遺伝子組み換え大豆の生産・輸入が問題になった際、日本の市民と生産者が手を結び、国産の安全な大豆の栽培と消費を増やすための運動が始まりました。
市民が大豆生産者の一定区画にお金を出し、生産者とともに大豆を作り、できた大豆を食べるという運動です。(遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンより)
兵庫県でも継続されている大豆畑トラスト運動、今年は兵庫県有機農業研究会の主催で行われることになりました。
一口1,000円で、合計150口を集め、畑約一枚分から採れた大豆を頭割りする予定です。
通常、この運動は大豆の支給量は約束しません。
天候によりほとんど収量がないときもあるとか。
しかしながら、丹波市市島町の生産者の高木力さんの心意気で、一口500g以上の国産有機大豆を約束してくれました。
「プレッシャーはあるけど、プロとしての意地もある! ゼロというわけにはいかんやろ!」
生産する大豆の品種は「シャッキンナシ」。作れば必ずモノになるとの理由で名付けられたのではと想像。
でも農薬を使わない有機栽培なので、収穫までドキドキワクワクです。
採れた大豆は、年始ころに配布できると思いますので、時期的におみそ作りにも使えます。そして、納豆作り・豆乳にして豆腐づくりなど、いろいろ挑戦してみてください。もちろん煮豆にしてもおいしいとのこと。
大豆の選別はある程度のレベルになると思いますので、きれいなものばかりではありません。
6月中旬の種まきから、草取り、枝豆収穫、大豆収穫などの企画を予定していて、大豆への愛着もわいてくるのでは。
応募方法については、あしの会もしくは兵庫県有機農業研究会までお問合せください。
あんしんたべものくらしネットワーク あしの会