あんしんたべものくらしネットワークあしの会 ブログ

こだわりの生産物・加工品の産地の様子や生産者の声、イベントの案内などの情報をお届けします。

「芦屋川のホタル観察会」へのおさそい

2009年05月29日 23時34分40秒 | イベント案内
※川を、自然をたいせつにしているおじさんから、環境学習の案内をいただきましたので、紹介します。

第23回『芦屋川のホタル観察会』

平成21年6月6日(土)19時30分、開森橋集合(小雨決行)
                   阪急芦屋川駅北

主催 芦屋川に魚を増やそう会
協賛 芦屋市

連絡先 0797-23-2066 (山田)


第1回のホタル観察会は、草むらの中で光るホタルを探すのに、一苦労しました。
50匹くらいが、芦屋川と高座川の合流地点に散らばっている感じでした。1つの光が点滅するたびに、「光ったー!」という、飲声があがっていました。ホタルの何倍もの人が、喜ばれる姿に、芦屋川の夏の風物詩「源氏ボタル」の復活に取り組んでよかったなあ、と、思いました。
 平成7年の大震災の年はとても沢山のゲンジボタルが発生し、芦屋川の草むらがまるで、銀河のようでした。その後台風で壊滅的に激減しましたが、少しずつ増えてきました。このように、毎年、ゲンジホタルの出現数はちがっていて、自然現象や、人間の行為の影響を、反映しています。
 特に、四季のある日本に生息してきた生き物にとって、地球温暖化による気候変動の中で、季節の変化が順調でないことは、大きな問題になっているといえます。
 私たちには、「自然と共にある暮らしの豊かさ」を感じる力があると思います。今の、そして未来の子どもたちにも、芦屋川のゲンジボタルを、受け継いでいきましょう。開森橋から上流は川の生き物たちの「いのちのささやきゾーン」です。

当日、ホタルの説明をします。
1、芦屋のホタル合戦って、何?
2、ゲンジボタルとヘイケボタルのちがいは?
3、何を、食べているの?
4、ホタルは、どんな一生をおくるの?
5、ホタルが、光る理由は?
6、私たち人間が、ホタルにしてあげられることって、何?   他


○芦屋川に魚を増やそう会では、小学生や市民の皆さんと、さまざまな活動をしています。魚やホタルなどの「川のいきものについて」「環境問題」などの、グループ学習の希望や芦屋川について知りたいと思われる方は、遠慮なくお知らせ下さい。








お米づくり体験ツアー 2009 田植え編 レポート 

2009年05月20日 14時00分54秒 | 活動の報告
今年は雨の中の田植え  みんな最後までがんばりました!

5月17日(日)、毎年おなじみとなりました「お米つくり体験ツアー 田植え編」を、丹波市の吉田農場にて、NPOはらっぱと共に開催しました。食の生産現場にふれることで、食の大切さを感じてほしいと始めたこのイベント。あしの会が主催し始めて4年目を迎えました。
「五月晴れ」という言葉があるように例年ほとんど晴天で行われた田植えイベントでしたが、今年は1週間前の天気予報から「17日(日)→傘マーク」となっていていました。準備のために前日から現地入り。その間、空模様や新型インフルエンザの報道の影響などもあり、一部参加を見合わせる方もおられました。お子さまを伴っての参加となりますので、止むを得ないところです。

迎えた当日朝、曇っているものの明るめの空、もしかしていけるんじゃないかと期待して準備にとりかかりました。自家用車や電車で朝早くから参加者のみなさんが駆けつけてくださり、開会式。吉田さんから開会の言葉を頂き、「雨なんかに負けないぞー、エイ、エイ、おー!」と全員で掛け声をかけ、田んぼへ向かいました。
吉田農場では、おなじみ「紙マルチ式」の田植えをしています。つまり田んぼを紙で覆い、紙に穴を開け、そこに苗を差し込んでいきます。すると、苗以外の雑草などは日光があたらず遮断されて伸びないのです。ある程度苗が伸びた頃に、紙は徐々に水に溶け土になり、雑草が生えてきても苗の生育は負けない、という仕組みになっています。紙マルチ式専用の田植え機で、ロール紙を田んぼに敷きながら、苗を植えていきます。一般栽培では、水溶性の除草剤を田んぼの水に溶かすだけで雑草の発育を抑えます。農薬を使わない米作りは、コストも手間もかかるのです。

今回のイベントでは、5~10mの紙マルチを各々が持ち、「紙をのばして敷く→紙に穴を開け、苗を植える→後ろに下がる→自分の足跡をならす」という作業を、田んぼの端まで続けていきます。すると、作業を始めて30分くらいで、雨がぽつぽつ降り出してきました。初めから皆カッパを着用しているのでへっちゃらです。「あっ、かえるや~」「どこ~?」と叫んでいた子どもたち。カゼをひいたらいけないので、大事をとって先に吉田農場の離れに移動し、餅団子づくりへ。すると次第に雨脚が激しくなり、風も吹き、横なぐりの大粒の雨が頬を打ち付けます。私の短パンも下着もびっしょり。それでも「残りあとちょっとや。横の人もがんばっているぞ。」と皆、ギブアップせずに最後までがんばりました。今回始めて田植えに参加いただいた方が、一番最後までがんばってくれました。吉田八惠子さんいわく。「こんな天気で田植えして、周りの農家の人もあきれてるで~。」 そうでしょうね。それくらいの雨でした。

