藤飯千尋のアートウェブ

制作に関する情報や、日々のことなどを
綴っていきます。

素敵な出会い

2012-11-20 00:38:31 | アート
今日は神戸に展覧会を見に行ってきました。

まず灘区のbbプラザ美術館、上前智祐展へ。
具体のメンバーであり、現在92歳、現役の作家です。
それだけですごいと思わずにいられないのですが、
平面の油彩画から縫となずけられた立体作品、版画など、
飽くなき探求心に身が引き締まる思いがしました。

そしてその後、ギャラリー島田へ。
2年前に拝見して以来、大好きな作家さん、松岡美子さんです。
他で見たことのない、独特の絵肌、質感に魅せられています。
ゆっくりお話しさせて頂いて、なんと意外な共通点があることが分かり、お互いびっくり!
なんだかとても勇気づけられ、お話しできて本当に良かったです。
そして念願の松岡さんの作品、我が家にやってきます
家でその作品を眺めながら、私も頑張ろうと思います。
松岡美子展「光の井戸」は、11月28日(水)までです。
 



草間彌生はすごい

2012-03-15 23:31:41 | アート
ずっと行きたかった展覧会をようやく見に行くことができました。

国立国際美術館「草間彌生 永遠の永遠の永遠」です。

平日にもかかわらず大勢の観覧者。

さすが草間彌生ですね。

制作していないと自殺を考えてしまう…と80歳過ぎた草間さん。

隣にいたおじさんが、作品を見て「強烈やな…」ほんとこの一言につきると思います。

生き方も作品も全てにおいて。


  
  

ルドン大好き

2011-11-12 01:12:30 | アート
大好きな19世紀フランスの画家、オディロン・ルドンを見てきました。
9年前の島根県立美術館、昨年の姫路市立美術館に続き、3度めのご対面です
今回は京都のJR伊勢丹7階、美術館えきにて。

朝から子供らの病院のはしごで駆けずり回り、
明日までの会期に行けないかもと思ってたけど、なんとか間に合った!

ルドンの1800年代後半から1900年あたまにかけてのモノクロの木炭画、リトグラフが好きです。
植物に人間の顔がついてるもの、大きな目が気球になってこちらをじっと凝視してるもの…
独特の空想上の生き物が数多く出てきます。
これも作家の内面の現れなのだと思うと余計に引き込まれてしまうのです。

結局、はるばる京都まで行ったけど、
遅かったのでルドン展を見ただけでとんぼ返り〓
まぁ、いつもこんな感じなんやけどね…


展覧会開催中 ポウ展

2010-12-03 07:07:39 | アート
実は本日より、展覧会開催しています。
ぎりぎりまで制作終わらず、早くお知らせできなくて



    2010年12月3日(金)~5日(日)
    「ポウ展Ⅱ 新たなる創造へ」

     兵庫県立美術館 ギャラリー棟3Fギャラリー
      10時~20時(最終日は16時)

     http://noyakki.blog51.fc2.com/blog-entry-2133.html

     総勢22名の個性あふれる展覧会です。
     ライブパフォーマンスもやっています。
     4日(土)
       13時~ 榊原メグミ(ライブペインティング)

       15時~ 大塚温子/貝塚理佐/近藤みずほ
           (ラジオ体操からなるココロとカラダとワタシタチ)


     5日(日) 
       13時~ mapu(ライブペインティング)
    
       14時~ コウノ真理(ライブペインティング)

     *土日の13時~Pen2がオブジェを不定期に制作します。




ではでは、わたしのブースをちらっとお見せしますね。
多くの方にお会いできるのを楽しみにしています。



      



 

束芋 展

2010-08-22 23:49:43 | アート
束芋~断面の世代 (国立国際美術館)を見てきました。

独特の画像の映像インスタレーションです。
現代の日本社会を風刺した作品や個と外部の関係性をつきつめた作品。
どれも独特の線や色合いで描かれていて、しかも毒があるように感じられます。
束芋さんの描く絵、すごく好きです。

