ちょっとひと言

日頃の自らの経験を通じ感じていることや身近な出来事を綴っていきます。

足利インター・ビジネスパーク分譲完了報告会

2007年09月28日 | Weblog
 27日 足利インター・ビジネスパーク分譲完了報告会が市民会館であった。平成16年10月から分譲を開始し、僅か3年間で完売してしまった。事業主でもある独立行政法人中小企業基盤整備機構(H16.7に中小企業総合事業団、地域振興整備公団及び産業基盤整備基金の3特殊法人が統合)からも驚異的なスピードであると高い評価をいただいたが、たいへん嬉しい会であった。全国的には分譲がなかなか思うようにいかないところもあるようだ。その意味では「職員全員営業マン 企業誘致大作戦」のもと全国に誘致活動を行った市職員、或いは市議会をはじめ市内銀行や商工会議所などが一丸となって、完売に漕ぎつけたことに対し、心から感謝申し上げたい。
 いつも言うように、足利市は産業のまちである。いろいろな企業が進出することは当然そこにビジネスチャンスが生まれることになる。中小機構の理事からは早期完売をかなり誉められた。私個人のセールス活動にも触れていただいたのは汗顔の至りであった。もちろん多くの人達の努力であることは言うまでもない。今日の報告会には殆どの市議会議員の出席をいただいた。これまた心から嬉しいことであった。
 今となると少しでも早く北関道の完成を待つのみである。かなり進捗はしている。1日も早い開通に向け努力していきたい。

ジイ・マゴ対抗囲碁大会

2007年09月26日 | Weblog
 「ジイ・マゴ対抗囲碁大会」が織姫公民館で開催された。行ってみたら、結構ばあばもかなり参加していた。挨拶の際、じいじとばあばのことをグランパ、グランマと言ったら、皆笑っていた。
 私も羽鳥会長の言う足利の女性で最も強いという第二中学校3年生の石萌華さんと打った。互先(たがいせん)相手が黒である。初め教えるつもりで気楽にやっていたら結構強い。ややの定石も知っていてかなり攻撃的である。途中から負けたら恰好が悪いから、少し真剣になってしまった。大勢が大体決まりかけようとしたところで、次の会にいかなければならないので、秘書課長(私の碁敵)に途中でやめさせられてしまった。
 それにしても、相手の石萌華さんは強かった。将来が楽しみである。子供のうちから碁を打つのはかなりいいことである。
 今後も碁の普及に協力していきたい。

足利学校 孔子とその弟子四哲の木像

2007年09月25日 | Weblog
 今月2回目の三連休が終わった。「小人(しょうじん)閑居して不善をなす」という言葉がある.私も決して大人(たいじん)ではないので、有効な休みとは言えなかった。スポーツ行事、記念展、告別式、早朝ゴルフ等とびとびにあったので結構時間がとられた。
 ところで、連休中日に大好きな足利学校の野点(のだて)が雨で中止になったのは残念であった。足利学校の論語の大きな屏風の前に、孔子とその弟子、四哲といわれる顔子・曽子・子思子・孟子の、合わせて五体の楷の木で作られた木像が配してある。長崎市と多久市にも同様のものが石像や木像であったが、足利市のそれは両市を上まわっている様に思える。
 先に述べた楷の木の木像は、市内在住の私の同級生でもある小笠原康夫氏の寄贈によるものである。ちなみに、大通りの足利学校の入り口(まちなか遊学館前)にある大きな孔子の石像も同氏寄贈によるものだ。彼は、民間で特に曲阜と交流を深めている奇特な方でもある。石像の作者は、顔子の末裔である第76代孫の顔景新(がんけいしん)さんのもので、かなり価値の高いものであるらしい。ぜひ見に行っていただきたい。

