弁護士になるにあたり不安に思っていたことのひとつとして,福利厚生はどうなっているのか,という点があります。
裁判官・検事は公務員なので,共済組合に入ることができ,健康保険・年金も十分であり,退職金ももらえます。また,格安家賃で官舎に入れます。
これに対し,弁護士は,修習終了後2年間は継続して共済組合に入れますが,その後は普通の個人事業者です(ずっと勤務弁護士の人を除く。こちらは普通のサラリーマンと一緒)。
ただ,何人かの弁護士に聞いたり,ネットで調べたりしたところ,弁護士も,健康保険については,弁護士国民健康保険組合,年金については,弁護士国民年金基金,退職金については,小規模共済を利用すれば,それなりの額をカバーできそうです。
これらの保険料は,経費として算入でき,節税効果もあるようです。また,基本的に報酬比例ではないので,修習終了後も共済を継続する人は少ないらしいです。
このように社会保障の面でそれほど違いがないとすると,福利厚生の面での違いは,格安官舎に入れるか,KKRなど全国的な公務員の福利厚生施設を利用できるかどうか,などになりそうです。
もっとも,好きなところに住みたい,好きなところに泊まりたい,と思っている人にはそれほど魅力的ではないかもしれません。
ただ,大きな違いとして,裁判官・検事はこういったことを自分で処理せず,裁判所・検察庁がやってくれますが,弁護士は自分で確定申告するので,税理士と相談しながら,いろいろ考えなければならないという点でしょう。
裁判・事件に集中したい,という人は裁判官・検事が,自分でいろいろ工夫するのが好きな人は,弁護士が向いているのかもしれません
裁判官・検事は公務員なので,共済組合に入ることができ,健康保険・年金も十分であり,退職金ももらえます。また,格安家賃で官舎に入れます。
これに対し,弁護士は,修習終了後2年間は継続して共済組合に入れますが,その後は普通の個人事業者です(ずっと勤務弁護士の人を除く。こちらは普通のサラリーマンと一緒)。
ただ,何人かの弁護士に聞いたり,ネットで調べたりしたところ,弁護士も,健康保険については,弁護士国民健康保険組合,年金については,弁護士国民年金基金,退職金については,小規模共済を利用すれば,それなりの額をカバーできそうです。
これらの保険料は,経費として算入でき,節税効果もあるようです。また,基本的に報酬比例ではないので,修習終了後も共済を継続する人は少ないらしいです。
このように社会保障の面でそれほど違いがないとすると,福利厚生の面での違いは,格安官舎に入れるか,KKRなど全国的な公務員の福利厚生施設を利用できるかどうか,などになりそうです。
もっとも,好きなところに住みたい,好きなところに泊まりたい,と思っている人にはそれほど魅力的ではないかもしれません。
ただ,大きな違いとして,裁判官・検事はこういったことを自分で処理せず,裁判所・検察庁がやってくれますが,弁護士は自分で確定申告するので,税理士と相談しながら,いろいろ考えなければならないという点でしょう。
裁判・事件に集中したい,という人は裁判官・検事が,自分でいろいろ工夫するのが好きな人は,弁護士が向いているのかもしれません