アサギマダラと高知の自然のブログ

  旅をする不思議な蝶、アサギマダラと高知の自然の日記

中追渓谷からしゃくぜんの滝

2011年09月10日 | 
 今日の鷹ノ巣山は朝から天気が悪く、午前中から寒い雨になってしまったのでマーキングは昼過ぎには終わりにした。
ちょっと早いのでどこかに寄っていこうと思い、久しぶりに中追渓谷に行ってみる事にした。

 以前は賑わっていただろう中追渓谷も今はすっかり寂れてしまっている様子。
レストランもかなり前にやめているようだし、名物の断崖に架かる橋も老朽化で通れなくなっている。



 中追渓谷は奥に入ってもまだかなりの峡谷になっている。渓谷の幅が狭く、ところによっては対面の山肌まで50mも無いんじゃないかと言うところもある。



 中追渓谷まで来たらこれも久しぶりのしゃくぜんの滝に行ってみたくなった。
高知県で数ある滝の中でもその場所の雰囲気が独特で、お気に入りの滝でもある。

 この滝は周囲を崖に囲まれているので周りからは全く見えない。
車道の近くなのに滝に行くと周囲から完全の隔絶されている空間だ。
ここだけが別次元なんじゃないかという感覚になる。



 滝壺から流れる場所も幅が数メートルしかない崖の裂け目を流れているようだ。
この先もすぐ滝になっている。


 車道で正面から見ると真ん中に崖が見えるだけで、滝も沢も全く見えない。
音がしなければ川がある事も分からないような場所だ。