以前みた初期の頃の作品は、テレビ画面程度の大きさだったけど、
今回のは大型のものばかり。
束芋ワールドにずんと浸かることができます。
面白いですよ

稲垣仲静・稔次郎兄弟展

2010-08-13 23:18:58 | アート
帰省した折りに、岡山県笠岡市にある笠岡市立竹喬美術館へ。
竹喬とは近現代を代表する日本画家、小野竹喬のこと。
昨年末、大阪市立美術館や東京でも大規模な竹喬展が開かれていたのに、
行けなくて悔やんだので楽しみに。
でも他の企画展のため、展示されてたのはごく数点…
晩年のシンプルで美しい配色の抽象的な風景作品、もっと見たかった。

でもこの企画展もなかなか。
日本画家 稲垣仲静 染色作家 念次郎 兄弟展です。
稲垣仲静は明治生まれ 京都で活躍し、将来を期待されながら25歳で亡くなった作家。
舞妓の顔が妙に生々しく、動植物までもがエロティックに感じられるのです。
一方、弟の念次郎は型絵染めを用いた染色作家。
その技術は重要無形文化財保持者として認定されたそう。
とても絵画的な作品で京都をテーマにしたものも数多く紹介されていました。
スケッチも展示されており、型を作る前の過程が垣間見れた気がします。
この企画展、6月には京都国立近代美術館で開催され、
次は練馬区美術館に巡回されるそうです。

関谷さんの京都アトリエ

2010-07-23 11:54:37 | アート
新婚旅行のツアーでご一緒して以来、
家族ぐるみで仲良くさせていただいている建築家の関谷昌人さん。
奈良のアトリエ(事務所)の他に、京都アトリエも設立・・・
ということでお祝い!?(おしゃべりに行っただけ!?)に
行ってきました。
京都ということで、町屋をアトリエに改装されており、
なんとも風情のある素敵な事務所。
昔、日本画家の中川一政さんのお住まいだったそうで、
作家の谷崎潤一郎氏が装丁を頼みにここに来られたり、
たびたび訪れられて談話されていたらしいです。
それがこの部屋だそう。
2階がアトリエで、1階はギャラリーとして使用されるそうで、
私もここでやらせていただくことになりました。
町屋で個展っておもしろそう
でもいろいろ考えなきゃいけないこともあるので、
頑張らねば。。。
関谷さん、ちょうどタイムリーにあさって25日(日)の
ビフォーアフターに匠として登場です!
これも楽しみ


  
    

  


 
  

音楽の力

2010-07-19 23:46:12 | アート
えっ!?
前回のブログからかれこれ2カ月・・・以上!?
そんなに経ってるつもりはなかったのだけど
特に変わったこともなかったので…
なんて言い訳はなし、です
毎日更新できる方、ほんとに尊敬します

夏は昔から苦手です。
日焼けするし、べたべたするし。
でも今日はずっと楽しみにしていたコンサートに行ってきました!

京都市交響楽団、ピアノはアリス=紗良・オット、シンフォニーホールにて。
楽曲はシベリウス 交響詩「フィンランディア」
グリーグ ピアノ協奏曲イ短調
シベリウス 交響曲第2番二長調

目玉はなんといってもアリス=紗良・オットのピアノ演奏だと思います。
TVで時々拝見するので、ご存知の方も多いと思います。
彼女のかわいさもさることながら、
腕より下が何かの生き物のように動いて、
音を奏でるのに驚いてしまいました。
すごいっの一言に尽きると思います。

クラシックを聴きに行く時はいつも一人です。
日常とは異なる世界にひたれて、心がなごむような気がします。
今はなかなか行く時間がないのでとっても貴重なひと時・・・でした
まだまだクラシックに関しては初心者で、知らないことだらけだけど、
それでもこうやって楽しめる。
音楽の力は偉大だと思うのです。

 

 

画家 石井一男さん

2010-01-17 00:06:11 | アート
情熱大陸、画家石井一男さんを見ました。

神戸の方であり、お話は耳にしたことがあるので親近感を持って‥

石井さんの日常はうらやましいかぎり。

一日のうち、絵を描くのが大半です。

その合間に散歩して四季を楽しんだり、ぼ~っとしたり。

それはほんとにシンプルな暮らし振りで、

俗世間とは無縁であるがゆえに心豊かで

(逆かもしれない。豊かだから世俗と無縁でいられるのかも。。。
 でも無縁ていう言い方は適していない気がする。。
 表現が難しいです。)

なんだかゆっくりと時が流れている感じがしました。

人となりはやはり作品に反映されるのですね。