新年早々、意に反して激しい言い争いとなった「プチ切れ」事件が発生。
お相手は、サルサ仲間にはお馴染みのキューバ出身・M氏。
何で言い争ったのかといえば、『日本人のカルシウム不足について』である。
なぜこんな中途半端に真面目くさった話になったのかはさておき、彼は突如としてこんな主張をした。
「日本人は牛乳をあまり飲まない!」
確かにその通りである。
私は言った。
「多分ね、小学校と中学校のときに飲まされる給食の牛乳が悪いのよ。あれで大半の人は牛乳嫌いになるんだと思う。」
適当に答えた私のアンサーに、彼は納得がいかないようだった。
「日本人は本当に牛乳を飲まない!だからカルシウムが少ないでしょ!」
「そうだね。でも昔の人はカルシウムちゃんと摂ってたんだけどね。今は足りないね。」
「本当に日本人はカルシウムが少ない!牛乳を飲まないから!」
彼はなぜか牛乳にこだわった。
「でも牛乳は関係ないよ。昔の人は牛乳飲まなくても骨が丈夫なんだから。死んだ後に死体を焼くと、年寄りの骨は全部残るけど、若い人のはほとんど燃えちゃうらしいよ。」
「それは違う!昔の人は関係ない。牛乳が一番カルシウムがある!」
「そんなことないよ!日本人は魚を食べるから大丈夫なの!骨ごと食べるから!」
2人の議論は何だかよく分からない方向に向かっていた。
つまり、ちっとも噛み合っていない。
彼は(恐らく)現代日本論を説き、特に日本人の歯がボロボロなのはカルシウム不足が原因だ=牛乳を飲まないからだ、という持論を展開した。対する私は、カルシウム不足は単に現代の西欧食が問題で、本来の日本食には問題はない、と言い張った。
「牛乳はいらないの!日本人は魚を食べるからいいの!」
「違う!魚にはあまりカルシウムがない!牛乳を飲まないとダメだ!」
そうやって何分ほど言い争いを続けただろう・・・。
ついに彼は別の持論を持ち出した。
「日本人は牛乳を飲まないから背が小さい!」
・・・なにぃ?????さすがにそれは聞き捨てならない!!
「なんで!?そんなの関係ないじゃん!昔の人だって日本人はずっと小さいんだから!しかもそれは日本だけじゃなくて中国もタイもフィリピンも一緒でしょ?」
「一緒じゃない!日本人は小さい!」
「何言ってんの?それとカルシウムは絶対に関係ないっ!!!」
なぜか私は無性に腹が立っていた。
別に今まで日本や日本人を愛して止まなかったわけではないが、・・・いや逆に「チャンスさえあれば国外脱出してやる。。」なんて非情な夢を見ていた類いだが、その私が “日本を侮辱された!”とばかりに躍起になっているのである。
「とにかく!日本食は健康なのよ!カルシウムだってミネラルだっていっぱいあるの!!」
「分かった。分かった。もう終わりにしましょう。」
M氏は初めて見る私の激しい苛立ちに驚いた様子で、ドウドウ・・となだめるように話を反らした。
「なによ・・・」
全く合点がいかない私は機嫌を悪くしたまま、しかし内心では、自分にこんなにも日本人の意識があるものかと動揺を隠せないでいた。
ところで、カルシウム不足を補うためにはやっぱり牛乳を飲まないといけないのだろうか?
「昔の人は」論で逃げ通していた私は、帰宅後ちゃっかりネットで調べてみることに。
するとやはり・・・
『牛乳、乳製品はカルシウムの含有量が多いだけでなく、カルシウムの吸収率がもっとも高い食品です。(吸収率 約40%) 』
『乳製品の摂取量が少ないことが、日本人のカルシウム摂取が不足する一因とされています。』http://www.hosp.go.jp/~wsaitama/bone/bone2.htm
・・・・・・・・。
更に記事は続いていた。
『乳製品なしでは、日本人の一般的な食事で摂取できるカルシウムは1日200~400mgほどです。これに牛乳1本を加えるとさらに200mg補給することができますが、これでもまだ骨粗鬆症の予防・治療に必要な分は確保できません。 ヨーグルト、チーズなど他の乳製品も積極的にとるようにしてください。』
・・・ですって。
ちなみに牛乳/乳製品のカルシウム吸収率がもっとも良く、次いで大豆製品、魚は「普通」となっていた。
し・しまったぁぁぁぁ。
私が無知だったか・・・・・。
ちなみに彼は医学部ドクター志望の留学生。
根本的に構造の違う脳みその持ち主に楯突いたこと自体、馬鹿以外の何ものでもない。
そういえば別れ際、M氏が私に言った。
「もう、イライラしすぎだよ。」
・・・ハイ、これこそカルシウム不足の症状なのです。
明日から素直に牛乳のもうっと。。。
