本場イタリア 食の話 (その7)
「半端のない、美食の国」の巻
イタリアのパンはだいたい料理と一緒に食べるので、シンプルな味のものが多いです。
北と南の小麦粉の質が違うことや、地域性・郷土料理の味にあわせたパンがあり、
その種類は3000~4000種類以上ともいわれる。
イタリア美食の国、追及・発展が半端じゃありません。
おおかたイタリア南部(ローマ以南)の地方では、パン自体にオリーブオイルをつけて食べることが多く、北部ではバターを使ったクロワッサンなどリッチなパンが好まれて食べられているようです。
ミケッティ(ロゼッタ)
一般的な食事パン。皮がパリッと中はしっとり、ソースやスープとの相性がバッチリ。皮がおいしい。
塩パン(グリッシーニ)
焼きがしっかりなのでスナック感覚で。地方によってはハーブやゴマが練り込んだシリーズもあり。
クロワッサン アプリコットジャム入りワッサン。
バターの香りがいい。朝食にはこれとカフェラテがお勧め!ジャムやペースト、フレーバーが入っているものも人気。
ヴェローナ 中身はシトっと。日本にはない感じ。
お麩のような口どけの良い生地と塩気はあまりなく、ソースや生ハム・サラミと一緒に食べるとぐぅ。
パニーノ(白パン) 生ハムのパニーノ(トスカーナ名物)
言わずと知れたパニーニ生地。塩気が少なく、どんな具材にもあいます。つくりたての温かいパニーノはイタリアならでは、感激します。バールで気軽にオーダーしましょう。