご参加ください!

■日程:2009年12月27日(日)   

■場所:吉田農場(兵庫県丹波市氷上町北油良212-1)

■集合:バス利用→朝 8時20分 はらっぱ保育所前(西宮市中殿町6-32)
   :現地集合→朝 10時15分 吉田農場

■スケジュール
    8:20  西宮はらっぱ保育所集合   8:30 バス出発
   10:15 吉田農場到着・もちつきスタート
12:00 昼食(つきたておもち+お雑煮を予定) 
   13:00 さらにもちつき
   14:40 終了  15:00 吉田農場バス出発
   17:30~18:00 西宮はらっぱ保育所到着 解散

■参加費   
 【バス利用】大人: 2,000円  小中高生:1,000円  2歳~幼児:500円
        (バス乗車・昼食代・施設使用料・保険代含む)  

 【現地集合】大人: 1,000円  小中高生:500円   2歳~幼児:無料
        (昼食代・施設使用料・保険代含む)  
 ※はらっぱNPO会員・あしの会会員の方は、大人のみ参加費200円割引いたします。

■もちもの  飲み物・軽食(子どもさん用)、雨具、
       袋(おみやげのおもち、販売用のおもち・野菜を入れるため)
       着替え・タオル・エプロン 
  ※屋外での作業になりますので、温かくて動きやすい服装でお越しください。

■対象・定員  一般の方もご参加いただけます。
    バス利用は定員に達し次第締め切りさせていただきます。

■申込  ①氏名②子どもの年齢③住所④電話番号⑤参加人数 を
 NPOはらっぱ・あしの会事務局まで、お知らせください。
 
■主催: あんしんたべものくらしネットワーク あしの会
  (℡072-773-6121・fax072-773-6122)

NPO はらっぱ  (℡・fax0798-22-3561)

一家族に一袋、おもちのおみやげセットをプレゼント。

さらにご希望の方には、
「お持ち帰り用おもち(無農薬栽培もち米使用) 1kg800円」も販売します!

今回、吉田農場の母屋前の中庭にて
臼(うす)を二つ用意し、朝から晩までおもちつきをどんどん行います。
大量のおもちをつきますので、人手がたくさんあると助かります。
また当日は、当イベント以外で、海外からの研修生の方ももちつきに参加される予定です。
大勢でワイワイと楽しい一日になればいいですね。

                     あんしんたべものくらしネットワーク あしの会 http://ashinokai.jp/



お米づくり体験ツアー 2009 稲刈り編 レポート 

2009年12月01日 18時54分08秒 | 活動の報告
今年も吉田農場の協力を得て、NPOはらっぱと共催し、食の生産現場へ触れることで食の大切さを感じてもらうことを目的とし、開催いたしました。
今年も手配した大型観光バスを利用し、バス隊と自家用車隊に分かれて集合しました。


今年は、7・8月の長雨と日照不足で全国の作柄概況はやや不良とのこと。
吉田農場でも、日照不足で稲の根っこの育ちがよくないようで、倒れている稲も多くあり、倒れている穂を左手で起こし、右手で刈り取るという作業は大変でした。

またピンと立っている穂をどんどん刈ると気分がいいのですが、寝ている穂を見ると、やる気も少し減退するような心持で、イベントを始めて以来の苦労があり、参加されたみなさんも、結果的に重労働になってしまいました。
生産現場で、自然に向き合っている農家の方たちに、ただただ感服です。


みなさま、本当にお疲れさまでした。
腰を折り、苦労する大人達の横では、子ども達がバッタやカエルを追いかけ、遊びまわっています。
そして、重労働の後のご飯はサイコーにおいしかったです。
メニューは、農場の新米との野菜たっぷりのカレーとサラダ!
あっという間に一升炊いたご飯がなくなってしまいました。

普段お茶碗のなかに当り前に入っているお米。
そのお米ができるまでの一場面を、たくさんの方と共有できたことをうれしく思います。

おいしいお昼ごはんを作ってくださった吉田班のみなさん、ありがとうございます。
最後に、いつも快く農場と家屋を利用させてくださる吉田さん、本当にありがとうございます。
お二人のお人柄に触れたいと思って、参加されるか方もおられます。

年末にはお餅つき編も開催します。ぜひみなさん、参加くださいね。