足利織姫神社遷宮70年記念展

2007年09月24日 | Weblog
 足利織姫神社遷宮70年の記念展が、通り2丁目の活き街工房で開催されている。決して広くない会場であったが、まず、ご鳳輦(ほうれん)と称される御神輿が目を引いた。また、神社の祭神である天八千々姫命(アメノヤチチヒメノミコト)・天御鉾命(アメノミホコノミコト)の二柱の神様の故郷、伊勢国渡会郡井出(現松阪市)にある神服織機殿(かんはとりはたどの)神社の写真のほか、70年前の神社建立の写真などが歴史を追って展示され、とても参考となった。
 私は幼い頃、昭和12年に完成した社殿の工事を行なっているのを見ていたので懐かしくもあった。
 この記念展は30日まで開催されているので、ぜひ皆さんも見に行っていただきたい。

秋の交通安全運動

2007年09月21日 | Weblog
 今日から、秋の交通安全運動が始まった。朝7:30に通2丁目の交差点の街頭に立った。僅かな時間だったが、交通安全の呼びかけをした。
 道路交通法も改正され、飲酒運転等の罰則が更に厳しくなった。酒酔い運転の場合、50万円以下の罰金が100万円以下の罰金に改正された。私のように全く飲酒の習慣のないものには関係ないのだが、これでも酒を飲んで運転する人があとを絶たないとしたら、いいかげんにしろと言いたい思いがある。
 しかし、酒を好む人にとっては環境がかなりせばめられたという感は拭えないと思う。代行車も決して安くない。酒はひとりちびちび飲むのもいいが、大体大勢でわいわいしながら痛飲する方が楽しいにちがいない。
 1920年頃、アメリカで施行された『禁酒法』。この法律は暗黒の世界を呼び、むしろ密売とか、ギャングやマフィアの台頭とか、遂には『禁酒法』は悪法の代名詞にもなったようである。勿論、今更『禁酒法』もあるまい。
 今や、酒類は日常生活の中で欠かせないものになっている。飲む機会も多い。運転する機会は更に多い。或いは大変な努力もいるかと思うが、飲んだら乗るなという精神は堅持せねばなるまい。

お見舞い

2007年09月20日 | Weblog
 昨晩、関東ネット(NHK)に市民会館で起きた事故のことが放映された。本市山前小児童が会館主催の演劇教室に来て、到着寸前の出来事だった。会館正面車寄せの高さ2.8mの庇(ひさし)にバスの屋根があたってしまったのである。得てして運転手は前方左右には注意を払う。しかし、頭上は死角になってしまうのだろう。子供達は降りる直前なのでバスの中で立ち上がっていたのかもしれない。だから急停車したので転んでしまったのであろう。大した怪我でなくてよかったが、『頭上注意』の看板でも取り付けるとか、直ちに対策を講ぜねばならない。思わぬところで事故が起きるのだ。
 軽傷とはいえ、痛い思いをした山前小の子供達に心からお見舞いを申し上げる。

敬老会と三連休

2007年09月18日 | Weblog
 長い三連休がようやく終わった。私は敬老週間で各地区の敬老会に出席したため、全く休みはなかった。副市長等と手分けして26回出席する予定であるが、75歳以上のたくさんのお年寄りが参加してくれている。今年の対象者は18,359人で、100歳以上の方は36人いる。私をサポートしてくれた関係職員にはお礼を申し上げたい。
 平成12年から特定の月曜日を祝日にする制度、ハッピーマンデーが開始された。1月の第二月曜日を成人の日、7月の第三月曜日を海の日、9月の第三月曜日を敬老の日、10月の第二月曜日を体育の日と定めた。月曜日を休日とすることによって三連休にし、余暇を過ごしてもらおうという趣旨である。日本が急成長し、世界のトップレベルの経済大国になった。
 かつてアメリカをはじめヨーロッパ諸国が「日本人は働きすぎだ。もっと生活にゆとりを」と盛んに言っていた時代があった。欧米との経済摩擦や社会的風潮により休日が増える傾向となり、平成4年に公務員の完全週休二日制ができ、公立学校では第二、第四土曜日の休日試行後、平成14年に完全学校週五日制になった経緯もある。最近、子どもたちの学力の低下が著しいと言われている。かつて算数は世界トップレベルであったはずだが、ゆとり教育で学習内容や時間短縮の影響か、今ではかなり低下しているという。
 今回の政変などが拍車をかけ、経済大国にかげりが見えてくることも考えられる。昇ることは大変だが、落ち込むスピードは早い。来週も振替休日による三連休。反省しながらよい休暇を取りたい。

