『ミート ザ ペアレンツ 2』
監督:ジェイ・ローチ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティーラー、
ダスティン・ホフマン、バーブラ・ストライサンド、
ブライス・ダナー、テリー・ポロ
ジェイ・ローチは「オースティンパワーズ」の監督らしい。
らしいというのは、どうもマイク・マイヤーズの顔が受け付けないので、まったくの未見。
でもベン・スティーラーのコメディは最近良く見るし(『おまけつき新婚生活』など)、なかなか好演してるので借りてみた。
もちろん真のお目当てはデニーロとホフマンの競演なのだが。
2と言うくらいだから、当然続編だ。
前作は見てないが、あらすじだけで見当がつく。
元CIA局員の堅物親父ジャック(ロバート・デ・ニーロ)の娘パム(テリー・ポロ)と結婚を決意したグレッグ(ベン・スティーラー)が、父親に認めてもらおうと頑張る話だ。
やることなすこと裏目に出るグレッグの運命は・・・。
《ストーリー》
前作で何とか表面上パムの結婚相手としてジャックに認められたグレッグ。
親を見ればその子がわかると言うジャックの主張で、今度は自分の家族を引き合わせるはめに。
グレッグの本名は‘ゲイロード・フォッカー’
小さな頃から‘ゲイ・ファッ○ー’と言われていじめられてきた為、今はグレッグで通している。
子供にこんなふざけた名前をつける両親だから、もちろん本人たちもかなりふざけてる。
堅物ジャックと、いかにも上品なディナ(ブライス・ダナー)のバーンズ夫妻とは正反対のフォッカー夫妻。
これでもめないはずはない。
ジャックの装甲車のようなキャンピングカーで遥々マイアミまで旅する一行。
ジャックは孫のリトルジャックまで連れてくる。
グレッグは自分の両親を弁護士と医者と言っている。
だが実際父のバニー(ダスティン・ホフマン)は弁護士を辞めて専業主夫をしているし、母のロズ(バーブラ・ストライサンド)は、高齢者専門のセックスセラピストをしている。
ジャック自身も肩書きを園芸家と偽っており、最初から問題の多いご対面となる。
バニーとロズは人目もはばからずイチャイチャ。
ジャックは眉をしかめるが、ディナは次第にロズに感化されていく。
そこにグレッグの初体験の相手が登場。
偶然その息子とであったジャックは、彼の容姿がグレッグに瓜二つでありこと、父親が不明なこと、年齢が一致することから、一気に結論に飛びつく。
正反対の夫婦、隠し子?の登場、リトルジャックの躾を巡る争い、それにフォッカー家の犬とバーンズ家の猫の争いまで加わって・・・。
《見所》
前作はパワー全開だっただろうデニーロが、今回はホフマンとストライサンドに譲る形になっているのが心地よい。
誰もでしゃばらず、それでいてきちんと仕事をしてる感じは、まさにいぶし銀のベテランたち。
主役であるはずのスティーラーは狂言まわし的役割に順じ、ポロにいたっては存在感すら余りない。
でもそれはそれでいいハーモニーを奏でている。
ぶっ飛んだお軽いホフマン、下ネタばかりの陽気なストライサンド。
二人とも実に楽しそうに役を演じていた。
さらに本当の主役は彼か!と思わせる名演技をみせるのが赤ん坊のリトルジャック。
可愛い顔をして、グレッグにとっては小悪魔。
小守を買って出たグレッグがうっかり口にしてしまった「ア○ホール」(くそったれと訳されていた)
これがリトルジャックの生まれた初めて喋る言葉になってしまう。
天使のような顔で、伏字にしなければならない言葉を連発する様子は、もう可愛いを通り越して末恐ろしい。
元CIA局員のジャックは、キャンピングカーを改造し、密かに秘密の部屋を作っている。
まさに移動スパイ部屋で、この部屋からグレッグと彼の息子かもしれない少年のDMA鑑定を依頼したりする。
堅物ジャックの子供っぽさがよく出ていて、彼を愛すべき人物にしている。
幾つになっても少年の部分を残してるって、彼みたいな人のこと?
