藤飯千尋のアートウェブ

制作に関する情報や、日々のことなどを
綴っていきます。

個展終了、そして、、

2022-02-18 08:11:00 | my 展覧会情報
12日間のギャラリー島田での個展が昨日終了しました。みなさま、どうもありがとうございました😭
頭はいろいろ思考していますが、しばし脱力感を味わいつつ、、やるべきことが明らかになったので次へ向けて準備していこうと思います。
満足してません。涙も少し流しました。 
頑張ろうっと😆

次の個展の予定です✨
☆7/26(火)〜31 (日)岡山天神山文化プラザ 天プラセレクション
(同時開催)ギャラリーテトラへドロン7/27(水)〜8/1(月)

☆9/26(月)〜10/1(土)ギャラリイK(東京 京橋)


オーナーの島田さんと❣️

小作品コーナーにて😆



title 「この世界」F130号



title「universe I」M20

DM作品です。 title 「覚醒」M20

「To Live (共に生きること)」M15



本日最終日!頂いた驚愕のコメント!

2022-02-16 11:15:00 | my 展覧会情報
2/16 本日最終日です✨
今朝、今日の投稿にピッタリな朝陽に遭遇しました❣️

見に来てくださった方が感想や写真をアップして下さってありがたいです☺️

その中には自分では気づかないご指摘がよくあるのです。そしてなるほど、そうなのかも。。と意識が及ぶことがあります。

彫刻家の安藤榮作さんが下さったメッセージはとても衝撃的でした❣️
(facebookのコメント欄に書き込みくださいました)
↓↓↓↓↓
以下、安藤さんです✨
「昨日は見に行けてよかったです。
藤飯さんのタブローは僕の中では以前から一貫しているものを感じています。昨日は僕が見たことないずっと以前の作品もファイルで見せていただき、その気持ちはより確かな印象を受けました。
藤飯さんの平面作品って1番奥に眩いばかりの全き光が存在するんですよね。それは多くの場合ホワイトで存在しているんですが、ホワイトでない色のものでもその光を感じます。
多くの作家が光を描こうとすると闇を奥(過去)に置いて光は現在や未来の象徴として1番手前に描く場合が多いんですが、藤飯さんの作品は1番奥に(遥か彼方の過去、宇宙創生の全き光)が存在し、その手前に人間が生み出し続けるエゴや欲や傲慢さや残酷さが重層した闇が渦巻いてるように見えるんです。
でも、世界を覆い尽くすその闇のほんの少しの亀裂や裂け目から、人間がその魂の1番奥深いところに持つ宇宙創生の光が遥か彼方から届き放射されているように感じます。
藤飯さんはそこまで意識してなく、純粋に自分の感覚にフィットする充実感を探り続けてペインティング行為をされていると思われますが、僕には藤飯さんが人の1番深いところには強烈な光が存在すると信じているように感じてしまうのです。社会や世界がどんなにめちゃくちゃになろうとも、藤飯さんは誰の中にも全てを生かそうとする宇宙創生のスピリットの光があることを信じているように感じるんです。
僕が藤飯さんのタブローを見ていつも感じることはそのことで、渦巻く闇の裂け目から漏れる光に見入ってしまうんです。」

それに対する私の返信
↓↓↓↓↓
「安藤さん、そんなふうに読み解いてくださってどうもありがとうございます。昨日も少し奥から光が溢れている、というようなことを言われて、自分では意識していないので驚きました。制作動機は怒りですが、それは人の悲しみや苦しみに触れるとそれをもたらした人や構造に憤りを感じ、そこに存在する理不尽さや人々を社会に伝えたいと思うのです。今回、作風が変化しましたが、根底は同じで、憤りを違う角度から、つまり憤りに焦点をあてるのではなく、渦中にいる人々に光を与えたいと変化したからだと思います(他にもいろいろありますが😅)安藤さんの感想に受け応えできてるのか分かりませんが、安藤さんの仰られるようなことを感じて下さる方がいらっしゃれば、嬉しいです😊」

最終日、
どうぞ宜しくお願いします😊

藤飯千尋展 universe
  2022年2月5日(土)ー16(水)
 11:00〜18:00 (最終日16:00)

ギャラリー島田 un
〒650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX 078-262-8058 
メールアドレス:info@gallery-shimada.com








アーティストステートメント(2022 ギャラリー島田)

2022-02-12 13:31:00 | my 展覧会情報
制作を続けていると徐々に変化はしていくのですが、この1年は大きく変化したのだと思います。そのひとつが、怒りが制作の動機だったのですが、それを前面に押し出すのではなく、その事象を違う角度から眺めるようになった、ということです。

また今までは、怒り(悲しみ)など感じる出来事について考えを文章にしたため、凝縮したタイトルをつけたのちに制作を開始していました。それを手放し、無為に制作した後、作品を見つめてタイトルを呼び起こすようになりました。

以下、ステートメントです。

「人間の醜さ、愚かさ、浅ましさ、
それらが引き起こすイジメ、虐待、暴力、差別といった事件。不安定な社会情勢に翻弄され苦しむ人々。そういった具体的な事柄に対して、まず言葉を紡ぎ出し、イメージを膨らませ、テーマを絞り込んでいました。

特に2020年に起きた千葉県野田市の栗原心愛(みあ)ちゃんの実父からの虐待は壮絶で、父親に対してはもちろんのこと、自らも暴力の被害者だった母親が保身のために夫に逆らえなかったという事実、またSOSを出しながらも助けることを放棄した学校関係者、虐待を疑いながら手を差し伸べられなかった大人たち、彼らに対する怒りから筆を握りました。

しかし、それらの思考を手放し、無為になることによって現れたもの、それは闇から光へと眼差しが移り、今までとは異なる世界でした。

私たち人類、動植物、自然、地球上のあらゆる生命はどれも等しく尊い。

そのごく当たり前の事実をはるかかなたの宇宙(universe)から見つめる。

俯瞰することによって今までの怒りが光に変貌したのではないだろうか。

もし今、冒頭の栗原心愛ちゃんの事件について描くとしたら、父親に対する怒りではなく、心愛ちゃんを優しく包み込むようなまなざしを向けられるように思う。

それが今までの制作との大きな違いであるように思う。」


title 「universe  Ⅵ」
size  727×500mm


title 「覚醒」
size  727×500mm




new world ! 個展5日目!

2022-02-09 20:38:00 | my 展覧会情報
本日5日目になります!
まめに更新できないなぁ〜😅💦
facebookやinstagramもぜひご高覧下さいね。

やはり作風が大きく変化したらしいです。
いい方向なら嬉しい😊
2/16までです。どうぞよろしくお願いします!



title 「ヤドル(宿る)」 F100×3枚



title 「universe 」M20
こちらは全部で7枚あります✨




2022年個展「universe」

2022-02-07 11:43:00 | my 展覧会情報

facebookやインスタばかりになってきてご無沙汰してしまいました💦

2022年2/5(土)よりギャラリー島田 un(地下になります)にて個展開催中です。

6月より新たに始めた制作スタイルが好影響を及ぼしたのかな⁉︎ 随分変化したようです。是非お近くの方はご覧下さいますよう、宜しくお願い申し上げます❣️


藤飯千尋展 universe
   2022年2月5日(土)ー16(水)
   11:00〜18:00 (最終日16:00)

ギャラリー島田 un
〒650-0003 神戸市中央区山本通2-4-24リランズゲートB1F・1F
TEL&FAX 078-262-8058 
メールアドレス:info@gallery-shimada.com