皆さんも毎日牛乳飲むことをお勧めします。私ら日本人ですからね。
お相手は、サルサ仲間にはお馴染みのキューバ出身・M氏。
何で言い争ったのかといえば、『日本人のカルシウム不足について』である。
なぜこんな中途半端に真面目くさった話になったのかはさておき、彼は突如としてこんな主張をした。
「日本人は牛乳をあまり飲まない!」
確かにその通りである。
私は言った。
「多分ね、小学校と中学校のときに飲まされる給食の牛乳が悪いのよ。あれで大半の人は牛乳嫌いになるんだと思う。」
適当に答えた私のアンサーに、彼は納得がいかないようだった。
「日本人は本当に牛乳を飲まない!だからカルシウムが少ないでしょ!」
「そうだね。でも昔の人はカルシウムちゃんと摂ってたんだけどね。今は足りないね。」
「本当に日本人はカルシウムが少ない!牛乳を飲まないから!」
彼はなぜか牛乳にこだわった。
「でも牛乳は関係ないよ。昔の人は牛乳飲まなくても骨が丈夫なんだから。死んだ後に死体を焼くと、年寄りの骨は全部残るけど、若い人のはほとんど燃えちゃうらしいよ。」
「それは違う!昔の人は関係ない。牛乳が一番カルシウムがある!」
「そんなことないよ!日本人は魚を食べるから大丈夫なの!骨ごと食べるから!」
2人の議論は何だかよく分からない方向に向かっていた。
つまり、ちっとも噛み合っていない。
彼は(恐らく)現代日本論を説き、特に日本人の歯がボロボロなのはカルシウム不足が原因だ=牛乳を飲まないからだ、という持論を展開した。対する私は、カルシウム不足は単に現代の西欧食が問題で、本来の日本食には問題はない、と言い張った。
「牛乳はいらないの!日本人は魚を食べるからいいの!」
「違う!魚にはあまりカルシウムがない!牛乳を飲まないとダメだ!」
そうやって何分ほど言い争いを続けただろう・・・。
ついに彼は別の持論を持ち出した。
「日本人は牛乳を飲まないから背が小さい!」
・・・なにぃ?????さすがにそれは聞き捨てならない!!
「なんで!?そんなの関係ないじゃん!昔の人だって日本人はずっと小さいんだから!しかもそれは日本だけじゃなくて中国もタイもフィリピンも一緒でしょ?」
「一緒じゃない!日本人は小さい!」
「何言ってんの?それとカルシウムは絶対に関係ないっ!!!」
なぜか私は無性に腹が立っていた。
別に今まで日本や日本人を愛して止まなかったわけではないが、・・・いや逆に「チャンスさえあれば国外脱出してやる。。」なんて非情な夢を見ていた類いだが、その私が “日本を侮辱された!”とばかりに躍起になっているのである。
「とにかく!日本食は健康なのよ!カルシウムだってミネラルだっていっぱいあるの!!」
「分かった。分かった。もう終わりにしましょう。」
M氏は初めて見る私の激しい苛立ちに驚いた様子で、ドウドウ・・となだめるように話を反らした。
「なによ・・・」
全く合点がいかない私は機嫌を悪くしたまま、しかし内心では、自分にこんなにも日本人の意識があるものかと動揺を隠せないでいた。
ところで、カルシウム不足を補うためにはやっぱり牛乳を飲まないといけないのだろうか?
「昔の人は」論で逃げ通していた私は、帰宅後ちゃっかりネットで調べてみることに。
するとやはり・・・
『牛乳、乳製品はカルシウムの含有量が多いだけでなく、カルシウムの吸収率がもっとも高い食品です。(吸収率 約40%) 』
『乳製品の摂取量が少ないことが、日本人のカルシウム摂取が不足する一因とされています。』http://www.hosp.go.jp/~wsaitama/bone/bone2.htm
・・・・・・・・。
更に記事は続いていた。
『乳製品なしでは、日本人の一般的な食事で摂取できるカルシウムは1日200~400mgほどです。これに牛乳1本を加えるとさらに200mg補給することができますが、これでもまだ骨粗鬆症の予防・治療に必要な分は確保できません。 ヨーグルト、チーズなど他の乳製品も積極的にとるようにしてください。』
・・・ですって。
ちなみに牛乳/乳製品のカルシウム吸収率がもっとも良く、次いで大豆製品、魚は「普通」となっていた。
し・しまったぁぁぁぁ。
私が無知だったか・・・・・。
ちなみに彼は医学部ドクター志望の留学生。
根本的に構造の違う脳みその持ち主に楯突いたこと自体、馬鹿以外の何ものでもない。
そういえば別れ際、M氏が私に言った。
「もう、イライラしすぎだよ。」
・・・ハイ、これこそカルシウム不足の症状なのです。
明日から素直に牛乳のもうっと。。。
皆さんも毎日牛乳飲むことをお勧めします。私ら日本人ですからね。