《お勧め度》
デニーロたちベテラン俳優に思い入れのある年齢層にはかなりのお勧め。
普通にコメディが好きと言う人にもお勧め。
社会派や切り口鋭いドラマを期待する人には不向き。
コメディは好きだが下ネタNGの人は絶対見ないように。
ちなみにこの映画を見ながらかなりの頻度で笑い声を上げていた私と母は、フォッカー家の人間に近いのだろう。
監督:ジェイ・ローチ
出演:ロバート・デ・ニーロ、ベン・スティーラー、
ダスティン・ホフマン、バーブラ・ストライサンド、
ブライス・ダナー、テリー・ポロ
ジェイ・ローチは「オースティンパワーズ」の監督らしい。
らしいというのは、どうもマイク・マイヤーズの顔が受け付けないので、まったくの未見。
でもベン・スティーラーのコメディは最近良く見るし(『おまけつき新婚生活』など)、なかなか好演してるので借りてみた。
もちろん真のお目当てはデニーロとホフマンの競演なのだが。
2と言うくらいだから、当然続編だ。
前作は見てないが、あらすじだけで見当がつく。
元CIA局員の堅物親父ジャック(ロバート・デ・ニーロ)の娘パム(テリー・ポロ)と結婚を決意したグレッグ(ベン・スティーラー)が、父親に認めてもらおうと頑張る話だ。
やることなすこと裏目に出るグレッグの運命は・・・。
《ストーリー》
前作で何とか表面上パムの結婚相手としてジャックに認められたグレッグ。
親を見ればその子がわかると言うジャックの主張で、今度は自分の家族を引き合わせるはめに。
グレッグの本名は‘ゲイロード・フォッカー’
小さな頃から‘ゲイ・ファッ○ー’と言われていじめられてきた為、今はグレッグで通している。
子供にこんなふざけた名前をつける両親だから、もちろん本人たちもかなりふざけてる。
堅物ジャックと、いかにも上品なディナ(ブライス・ダナー)のバーンズ夫妻とは正反対のフォッカー夫妻。
これでもめないはずはない。
ジャックの装甲車のようなキャンピングカーで遥々マイアミまで旅する一行。
ジャックは孫のリトルジャックまで連れてくる。
グレッグは自分の両親を弁護士と医者と言っている。
だが実際父のバニー(ダスティン・ホフマン)は弁護士を辞めて専業主夫をしているし、母のロズ(バーブラ・ストライサンド)は、高齢者専門のセックスセラピストをしている。
ジャック自身も肩書きを園芸家と偽っており、最初から問題の多いご対面となる。
バニーとロズは人目もはばからずイチャイチャ。
ジャックは眉をしかめるが、ディナは次第にロズに感化されていく。
そこにグレッグの初体験の相手が登場。
偶然その息子とであったジャックは、彼の容姿がグレッグに瓜二つでありこと、父親が不明なこと、年齢が一致することから、一気に結論に飛びつく。
正反対の夫婦、隠し子?の登場、リトルジャックの躾を巡る争い、それにフォッカー家の犬とバーンズ家の猫の争いまで加わって・・・。
《見所》
前作はパワー全開だっただろうデニーロが、今回はホフマンとストライサンドに譲る形になっているのが心地よい。
誰もでしゃばらず、それでいてきちんと仕事をしてる感じは、まさにいぶし銀のベテランたち。
主役であるはずのスティーラーは狂言まわし的役割に順じ、ポロにいたっては存在感すら余りない。
でもそれはそれでいいハーモニーを奏でている。
ぶっ飛んだお軽いホフマン、下ネタばかりの陽気なストライサンド。
二人とも実に楽しそうに役を演じていた。
さらに本当の主役は彼か!と思わせる名演技をみせるのが赤ん坊のリトルジャック。
可愛い顔をして、グレッグにとっては小悪魔。
小守を買って出たグレッグがうっかり口にしてしまった「ア○ホール」(くそったれと訳されていた)
これがリトルジャックの生まれた初めて喋る言葉になってしまう。
天使のような顔で、伏字にしなければならない言葉を連発する様子は、もう可愛いを通り越して末恐ろしい。
元CIA局員のジャックは、キャンピングカーを改造し、密かに秘密の部屋を作っている。
まさに移動スパイ部屋で、この部屋からグレッグと彼の息子かもしれない少年のDMA鑑定を依頼したりする。
堅物ジャックの子供っぽさがよく出ていて、彼を愛すべき人物にしている。
幾つになっても少年の部分を残してるって、彼みたいな人のこと?
《お勧め度》
デニーロたちベテラン俳優に思い入れのある年齢層にはかなりのお勧め。
普通にコメディが好きと言う人にもお勧め。
社会派や切り口鋭いドラマを期待する人には不向き。
コメディは好きだが下ネタNGの人は絶対見ないように。
ちなみにこの映画を見ながらかなりの頻度で笑い声を上げていた私と母は、フォッカー家の人間に近いのだろう。