ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

交通指導員に感謝

2006年05月31日 | Weblog
 交通指導員という職種がある。国土交通省所管の法律があり、足利市では、58名と定員がきめられている。
 朝、通学路に立って、事故から子ども達を守るために、交通指導をするのである。休むわけにいかないから、大変な仕事である。最近は、女性の活躍がめざましい。3分の1は女性の指導員である。旗をふって指導していると子どもたちから元気な声で「おはようございます」とあいさつされる。これが、いちばん嬉しいと言っていた。朝のあいさつは気持ちがいいものである。
 交通指導員のみなさんは、雨の日も風の日にも、暑い日寒い日も「本当にごくろうさま」とみんなでお礼をいいたい。今後とも、大切な子ども達の安全を守っていただきたい。
 昨日、新任の交通指導員に辞令を交付し、子ども達の交通安全をお願いし、心から感じたものである。

市民の顔が見えるまち

2006年05月29日 | Weblog
 5月25~26日箱根において、全国市長会関東支部(東京都23区含む)の役員会及び総会があった。私の関東地区支部長としては、これが最後の仕事であった。
 さて、関東(山梨県含む)には215の市区がある。全国市長会の支部は北海道から九州まで9つのブロックに分かれている。関東地区には、なんと4000万以上の人が住んでいる。つまり、日本の3分の1の人がいるのだ。市も横浜市は350万人の人口を擁している。
 全国的に見て100万人以下の県が7つ(鳥取県、島根県、高知県、徳島県、福井県、佐賀県、山梨県)あるが、神奈川県のように880万人いる県と比較し、これらの県が、県という一つの単位で同じ行政展開をするのは大変であろう。
 人が住居を求めるのはどこでも自由であろう。不便な処にいるなあと思ってもそれは第三者の話。「住めば都」永く住んでいれば、それなりに愛着が生まれるものである。足利市が住んでみたい街になるには、どんな努力が必要であろう。人口16万人、いうなればある程度、「市民の顔が見えるまち」、これが適正な規模の人口なんだろうかといろいろ考えさせられた。
 

保育研究会

2006年05月26日 | Weblog
 保育研究会に参加した。会長が「今は幼い子どもたちが母親に強く抱きしめられて、そっと寝かしつけてもらえない」と言っておられた。まさにその通り、母親とのスキンシップはそこで生まれる。子どもの情緒は、そこで育まれるのではないだろうか。大脳が発達する最も大事なとき、生活のため余儀なく保育園に幼な児を預ける。それを受ける保育士の先生方は、子どもの成長の最も大切な期間を受け持つわけだから大変な仕事である。
 久しぶりに児童憲章を読んだ。最初に、
  ・児童は、人として尊ばれる。
  ・児童は、社会の一員として重んぜられる。
  ・児童は、よい環境のなかで育てられる。
と記してある。人材ということばがあるが、山に木を育てるように次代を担う子ども達を育てなければならない。子どもを育てるための行政の係わり合いが今のままでよいのかと深く考えさせられる会合であった。

メイコンサート

2006年05月25日 | Weblog
 市民プラザ文化ホールでのメイコンサートを聴きに行った。足利市民合唱団、12月の恒例のベートーベンの第九を歌うグループである。
 最近の音楽の傾向として男性が少ない。少年少女合唱団にしても中学の吹奏楽にしても女の子ばかり、男は何をしているのかと思いたくなる。
 コーラスのすばらしさは、やはり混声合唱であろう。とても良いハーモニーを聴かせてくれた。ア・カペラ(無伴奏)で演奏したので、特に男性コーラスは声の響きが実に見事だった。
 合唱団員の名簿を見るとすべて足利在住の人で占められており、社会人としての生活の傍ら、こういった文化活動に参加できる喜びを味わえることは、とてもよいことに思う。音楽に限らず、書、絵画、写真、演劇等さまざまな文化活動ができる環境があることは、その「まち」の価値を高めることになる。

子どもの声が大きく響く「まち」に

2006年05月24日 | Weblog
 5月21日青少年育成会の総会に参加した。日曜日の夕方だったが、かなりの人数の若いお母さんが集まっていた。青少年の育成は、社会の参加がなければ出来ない。あいさつの中で「秋田県の痛ましい事件、子どもになぜこれほど無惨なことが出来るのか?」と訴えた。明日を担い私たちの後を託する子ども達、それも少子化の影響で数少ない子ども達は、社会の大切な財産であり宝物であると思う。みんなで守り、そして育てる義務がある。
 私も3人の孫と一緒に生活している。それぞれ性格が変わっていて、見ていて楽しい。しかし、共通していることは純粋であること。何かを知りたいという欲、もちろん一番は楽しく遊びたいということであろう。すくすく育っていって欲しいと願っている。みんなで子どもを大切にしよう。
 そして、子どもの声が大きく響く「まち」を創ろうとつくづく思った。

