あろてあろあ日記

単なる日記です。特にテーマもありません。
目的地を定めない旅行もいいものです。

バンドワゴン効果

2007-07-30 | Weblog
バンドワゴン効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


投票行動においてバンドワゴン効果とは、マスメディアなどによって選挙予測報道が流れた後に、有権者が有利と言われたほうに投票することを指す。

これに対し、いわゆる「判官びいき」のような投票行動になるのがアンダードッグ効果である。1996年の衆院選、2000年の衆院選で自民党が事前の予想では過半数を獲得すると伝えられながら実際には獲得できなかったのがこの例である。バンドワゴン効果とアンダードッグ効果を総称してアナウンス効果と呼ぶ。

特定の候補者を支持していない者は、どうせ投票するなら勝ち馬に乗ろうという心理が働くため、バンドワゴン効果の影響を受けやすい。これに対して特定の候補者を支持している者は、その候補者を落選させまいとするため、自分の支持する候補者が不利な場合はアンダードッグ効果の影響を受けやすい。




昨日の選挙はこの影響でしょうか。



まあ,そういう面はあるにしても,負けたのに『改革を進めていかなければならない』『美しい国を作らなければならない』とか未だに言っているのを見れば,この結果もやむを得ないのかな,という感じもします。



人を相手にする仕事は,相手の話をよく聞き,相手の考えていることを理解した上で,わかりやすい言動をするよう心がけなけないと,上記のような効果により,簡単に結論が出てしまうな,と思いました

異常気象

2007-07-25 | Weblog
異常気象に見舞われる欧州=英は60年ぶりの大洪水、東欧では熱波(時事通信) - goo ニュース


(時事通信)


【ロンドン23日AFP=時事】英イングランドで60年来で最悪の洪水が起き、東欧では熱波が続くなど、欧州が異常気象に見舞われている。

英国のイングランドでは4日間降り続いている雨で河川が氾濫し、数千人が村や町で孤立している。イングランドの中、西部では低地が水浸しとなり、多くの人々が停電や飲料水の欠乏に直面しているが、予報では雨はさらに降り続くとみられている。

政府は軍の部隊を投入して救援活動に当たっている。ブラウン首相は被災地を視察した後、2億ポンドの災害支出を約束した。同首相は「他の先進諸国と同様に、我々も気候変動にかかわる問題を甘受しなければならない」と述べ、災害が気候変動のせいだとの見方を示した。

一方、東欧のルーマニアでは約1週間にわたって熱波が続き、死者が18人に上っている。幾つかの地方では気温が2日続けて41度に達し、警報が出されている。

またブルガリアでは23日、一部の地方で気温が45度を突破した。この暑さで死者も出ており、山火事が1900件発生した。暑さはあと2、3日続くと予想されている。作物への被害も深刻で、北部の市では干ばつでトウモロコシやヒマワリの90%が被害を受け、非常事態令が出された。〔AFP=時事〕



うーん。異常気象です




即日起案も今日明日でおしまいです。


今日は,昼ご飯の時間も記録を読んで,全く休みなく,夕方までほとんど席も立たずに取り組んだのに,最後まで終わりませんでした


ちょっと異常だろ,というのは大げさか,それとも単なる能力不足か

試験試験試験

2007-07-23 | Weblog
梅雨が明けませんね。クーラーのある家と研修所の往復で,季節感がないので,7月も下旬になるとは思えません。


基本的にお盆にある卒業試験に向けての勉強があるので,あんまり遊ぶ気にはなれず,そのこともなおさら季節感のなさに拍車をかけています。


今日は,模擬裁判の和解みたいなものをやったのですが,試験に関係ないせいか,欠席者もチラホラいて,内職もしている人も結構いました。




前の期の修習生が結構試験に落ちたせいか,教官たちが修習生をけしかけるので,修習生が全体的にナーバスになっている印象があります。


修習生が勉強するようになったのはいいことでしょうが,ちょっと本末転倒になっている気もするのですが,どうなんでしょう?




試験に落ちるのは,修習生にとって死活問題なので,内職をする修習生を責める気にもなりません。


試験の評価の基準もよくわからず,裁判官希望の人などは成績が重要なので,教官の評価をすごく気にしています。




こういう傾向がどうかとも思いますが,自分も当事者なので,とりあえずは今の傾向に乗っていくしかなく,ちょっと複雑な気持ちです


研修所記録②

2007-07-20 | Weblog
即日起案が続いています。


今日はちょっと疲れたので,軽く飲みに行ってしまいました


「たまには気分転換も大事だ。そのほうが能率が上がるし」と言い訳しています







研修所の記録というのは,実際の事件を基にしつつも,採点の対象とするために問題点をちりばめられています。


時には,「現実の検察官や弁護士はこんなことしないだろう」と思われることも盛り込んで,修習生に問題点を捉えてもらおうとしているように思われます。






採点の対象としているということは,出題者の想定している方向に記録を検討していくと良い点が取れるという仕組みになっていることを意味します。


ですから,授業や教科書で指導される検討方法をマスターすることがまず第一に求められ,独自の視点に基づく検討なんていうようなものをやってしまうと,いい評価が得られないように思われます。






こうした訓練方法をとることは,マニュアル思考を助長することにもなります。


ですが,実際実務に出てまず求められるのは当たり前のことを当たり前にこなすことであり,それは,サービスの受け手から見れば当然のことであり,また,このことは一般の職業でも同じでしょう。


それから先のことは,その後のプラスアルファにすぎず,それは研修所が指導するというものではなく,今後の自己の研鑽によることになるのだと思います。






でも,当たり前のことを当たり前にやるっていうのが結構難しいですね。


まあ,そういうことをきちっとできるというのが,優秀ということなんでしょうが,そうだとすると,自分は優秀ではないのかもしれません







研修所記録①

2007-07-19 | Weblog
即日起案が続いています。来週までですが。




研修所の事件記録は,実際の事件を基に作られていますが,仮名処理(事件当事者のプライバシー保護のため)がなされています。


仮名として芸能人やスポーツ選手の苗字などが使われています(たとえば「原告 松坂 太郎」みたいな。特に民事系)。


教官はユーモアのつもりでしょうが,普段聞きなれている名前なので,逆に言葉や文章にし難く,ちょっと恥ずかしい感じがします




また,実際の事件だと細かすぎたり,複雑すぎたりするところは,ある程度単純化されていると思われます。


その一方で,事実上又は法律上の問題点が適度に含まれており,実際の事件の多くがそれほど問題点を含まない点と異なります。





このように,実際の事件記録と異なる点はありますが,ベースとしては実際の事件記録が用いられているので,リアリティがあり,これを素材に勉強できるというのは,研修所ならではという感じがします。



ただ,それなりにデメリットもありますが,それはまた次回に