久しぶりに見事なピアノの演奏を聴いた。宇都宮の県総合文化センター大ホールで行われた。須藤梨菜さん(須藤副知事の次女18歳)のリサイタルである。満席の聴衆が魅了されていたのを肌で感じた程である。演奏は全部で6曲、特にチャイコフスキーのピアノソナタト長調は、きわめて高度なテクニックを要する曲であった。それを懸命にこなし、終ったときホッとした吐息が聞こえるような気がした。まだ18歳、よくこれまで弾きこなしたと思った。
ホロヴィッツの編曲によるビゼーのカルメン変奏曲、有名なハバネラを聴いた。ピアニスト ホロヴィッツは、常識を超えた名人芸として知られている。この変奏曲はかなり難易度が高い。
もう一つよく知っていた曲があった。ゴドフスキーの編曲によるJ.シュトラウスのこうもりの変奏曲である。最後の曲なのでかなり力を入れていた。ワルツ王の喜歌劇こうもりの主題が、型を変えて出てくるさまがおもしろく、よくこれ程うまく表現できるかと感心した。
私としては、小学生の頃から知っている梨菜さんである。身びいきもあると思うが、客観的に見て一流のピアニストになって来たと思えてならない。まだ若い、さらに精進することにより、世界に羽ばたくピアニストになるに違いないと思った。私はそれを期待したい。
ホロヴィッツの編曲によるビゼーのカルメン変奏曲、有名なハバネラを聴いた。ピアニスト ホロヴィッツは、常識を超えた名人芸として知られている。この変奏曲はかなり難易度が高い。
もう一つよく知っていた曲があった。ゴドフスキーの編曲によるJ.シュトラウスのこうもりの変奏曲である。最後の曲なのでかなり力を入れていた。ワルツ王の喜歌劇こうもりの主題が、型を変えて出てくるさまがおもしろく、よくこれ程うまく表現できるかと感心した。
私としては、小学生の頃から知っている梨菜さんである。身びいきもあると思うが、客観的に見て一流のピアニストになって来たと思えてならない。まだ若い、さらに精進することにより、世界に羽ばたくピアニストになるに違いないと思った。私はそれを期待したい。