モーツァルト効果

2006年05月22日 | Weblog
 1756年1月27日モーツァルトがオーストリアのザルツブルグで生まれた。つまり、今年は生誕250年である。テレビ等でもさかんにモーツァルトの曲が流れている。私もモーツァルトの大ファンで作品のすべてのレコードをもっているのが自慢である。
 35歳の若さでなくなったのに、なぜ、これ程短い期間に600曲以上が作曲されたのか不思議である。癒しのこころが話題となっている。病で寝ている人にモーツァルトの曲を聞かせると病気が癒える。乳牛にモーツァルトを聞かせると牛乳の出が良くなる。ハウスのトマト栽培、ビールやお酒等にも、モーツァルトの曲が効果があるそうで、これらを「モーツァルト効果」という。まことに不思議なことである。
 私も今、モーツァルトのピアノコンチェルトを聞きながら、この文章を書いている。

渡良瀬川ウォーキングロード

2006年05月19日 | Weblog
 最近、渡良瀬川の右岸(川下に向かって右側)を歩いている。夕方が多いが。
あらためて、これ程素晴らしい散歩道、シャレて言えば「ウォーキングロード」が、わが「街」にあるのかと感激するほどである。
 さながら、芝生の絨緞(じゅうたん)の上を歩いているようだ。ぜひ、皆さんに利用してもらいたい。ただし、犬と一緒のときは糞害に配慮願いたい。
 さわやかな川風を肌いっぱいに受けながらのウォーキングは、心身ともに健康になる。

県市町村長会議

2006年05月18日 | Weblog
 県市町村長会議があった。合併が一段落して初めての会合である。14の市、19の町、合計33自治体で、村は栃木県内に無くなった。
 しかし、町村という言葉は述語として残したほうが良いと私は提案して、その通りとなった。「むらおこし」「むらまつり」「うちのむら」等、「むら」「村」という言葉は、とても響きがよい。私たちになんとなく安らぎを与えてくれる。
 さて、今回の市町村長会議では、かなり活発な意見の交換があった。最も関心を集めたのが、いわゆる後期高齢者(75歳以上の人)に対する医療費の自己負担増のことである。医療費の増嵩に伴う国の苦肉の策である。
 この後期高齢者医療制度は、都道府県単位の広域連合を設置して実施することになる。しかし、都道府県の人口を見ても鳥取県61万人、島根県77万人と神奈川県850万人、埼玉県700万人とでは、その差はあまりにも違い過ぎるし、老人医療費の違いも高いところで年一人当たり96万5千円の福岡県と63万5千円の長野県では較差がありすぎる。これで、保険料やサービスが公平に実施できるか疑問である。恐らく、この制度も長期的な制度とはなるまい。今、市町村単位で実施している国保もその運営に喘いでいる。市長会でも国へ訴えているが、医療保険制度の抜本改正が必要である。

織姫山のチャイム

2006年05月12日 | Weblog
 5月6日から織姫山から流れるチャイムの音楽が変わった。5日までは『屋根より高い鯉のぼり』が流れていた。これから、しばらくの間『幸せなら手をたたこう』の曲である。
 その時節にあった曲が流れている。曲を編集するとき、日赤病院に入院している患者さんを意識した。むかし、『家路』という曲が流れていたが、ある人が寂しくて、まさに家に帰りたくなってしまうともらしていた。だから、この曲は外したのである。できるだけ、季節にあった元気な曲が良いと思った。
 音楽は、人に和(なご)みと癒(いや)しを与えてくれる。病人には、治癒(ちゆ)ということばがある。できるだけ早く治って退院してもらいたい。健康な人は宝物である。
 私は健康である喜びを味わいながら、毎朝気持ち良く起きている。

ゴールデンウィーク

2006年05月11日 | Weblog
 ゴールデンウィークも終わった。5日~9日間連休で海外へ出かけた人たちは、空前の多さであったとテレビで言っていた。不景気はどこいく風、結構なことだと思う。
 この間、私も完全に休みだったのは1日のみで、あとは多事に追われていた。何回か東武駅に行って見たが、JA(市農協)と市の職員が声をからしてイチゴやトマトを売っていた。かなり、売れ行きがいいようだった。
 また、フラワーパーク行きの大型バスが切りも無く運行していた。今年の入場者も昨年並みに30万人を越えたらしい。市の職員も休み中、よく働いてくれた。特に、産業・環境部の職員はたいへんだった。
 「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「まいどっ」と言える職員になれと私は常に言っている。市民はお客様、常にサービスを忘れないように。
職員の執務指針は、「Service(奉仕)」「Harmony(調和)」「Health(健康)」である。