恵比寿講丼鉢を神棚に
季語 恵比寿講 主として陰暦または10月20日に恵比寿神を祭る行事。恵比須神は神無月に出雲にいかない留守神といわれ全国的に恵比寿講が行われている。もとは漁村で漁業・航海の神として信仰されていたが、室町時代からは商家においても商売繁盛の神として信仰され、江戸時代からは農村でも豊作祈願とて恵比須講が行われるようになった。歳時記抜粋。
掲句 当知(農山村)では小川より小鮒をとってきて丼に泳がせて神棚に備えね風習がのこっている。
例句 戎講に大福餅もまゐりけり 高浜虚子
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