この秋のブーム！？

まったまたご無沙汰してしまいました。
へこむことも多いものの、なんとか元気にやっています。
さてさてこの秋は奈良に何度も足を運びました。
どうしてだか仏像に惹かれるようになってしまったのです。
仏像は昔から信仰の対象物。願いを込めて祈られるのです。
そのことがすっと感じられるように。
ちょっと弱っていた(制作に)からかもしれません。
秋篠寺、室生寺、唐招提寺、薬師寺、新薬師寺…など訪れました。
私は人の少ない、古めかしいお寺が好きみたいです。
とくに秋篠寺と新薬師寺は間近で拝観できるし、
落ち着いた雰囲気で安らげました。

ところでなぜ秋篠寺に行ったのかというと・・・
日本では唯一といわれる、伎芸天立像にお目にかかりたくて
全ての芸事を司る天女で、芸術に関する願い事を聞き入れてくれると言われています。
特に願い事をしたわけではないんだけど、
とにかく行き詰って苦しかったもので（笑）
何かにすがりたくなる気持ち、よ～く分かりました

新薬師寺は薬師寺と名前は似てるけど、
規模も雰囲気もまったく違います。
薬師寺は観光バスが何十台も（100台ぐらいは停められそうかも!?）
停められるほど駐車場は広いし、境内ももちろん広くって、
本尊以外に塔や堂などいくつもあります。
だから人もわんさかいました。

一方、新薬師寺は一方通行の細い道を通って、
奥まったところに静かに存在します。
薬師如来を取り囲んだ、12神将が本当にかっこいい
でもかっこいいだなんて言うのは、不謹慎なのかもしれません。
人々の想いを受けてきてるのだから。

次はどこを訪れるのか、目下検討中です