あさちゃんの懸賞日記

日々の出来事や、懸賞生活について書き綴ってます。

耳をすませば

2010-07-09 22:10:36 | 映画
今日はジブリ映画やってますね~♪
主人公の雫は、ごく一般的な中流家庭で大学院生の母と図書館で司書として働く父のもと小さな公団住宅で暮らしています。
部屋数があまりないので、大学生のお姉ちゃんと同室なのがちょっと不満だけど元気で明るい普通の女の子です。
そんな彼女とバイオリンを作る職人を目指す少年聖司の淡い初恋を描いた物語で、私たちの世代が観ていてもちょっとキュン(笑)とくるストーリー展開ですよね(笑)

原作は柊あおいさんの同名少女マンガなのですが、彼女は昔ながらの流れを汲んだ正統派少女マンガをずっと読者に提供し続ける今では数少ない漫画家さんの一人だと思います。
正直、りぼんで連載されていた「星の瞳のシルエット」は、連載当時まどろっこしい感じがして(失礼~汗)あまり好きじゃなかったのですが、なんかね~急に凄く最終話まで読みたくなって社会人になってからまとめて買っちゃったよ~(汗)
出てくる主人公たちがいい人過ぎて何だか気の毒にも思えてくるのですが、やはり少女マンガのひとつの名作と言えるお話なんじゃないかな?と思います。

絵柄も少し野暮ったい(失礼~汗)し、けして洗練されていない地味なお話(失礼~汗)なんだけど温かく良かったねと思えるハッピーエンドストーリーに、当時の読者は一喜一憂したんじゃないかな?
彼女の作品であれば娘にも安心して読ませることが出来そうな気がします。
今はね~刺激に満ちた作品が多過ぎて、子どもにはちょっと・・・と思っちゃう作品も多々あるものね~(汗)
そういう作品の中にも意外と凄い作品は眠ってるかも?とは思うけど、少女マンガの原点に返った優しい作品たちが懐かしくも思える今日この頃なのでした。

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