17音の記録 やぶにらみ

気が向いた時の記録

 俳句・無季の句 川柳と 関連記事

雪催(ゆきもよひ)

2022-11-30 09:51:48 | 日記
残業の灯煌々と明日は雪

季語 雪催(ゆきもよひ) 底冷えがして雲が垂れ込め、今にも雪が降りだしそうな空模様の意。雪害の多い地域と少ない地域では微妙な感じ方の違いももあろう。 

家の近く自動車の修理工場がある。間もなく降雪のよほぇがあると、タイヤ交換の車が列をなす。12月初旬は毎年これで残業が続く。


冬構え

2022-11-29 09:16:34 | 日記
冬構へ片仮名多き説明書

季語 雪の多い地方では、雪害から家屋を守るために、太竹や丸太をたてて、それり筵を張り巡らして風よけや、雪囲いをする。一般には北窓を塞いだり、目張りをして冬をむかえる。歳時記抜粋。 

掲句 いよいよ12月 歳時記のようなことばかりではなく、部屋の暖房も本格化。水道の凍結防止や、しばらく使わなくなった暖房器具などを取り出したり、設備操作を始めるが、取り付け、運転方法の忘れ、更には新規購入備品の操作に難渋している。

,葱

2022-11-28 09:58:00 | 日記
庭端をつひの棲み処と根深葱

季語 根深葱 葱の傍題 ユリ科の宿根草。中国西部あるいはシベリヤ・アルタイの原産と考えられ、古代から栽培されている重要な蔬菜である。特有の香気があり利用法が広く、美味として欠かせない。葉は筒形中空で先端がとがり、地中、地下に埋没して軟化白色となる。

掲句 冬になると葱を食する機会がおおく、畑に採りにいったり、買いに行くのも面倒な場合に、庭の端に過食していると便利である。ただし雪国では無理。

冬木立

2022-11-27 09:48:43 | 日記
峠路に砂置かれけり冬木立

季語 冬木立 冬木の木立をいう。昼なお暗い常緑樹の木立はいかにも寒そうだが、厚く積もった落葉で根元を覆われた裸木の木立は陽が当たって明るい。またその落葉がさらに雪で覆いつくされた場合もあろう。

掲句 積雪の峠路は車での通行はスリップ事故が怖い。積雪のある前からすりっぷ対策のすなが要所々に置かれている。

冬の虹

2022-11-26 08:32:03 | 日記
振り向けばあっという間に冬の虹

季語 冬の虹 冬の雨があがった後に、思いがけずにかかる虹は、真夏のように鮮明ではない。しかし、湖から山にかけてであったり北の山から谷間にかけてであったり淡い日差しに、たびたびかかって消えるさまは儚く美しい。

今 通ったところを振り返ると偶然に虹が見えることがある。しかし、冬は
虹を見ることは少ない。見ることは珍しい嬉しい気分になる。