ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

文化財がたくさんある足利市

2006年10月24日 | Weblog
 この度「足利の文化財一斉公開」を市内全域で11月23日から26日まで開催することになった。バスでの巡回サービスも行う。文化財を所有している神社や寺院等のご協力を得て行うのである。各市の文化財を調査したところ、やはり足利市には文化財がたくさんあった。もちろん、両毛6市の中ではトップである。日光には国指定という点ではとてもかなわないが、宇都宮市より多い状況である。参考までに各市の文化財数(H18.10現在)は以下の様になる。

          指定文化財      登録文化財   
        国    県   市    国   県市  合計
足利市    36   85  291   38   -   450
桐生市     6   22  100   71   -   199
太田市    11   41  127    3   -   182
館林市     3    9   35    7   -    54
みどり市    2    5   50    1   -    58
佐野市     5   65  179    1   -   250
宇都宮市   14   98  254   13   -   379
日光市   109   88  223    20  52   492
京都市  2150  132  307   164 147  2900
鎌倉市   212   72  274    2   -   560

 豊かな山の緑そして川の流れ、そこに人が住み文化が芽生える。上記の表を見ても、足利市は文化財が他市に比較して多いので、古くから人が住んでいたことがわかる。足利市民は、文化都市の住民として誇りをもっていいかと思う。
 あらためて、市内の文化遺産を見学して、思いを深めていただきたい。


※文化財:人類の文化、歴史、学術などの見地から価値をもち、保存を要する有形・無形の遺産全般。
※指定文化財:国または地方公共団体によって、特に重要な文化財として指定を受けたもの。
※登録文化財:国または地方公共団体の指定を受けていない文化財のうち、建築後50年以上が経過しており、その地域で親しまれていたり、造形の規範となっていたり、珍しい外見を備えているものとして登録されたもの。