黄鶺鴒 2023-10-12 07:37:12 | 日記 石橋を叩くことなく黄鶺鴒季語 黄鶺鴒 鶺鴒の傍題。 日本固有種の背黒鶺鴒のほか、黄鶺鴒、白鶺鴒の三種を河原や畑地などでよく目にする。どれも共通しているのは、長い尾を上下に振動させるということである。石叩き、庭叩きという呼び名はこの習性による。「日本書紀」の引く「一書」は、「庭くなぶり」すなわち鶺鴒が首尾を振ってイザナギ・イザナミに「交の道」、すなわち交合を教えたという。「にはくなぶり」とは、尻を振る鳥という意。例句 鶺鴒のととまり難く走りけり 高浜虚子