ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

誇れる美しいふるさと

2009年03月11日 | Weblog
 足利のシンボルでもある中橋の塗り替えが終わった。27年振りである。グリーンの鮮やかな色が蘇った。本来、国土交通省はこの橋の架け替えを主張している。堤防より橋の麓の部分の方が1.5メートルも低いのだから、溢水時には川の水がこぼれ出てしまうことになる。これでは土堤の意味がない。
しかし、足利市の玄関口である中橋が、色が削げて余りにもみすぼらしいので、架け替えを待たずに、塗り替えをお願いした経緯もある。経費は1億円以上かかっている。でも、私としてはほっとしている。
アーチ型の橋は、全国的になくなっている。足利には、渡良瀬橋(昭和10年完成)、中橋(昭和11年完成)と二橋が連なっている。これは全国的に珍しいと言われている。これもまた市民の財産である。大事にしていきたい。東武駅から見る中橋の向こうの山波と市街地、渡良瀬橋の向こうに写り出される夕焼け、ともにまことに美しい眺めである。美しいふるさとを持つ喜びを強く感じている。この素晴らしい環境は、何が何でも守らなければならない。

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