午前中の内に予定していた田んぼを全て植え終えることができ、参加者のみなさんに感謝です。そして、お待ちかねのお昼ごはん。
【お昼ごはんのメニュー】
・おにぎり(吉田米・川端さんののり)
・味噌汁(保地味噌・宮島食品の豆腐・揚げ、宮崎さんのわかめ入り)
・鶏ミンチハンバーグ(わ重さんの鶏ミンチ)、
・サラダ(吉田の新たまねぎ・肥後あゆみの会のトマト・ヒカリ食品の有機青じそドレッシング・胡麻ドレッシングタイプ)
・もずく(久米島糸数さんのもずく・ヒカリの青じそドレ)
・もち団子(吉田のもち粉で子ども達が作りました)
こんなにもたくさんの安心安全な食材を使い、食事作りに奮闘してくれたのは吉田班の稲田さん、木村さん。感謝です! 

今年はイベントへの協力団体という形で、徳島の光食品さん・尼崎の宮島食品さん・保地味噌醸造所さんより食材を提供していただきました。ありがとうございます。みな、各生産者のこだわりの製法などの紹介を聞きながら、とてもヘルシーでおいしいごはんをおなかいっぱい食べました。
イベント自体は、雨天のため早めに切り上げ、お昼ご飯を食べ終えて終了といたしました。天気がよければ、サラダたまねぎの収穫体験や、子ども達にももっと田んぼに入ってほしかったのですが、お天道様には勝てません。でも来てくれた子ども達がカエルを追いかけたり、「これ、わたしがつくってん」とうれしそうにもち団子を見せてくれたりしました。テレビやゲーム機に囲まれた生活では味わえない体験。お米は田んぼの土が作ってくれるということを覚えていてくれたらうれしいですね。
最後に毎年快く農場を開放してくださる吉田さん、本当にありがとうございます。今後もお元気で、お米づくり・野菜作りを続けてほしいと思います。
今回植えた苗がこれからぐんぐん大きくなって、120日たった9月の中ごろには、穂が実り稲刈りの時期を迎えます。台風にあわず、大きな病気も出ずに、元気に育ってほしいものです。雨の中がんばった参加者のみなさん、ぜひ9月に一緒に晴天の下で稲刈りをしましょう。そして、今回参加できなかった方々も、ぜひ来てください。「お米つくり体験ツアー 稲刈り編」は9月13日(日)に開催です!

                     あんしんたべものくらしネットワーク あしの会 http://ashinokai.jp/

田植えにいこうよ  参加者募集!

2009年05月01日 11時37分37秒 | イベント案内
お米つくり体験ツアー2009 in吉田農場 田植編 開催します!


◆日程 2009年5月17日(日)(雨天決行)
◆場所 兵庫県丹波市氷上町 吉田農場

五月晴れの日曜日、大きな空の下で、田植えをいっしょにしませんか。
農薬や除草剤を使用しないたんぼには、生きものたちがいっぱいいます。
環境にも、つくる人にもやさしいたんぼは、食べる人にももちろんやさしい。

ごはんの基本、「お米」ができるたんぼへ、みんなあつまれ!
子どもの育ちのなかで大切な「食」の現場にふれ、親と子がともに農作業をとおして大地の上で汗をかき、都会ではできない虫取りも体験できる企画です。
たんぼの周りでは、こどもたちが目を輝かせながら、走り回っています。もちろんシニア世代も大歓迎です。
  
5月の田植えからはじまり、9月の稲刈り、12月末のもちつきまで、自分たちが植えた米を収穫し、みんなで食するという、1年をとおした企画です。
1回のみの参加ももちろんOKです。日常と違った空間が待っています。一度ご参加ください!

◆スケジュール 10:15   現地集合・田植えスタート!
          12:00前後 昼食
          14:30   田植え終了・現地解散

◆参 加 費  大人:1,000円 子ども(3才~中学生):500円
         (行事保険ふくむ・交通費は各自負担・昼食は吉田農場の食材を使ったご飯つき)

◆もちもの   帽子、着替え、汚れてもいい衣服、靴、食器(汁椀・お皿・はし・コップ)・飲み物、雨具、軽食(子どもさん用)虫あみ他

◆アクセス 車:中国自動車道→舞鶴若狭道→春日IC→北近畿豊岡自動車道→氷上ICで降り、約10分
      電車:JR柏原駅9:46着 駅前集合
        柏原駅~農場:送迎可(車で20分)→希望者は事前にお知らせください。  
        行き [JR尼崎駅8:02発 福知山線普通電車  篠山口駅で乗り換え]
        帰り [15:28JR柏原発→17:00JR尼崎着]

◆お申し込み・お問い合わせは、
    NPOはらっぱ(Tel:0798-22-3561)・あしの会事務局(Tel:072-773-6121)
    メール info@ashinokai.jp

◆主 催    あんしんたべものくらしネットワーク あしの会
         特定非営利活動法人 はらっぱ