抽象画といえども先にテーマを決めた上で描き始めます。
社会の不条理、人間の醜悪さに触れた時に感じる憤りがテーマになっていきます。
今回の作品の中には、
児童虐待(千葉県野田市の栗原心愛ちゃん)を扱った「少女の涙」
実際に私の身の回りで起きた、認知症になり家族にきちんとケアしてもらっていない「Mさんの孤独」などがあります。
また会場には流木が数点展示しています。
これらは着色はしていません。薄い和紙を貼り重ねて白くなっています。
この流木と平面の意味を次回お話ししようと思います。
どうぞご覧くださいますよう。