美術コースブログ

八戸工業大学第二高等学校美術コースの公式ブログです

美術コースの図書

2009-04-16 19:46:38 | コース情報
作品制作とは、自分の中から沸き出てくるイメージを形にすることです。
しかしイメージは、自分の感覚だけで生まれるものではありません。
画集や雑誌を見るなどして、ヒントや情報を得ることが必要な場合もあります。
そこで美術コースには、画集や美術関係の雑誌が、いつでも閲覧できるように蔵書されています。
洋画、日本画、版画などの画集が多数あり、各種の技法書が揃っています。
雑誌類は、デザイン関係を中心に定期購読しているものがあります。
また大学や美術予備校から取り寄せた作品集も保管され、進路指導に役立てています。
今回は、定期購読している雑誌を紹介します。



■「美術手帖」
1948年に創刊された歴史のある美術専門誌です。
通常号のほか美術学校案内、年鑑など年に数冊の増刊号も刊行しています。
50年以上にわたって安定した刊行実績をもち、美術ジャーナリズムの中心を担ってきました。
美術関係者の同誌への信頼は厚く、情報源として多くの読者に読まれています。




■「デザインの現場」
”デザイン”をキーワードに、広く紹介している知識雑誌です。
自分の興味のある分野以外も常に把握できる便利な一冊。
商品としてデザインされ、一般に流通している製品や、
ポスター、プロダクト製品、ブックデザインなどが詳しく紹介されています。
国内だけでなく国外のデザイナーや製品も多数掲載されています




■「デザインノート」
「デザインの現場」が製品紹介を中心とした内容であるのに対し、
「デザインノート」はデザイナー本人や、その人物が行ってきた仕事の紹介を中心とした雑誌です。
個人のデザイナーだけではなく、デザイン会社そのものを紹介した内容もあります。
また、イラストレーターや映像作品、CM制作なども詳細に紹介おり、デザイナーの仕事がよく分かる専門誌です。




■「イラストレーション」
その名の通り、イラストレーションを紹介している雑誌です。
ベテランの大家、現在の人気作家、これから出てくる作家など、洋の東西を問わず、幅広く紹介されています。
また誌上で「チョイス」と呼ばれるコンクールを行っており、
大賞に選ばれることが若手の登竜門になっているなど、イラストレーターの注目度が高い雑誌です。




■「芸大美大をめざす人へ」
美術大学を目指す受験生が、必ずと言って良いほど読んでる技法書です。
デッサンや油彩、平面構成などの美大受験のテクニックが、豊富な写真入りで解説されています。
初歩からハイレベルな内容まで網羅されており、また入試情報などの特集もあり、幅広い情報を得られます。

art@kodai2-h.ed.jp