9.12 突然の辞任

2007年09月13日 | Weblog
 9.12 日本列島に激震が走った。
 安倍晋三首相が突然やめた。まさに唐突な出来事だった。国会開会中、所信表明後の代表質問直前に辞任会見をした。政権を投げ出したと言われても仕方ない。「何故今、」と不明なことが多すぎる。国民に対して謝罪の一言もないのも気にかかる。原因のひとつに民主党主小沢一郎氏に会見を申し入れたが断られたとも言っていたが、これは頂けない。
 得てして首相は孤独なこともあるだろう。最終決断を迫られ、ストレスもたまる筈だ。苦渋の時間も長いと思う。しかし日本国の代表である。己の重圧に耐え切れずに選択した行動としたら、それは誤りであろう。質問の準備をした各党の代表、その答弁の用意をした各省庁の役人、測り知れない時間を失ったのである。勿論そのようなことを考えた上での決断であったろうが、首相と比較して、私ごときは地方の小さい市の首長である。もちろん孤独なこともある。昨日は深く考えさせられた。しかし、自己責任だけは全うしたい。
 

幽玄の世界 足利薪能

2007年09月10日 | Weblog
 9月8日、大日様(鑁阿寺)で第23回の足利薪能公演があった。この薪能は借景がいい。全国で随分薪能を催しているが、最もよいひとつであろう。改修工事が終わった一切経堂(いっさいきょうどう)が背景にある。また自然にある松の木が更に雰囲気をよく醸し出している。まさに幽玄の世界に観客を誘ってくれた。足利市ならではの文化の馨が横溢していた。
 能は、室町時代三代将軍足利義満公が広めたと言われている。義満公は鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)をはじめ90余寺を数える末寺を擁する臨済宗相国寺派の総本山で、京都五山第二位の相国寺(しょうこくじ)を開基した将軍である。能をはじめ、茶の湯、舞等、当時の室町文化の礎の創始者とも言われている。
 因みに、京都五山とは禅宗(臨済宗)の寺格で、第一位が天龍寺(足利尊氏公開基)、第三位が建仁寺、第四位が東福寺、第五位が万寿寺で、その上位別格に南禅寺がある。
 大日様境内に茶の湯のサービスがあった。私も一服頂戴した。公演前の御点前(おてまえ)に接し、何か心が洗われるような思いであった。

市民の清掃活動

2007年09月04日 | Weblog
 山辺公民館に行った際、隣接の広場で黙々と草むしりをしている大勢の人達がいた。現場に行ってあいさつをしたが、地元の皆さん方であった。ものすごく広い市有地である。グランドゴルフなどで使用しているとのことであった。私は心から嬉しく思った。日曜日の早朝、みんなで協力して広場をきれいにする。なかなか出来そうでできないことである。これがまさにボランティアであろう。草が生えたから市で刈ってもらう。道路がきたないからこれまた、市にやってもらう。これでは本当にきれいな美しいまちにならない。
 県内のあるまちで、翌年の花火大会開催についてとりやめようかと議論があったらしい。その理由は翌日の清掃がたいへんだからということである。私は足利市の花火大会翌日の清掃の実態を見せてやりたいと思った。要は市民の意識である。各自治会単位などで草刈りやゴミ拾いを自主的に行っており、足利市は「すばらしいまち」になったと思う。
 いつも言っているが、市民の皆さんが「住んでいるまちに対して何をしてやれるか」が大切なことである。